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あ!ま!い! Barley Wine Wala Wang 1000BeerChallenge(185/1000)

■バーレーワインとは

このBarley Wine Wala Wangは、名前の通りバーレーワインというタイプのビールです。
バーレーワインは、麦のワインという意味で、つまりは麦でつくったワイン。ビールとどのように違うかというと、つまりは濃い、ということでしょう。仕込みの段階で麦汁が濃く、そのため糖分が多くて、その分だけアルコールも多くできる、と。
そしてもう一つの、というより最大の特徴が、長期熟成ということのようです。ビールは通常数週間で完成しますが、バーレーワインは半年から1年くらいは寝かせます。これもワインと同じでしょう。熟成させている間に、通常のビールにはないような熟成香や、ドライフルーツのような凝縮感、カラメルや蜂蜜のような甘い香りも加わります。
バーレーワインという名前がついているものの他にも、ベルギービールでよく見かける「ストロング」などという名前のものも、これに準ずる製造法みたいです。


■ウェラワン

このBarley Wine Wala Wang、ベトナム産と書いてあります。どうも日本人がベトナムで開発したビールのようですが、あまり詳しいことはわかりません。
もともとビール類を輸入していた会社が、自分でもつくりたくなって、日本で作るよりも海外の方が楽じゃね?って話になった、というような過程っぽいのかな。


■[beer185] Barley Wine Wala Wang

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ラベルはややダサ。とりあえず適当につくった下書きみたいなフォントと配置ですが、わざとなのかな。


■ビール情報

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名称:Barley Wine Wala Wang
メーカー:ウェラワン株式会社
産地:ベトナム
タイプ:バーレーワイン
アルコール度数:12%
価格:600円くらい
入手場所:成城石井


■味わいメモ

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外観:淡い茶色。
アロマ:甘い熟成香。カラメルっぽさ。麦っぽさ。
味わい:カラメル感。凝縮されたフルーツ。蜂蜜のような甘さ。シロップのような甘さ。
ボディ:フルボディ。

色はそこまで濃くはなく、油断させられます。香りは濃い甘さっていう印象。カラメル感が少しあるけれど、とにかくまったりっていう感覚です。ベルギービールのようなスパイシーな感じはありません。
味も、甘い。濃い。凝縮感のあるフルーティーな感じと、蜂蜜のコクのような、などと上品に言えれば良いのですが、ちょっと語彙力がないもので、咳止めシロップかよ、と思いました。奥からじわっとホップの苦味と麦っぽさも出てきたのですが、それよりも、まず、甘い。
電気ブランにミードを混ぜて煮詰めたようなイメージで。これはさすがにビールとしては飲めません、ワインとしても濃い、1ショットで満足。なかなかインパクトありました。

好き度:★



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ビール代になります。