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山も谷も味方につけよ! オフィスを知らない新卒デザイナーの1年目

こんにちは。ADWAYS(アドウェイズ)のデザイナーのみきてぃです。
このブログを読んで下さる皆さんに、少しでもADWAYSのリアルなリモートワークの雰囲気を知っていただきたく、今回、執筆に名乗りを挙げました。
まずは軽く自己紹介から。

自己紹介_上
自己紹介_下



フルリモートワークでの新卒1年目

入社からいきなりフルリモートワーク!
以来、一度も出社しないまま2年目を迎えた私が、【1】学生と社会人の違い、そこから見えてきた【2】仕事としてのデザインについて、新卒1年目を振り返りながら書いてみたいと思います。

【1】学生と社会人の違い

学業とお仕事の差、と言われてもあまりピンと来なかった就活生時代。
実際に社会人として働き始めてみて、最も違いを実感したのは「スピード感」でした。

学生時代は好きなだけ時間をかけて作品を作る、はたまた足りないときには仲間と一緒に徹夜して……なんていうのも青春の思い出ですが、お仕事では決まった時間内で最大限のパフォーマンスを発揮することが求められます。

大学の制作では、数週間から1ヶ月、また、産学連携などの長期プロジェクトだと半年もの時間をかけて行うものもありましたが、広告系のデザインは特に納期がタイトであることが多いため、大学時代ほど時間をかけることは難しいです。
そのため、ある程度のスピード感が必要になります。

入社後は、業務のスピード感に追いつくことに必死で、焦った時期もありました。
決められた時間内に最良の答えを出すためにはどうしたらいいの?
そんな疑問から生み出した、私なりの答えが【2】にあります。


【2】 仕事としてのデザイン

入社後は、まず既存社員の半分くらいの作業スピードが求められます。
(先輩が半日でできる作業を、新卒は1日かけてできればOK)
なるべく早く既存社員の皆さんに追いつくために、私が重視したのが

・Photoshopなどのデザインツールのフル活用
・円滑なコミュニケーションのための理解力と言語化能力

この2つです。

技術面では、
先輩方から効率化のアドバイスをもらったりツールの中でのおすすめ機能や活用法を教えてもらったり、あとは自分でいろいろ触ってみたりなど、使えるものはフルで使って、限られた時間の中でいかに良いものを作れるかを考えました。
大学時代はほとんどPhotoshopを触っていなかった私ですが、入社後にみっちり手厚い研修をうけ、今では軽い動画バナーも作れるようになりました。研修を担当して下さったデザイナーさんは、今でも私の憧れの存在です。

もう一つのコミュニケーションの点では、
リモート下ということもあり、メッセージを正しく認識する理解力と、自分の伝えたいことを文章にする言語化能力を意識しました。
基本的にはチャットベースでお仕事を進めるので、デザインの雰囲気や方向性の共有など、クリエイティブならではの感覚的な部分の言語化力も鍛えられました。

好きなものを好きなだけ時間をかけて作っていた学生時代に比べ、コストや効率などを踏まえ、どこまで良いものを作れるのかを考えるのが学生と社会人との違いであり、お仕事としてのデザインだと思います。



まさか私が!?「新人王」のこと

そもそも新人王とは……
半期に1度開催しているADWAYSの社員総会で、入社1年以内の社員の中から、役員や上長の推薦・投票で選出される表彰のこと。

新卒入社した翌年の2021年上半期(評価期間は新卒1年目の10月〜翌3月)に新人王を頂いたのですが、率直な感想は、「え、私が!?」でした。

評価して頂いた点は、成長スピードが早かったことと、あらゆるジャンルのデザインをこなせている……という有難い内容だったのですが、元々、私は自分に自信を持てないタイプの人間なので、正直、自覚はなかったです。
(と言っても、受賞の連絡を頂いた時は飛び上がるほど嬉しかったです!!)

この賞を頂いたことで、もっと自分の作るクリエイティブに自信を持ってもいいのかなと考えるようになりました。

私は、一人で大きな仕事をとってくるなどの特別大きな貢献ができたわけではなく、日々の案件を一つ一つ大切に、今持っている最大限の力でクリエイティブを作り続けてきました。

誰もがアッと驚くような偉業だけではなく、
私のようにコツコツ積み重ねている人間も見落とさずにきちんと評価してくれる ADWAYSは最高だ!と感動しました。

これからも自分にできる「最大限」を更新し続けたいです!(意欲もりもり)


コロナ禍でのリアルな働き方


今、就職活動真っ只中の方の中には、このコロナ禍という環境で、仕事探しへの価値観が変わったという人もいるのではないでしょうか?
そこで、コロナ禍でのリアルな働き方についても触れたいと思います。

私がリアルに感じたこと (※あくまで主観的な意見です)

・相談のハードルを高く感じてしまう
先輩たちの動きが見えにくいので、どうしても遠慮がちになってしまい、自分から話しかけるハードルを高く感じてしまうことも。
(大切なのは遠慮ではなく配慮。先輩の立場になった今は、力になってあげたいという気持ちが強いので、むしろどんどん相談して欲しい!)

・ネガティブなことを考えてしまいがち
私のように周りを気にしすぎる性質の人は、少々しんどさを感じるかもしれない……。(これは、気にしすぎないのが一番!)

・やっぱり寂しさはある
メンター制度や定期的なお茶会(休憩時間にビデオ通話で15分ほど同じチームの先輩社員と雑談する会)があったのですが、それでもたまに寂しさを感じる瞬間はあった。

・自分時間をいっぱい確保できる!
通勤時間がない分、退勤後はすぐにプライベートを楽しめる!
退勤してすぐにお風呂に入ることも可能!(最高~)

・通勤で感じるストレスがない
人混みを避けることができる。暑い日も寒い日も快適にお仕事!

・休憩時間に家事ができる  
ランチを自炊できる!急な雨が降ってきても洗濯物の心配なし! etc

もちろん、良い面もそうでない面もありますが、対人だと気を遣いすぎて疲れがちな私にとっては良い面の方が多いかなぁと感じています。
逆に、人と会うのが大好きで、飲み会などもいっぱいしたい!というタイプの人は、寂しさを感じてしまうかも……?


リモートワークに命を助けられた(?)みきてぃ復活劇

思い返せば、私の新卒1年目は山あり谷ありな1年でした。
初めての一人暮らし、上京、新社会人、リモートワーク、コロナ禍、ステイホーム……。沢山の初めてと不安を一気に背負い込んだ私は、6月の下旬ごろから、かつてないほど精神状態がどん底になりました……。

どこかに出掛けたくても、実家に帰りたくても、状況的にステイホームを強いられる。
そもそも、リモートワークを想定せずに1Kの部屋を借りたので、嫌でもプライベートの時間に仕事道具が目に入っちゃう。
この頃の私は、仕事からプライベートへの「OFF」の切り替えが上手くできず、リフレッシュしきれていませんでした
私以外でも、コロナ禍で色んな不安を抱えた人も多いかと思います。

そんな時、マネージャーの方が

ミキティ挿絵_1

そんなのアリですか!? と提案に驚く私。

ミキティ挿絵_下

そんなありがた~いお言葉に甘えて、入社1年目の9月中旬~10月いっぱいまで(約1ヶ月半)大阪の実家からリモートワークで勤務していました。
久しぶりに家族と過ごし、愛犬にも癒された私の精神は無事に回復!

メンバーのことを第一に考えてくれる上長がいる安心感と頼もしさ、そして、その提案をOKして下さった他の社員の皆さんの柔軟さに感動。
コロナ禍で様々なことが難しい中、リモートワークだからこそできた回復方法だったと思います。
おかげで、今も元気にお仕事を続けることができています!

このような経験を通して学んだのは「全てを一人で解決しなくても良い」ということです。
自分だけでは手に負えない問題に直面したとき、チーム全体で解決に導くことが、会社に所属している意味なのではないかなぁと思います。

最後に、自分の経験から「あったらいいなぁ」と思い、
実際にリモート下で行っている取り組みをご紹介します!

リモートワークに関しては、ほとんどの人が1年生状態だった2020年。
だからこそ、何か問題が浮上したときには一緒に考え一緒に解決していく
きっとこれからもADWAYSでは、時代や社会の形に順応しながら、どんどん働きやすさが更新されていくんだろうなぁと思っています!


 “一人” だけど、“独り”じゃない

コロナ禍で迎えた初めて尽くしの新卒1年目でしたが、そんな私が1番伝えたいことは、“一人”だけど、“独り”じゃない ということです。

フルリモートでの勤務なので、実際にお会いしてランチをするなどの機会ほとんどありません。
ですが、それぞれの場所からADWAYSというホームに集まっている感覚があって、入社から1年以上たった今ではほとんど孤独感はありません。

働き方にも多様性が求められる今、現状に留まることなく変化を続けるADWAYSを、一社員として楽しみにしてます。
以上、デザイナー2年目のみきてぃでした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




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