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すっきりゴクゴク系のキリンの発泡酒2つ 1000BeerChallenge(130-131/1000)

■キリンの発泡酒は3シリーズ

キリンのビールといえば、基本的にはラガー系と一番搾り系の2シリーズですが、発泡酒は3シリーズあるようです。
本麒麟、淡麗、のどごし生。
濃い味っていうのもあるようですが、糖質0%っていうもので、現段階ではそういった○○ゼロ系、ハーフ系は省いています。

で、本麒麟はビールに近い味を目指したコク系でした。淡麗は生ビールのすっきり感を目指した系、というイメージです。のどごし生は、やっぱりのどごし重視系なんでしょう。発泡酒は性格をはっきりさせるのが流行りなんでしょうか。それとも技術的にかコスト的にか全部を実現させるのは難しいのかな。


■[beer130] のどごし生

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爽やかさを連想させる缶のデザイン。WEBサイトを見ると、なんかテンション高めの勢い重視な感じがします。ごくごく飲んどけってことなんでしょうか。


■ビール情報

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名称:のどごし生
メーカー:キリンビール
産地:日本
タイプ:発泡酒
アルコール度数:5%
価格:120円くらい
入手場所:カクヤス


■味わいメモ

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外観:やや濃い金色。
アロマ:麦の甘い香り。スピリッツっぽい香り。
味わい:麦っぽい甘さ。ホップの苦味。野菜を茹でた湯気のような香り。不思議な酸味。
ボディ:ライトボディ。

意外と色は濃いのですが、香りは弱めです。全体的に甘い香り。麦なのかなーっていう程度で、ホップっぽさはありません。そしてスピリッツっぽい香りがあるような。
味わいも意外と甘い。まったりした甘さ。やはり麦っぽい雰囲気はあります。苦味は強くありません。確かに抵抗なく喉を抜けていきます。のどごし。でも後味が妙な酸味。酵母感や柑橘感といったものではなく、いまいち好きじゃない不思議な酸味だなあ。

好き度:


■[beer131] キリン淡麗 極上(生)

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発泡酒が出始めたころからある気がします。発泡酒界ではベテランというか定番なのかな。


■ビール情報

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名称:キリン淡麗 極上(生)
メーカー:キリンビール
産地:日本
タイプ:発泡酒
アルコール度数:5.5%
価格:140円くらい
入手場所:カクヤス


■味わいメモ

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外観:濃い金色。
アロマ:熟成香。フローラル感。麦の甘さ。ホップの苦味。
味わい:熟成香。麦の甘さ。ホップの苦味。酵母感。
ボディ:ライトボディ。

少し色が濃い気がします。香りも発泡酒としては感じる方だと思われます。ビールっぽいホップと麦と熟成香が、すべて薄いとはいえ、香ります。
口当たりは酵母っぽさというか酸味というか、軽めの生ビールに近い印象です。麦とホップの感じもちょっとあり。苦味をほとんど感じないのは生っぽさの重視なのかな、一番搾りなんかも苦味はかなり薄いので、同じ方向性なのかもしれません。
最後に雑味がっぽいのが残るのは発泡酒に共通する感覚、スピリッツ由来なんでしょうか。とはいえ、ビールに近い感じというか、違和感の少なさなら発泡酒で上位にくる気がします。軽めの生ビールをごくごく飲むのが好きならば、これでも良いかなってなる場面もあるでしょう。

好き度:★★

■性格は結構違いましたが

ざっくりいうと、のどごし生は好みじゃない、淡麗はわりと良いんじゃないかって感じ。お値段も少し違うみたいだし、それが反映してるんでしょうか。
でも、別に今日は発泡酒で良いやって思うときにゴクゴク飲める好みの奴を見つけとくのは良いかも。

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ビール代になります。