見出し画像

GOOGSE ISLANDのビールは爽やかで華やかな路線なのかな 1000BeerChallenge(98-99/1000)

■GOOSE ISLAND

GOOSE ISLANDは、シカゴで1988年に創業した醸造所とのことです。いわゆるマイクロブルワリーとしてのスタートだったと思うのですが、次第にアメリカ、イギリスへと流通を拡大していった様子。そして日本でもときどき見かけるようになってきました。
面白いのは、公式サイトのキャッチコピー「オンリーワンより、ナンバーワンのビールでありたい。」というやつ。クラフトビール屋さんはこだわりの強いものをつくるという定義から、どちらかというとオンリーワンでありたがることが多いようなイメージがありますが、この会社は逆なんですね。威勢が良くてよろしい。


■[beer098] GOOSE 312 URBAN WHEAT ALE

画像1

GOOSE ISLANDのメインと言えそうなレギュラーラインは3種類のようです。その中の1つがこれ、ホワイトエール。312というのはシカゴの市外局番だそうで。


■ビール情報

画像2

名称:GOOSE 312 URBAN WHEAT ALE
メーカー:GOOSE ISLAND BEER COMPANY
産地:シカゴ
タイプ:ホワイトエール
アルコール度数:4.2%
価格:3本1000円
入手場所:やまや


■味わいメモ

画像3

外観:淡い麦わら色。くすみ程度の濁り。
アロマ:小麦っぽい香り。ホップのフローラル感。柑橘系の香り。
味わい:柑橘系の酸味。ホップのフローラル感。苦味。
ボディ:ライトボディ。

ホワイトエールとしては色も濁りも薄めです。香りも強くはありません。でもホワイトエールらしい小麦っぽさと柑橘っぽさは感じられます。ホップの華やかな香りもあるのはホワイトエールとしては珍しいかも。
味わいも香りと同じく軽めでした。レモンっぽいような印象の爽やかな酸味と、華やかなホップのフレーバーがあります。そしてほんのりと苦味も。フローラル感や苦味といったホップっぽさが出てくるのは、やっぱりホワイトエールにしては珍しいような気がします。キレは良く、しゅわっと消えていく感覚。

好き度:★★★

軽いけど華やかで複雑さがあり、苦味もあって楽しい。セッションIPAのホワイト版とでもいうようなイメージです。


■[beer099] GOOSE IPA

画像4

IPAもGOOSE ISLANDの定番の1つです。ホップたっぷりのIPAはやっぱり特徴つくりやすいんでしょうか。でもGOOSE ISLANDのIPAは意外と爽やかさんでした。


■ビール情報

画像5

名称:GOOSE ISLAND
メーカー:GOOSE ISLAND BEER COMPANY
産地:シカゴ
タイプ:IPA
アルコール度数:5.9%
価格:3本1000円
入手場所:やまや


■味わいメモ

画像6

外観:淡い茶色。
アロマ:フローラル感。ホップの苦味。
味わい:フローラル感。ホップの苦味。熟成香。
ボディ:ミディアムボディ。

薄い茶色か、琥珀色くらいの色合い。IPAにしては薄いかもしれません。
香りは非常に華やかなホップ感っていう印象です。味わいもその香りの通りで、とても華やかなホップ感。そしてクリア。苦味もきちんとあるものの、主役っていうほどではありません。熟成香も感じられるけれど強くはない。スムーズに華やかさを楽しめって感じ。

好き度:★★★★

すっきり爽やかだけどホップ感が強い、セッションIPAみたいな雰囲気。でもアルコール度数は意外と高め。


■都会のビールは爽やかさ重視か

GOOSE ISLANDのこの2本は、なかなか爽やかで華やかな雰囲気でした。ホワイトエールとIPAでこの雰囲気って珍しいんじゃないかと思ったので、意外な楽しさ。シカゴの都会っ子はこういう感じなんですかね。

>>クラフトビールをお取り寄せ


ビール代になります。