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新卒デザイナーがディレクターへ転身! ディレクターとデザイナーの違いとは

こんにちは。ADWAYS(アドウェイズ)のディレクターの山川です。
リモートワークが続く中、おうち時間を充実させるべく、
最近は家庭菜園にハマっています!
大葉・バジル・パセリ・パクチー・ローズマリー・ベビーリーフなどを育てながら、夏を感じているところです。笑

さて。今回は私の実体験、
新卒入社3年目のデザイナーがディレクターになった」ことについて
お話させていただきます!

デザイナーとディレクターの違いや、ディレクターになって感じたことなど自分の体験を交えて、ご紹介できればと思います。


デザイナーで入社、じわじわとディレクターに……?


まずは、入社1年目から現在までのお仕事内容と流れをざっくりとご紹介します。

私は、2018年に新卒デザイナーとして入社し、
1年目はコスメ・女性向けキュレーションアプリ・マンガアプリ・金融など様々なジャンルのバナーやLPの制作を行っていました。
そして2年目からは、デザイン業務と並行して、マンガアプリのWeb広告のディレクションをするようになり、
3年目の今年から正式にディレクターになりました。
現在は主に、コスメ商品・マンガアプリのWeb広告ディレクションをしています。


ディレクターに転身したいと思ったきっかけ

では、そもそもデザイナーとして仕事をしていた私が、なぜディレクターになりたいと思ったのか。
それは、バナーをデザインするだけでなく、
「バナーの企画や考察・検証といった上流の工程を知って、もっとWeb広告について知識を深めたい」と思ったからです。

入社したばかりの頃は、さまざまな案件の制作を通して、自分の技術力が向上していくことに、楽しさとやりがいを感じていました。
しかし、デザイナーを続けていくうちに、

「どういった考察があって、このバナーを作ることになったのか」
「作ったバナーの効果はどうだったのか」
「その効果を元にどのような検証を行ったのか」


などが気になるようになりました。

そういった疑問点は都度、ディレクターに聞くことができましたが、
デザイナーとしてクリエイティブ制作を進めながら、さらに各案件の検証の流れを深く追うことは物理的に難しかったのです。
そのため、ディレクターになって特定の案件を担当し、バナーの企画や考察・検証の知識を身につけたいと思うようになりました。

それからはだんだんと、自分の中で「ディレクターになりたい」と明確に考えるようになりました。
クリエイティブチームは、本人の希望するキャリアステップをできる限りサポートしてくれるため、デザイナーからディレクターへ、部署内異動をしたい旨を上長に相談してみました。
快く受け入れてもらい、スムーズにディレクターになることが決まりました!
その結果、3年目からは正式にディレクターとしてお仕事をしています。
以前の記事でも紹介があった、別部署からの異動ができる体勢、
ジョブローテーションのミニ版のような感じです。
部署内でも希望を出せば、異なるポジションへの異動が可能です。


私視点のADWAYSディレクター

ここからは実際に、私がADWAYSのディレクターとして業務をする上で、
デザイナーとは違うところや、感じたことをご紹介したいと思います。

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まずは、ADWAYSの広告の仕事に携わるディレクターとデザイナーの
「役割」「考え方」の違いについて、お話して行ければと思います。


■役割
ディレクターは主に、企画営業担当者と広告運用担当者とクリエイティブ会議を行い、広告の企画を考え、納期・品質管理を行います。
様々な職種の人と関わるのでコミュニケーション能力が必要になってきます。

一方デザイナーは、主にクリエイティブ会議で決まった企画に合うような広告のデザインを行います。
とはいえ、完全に作業だけ!という訳ではなく、案件によってはデザイナーもクリエイティブ会議(営業・運用・ディレクターがどのようなクリエイティブを作るのかを決める場)に参加して、デザイン視点で一緒に企画を考えることもあります。
そして、様々なジャンルの案件があるため、どんなデザインにも対応できる柔軟性が求められます。


■考え方

あくまで私の感覚ですが、
デザイナーは「固定概念にとらわれない斬新な発想力を形にする」考え方、

ディレクターはその発想力に加えて、
実際の広告効果をもとにした「ファクトベース」な考え方も必要になってくると思います。


ユーザーの目を引く広告を作るには斬新な発想は不可欠ですし、リソース的に制作可能か・クライアントのKPI(業績指標)に合った効果を出せるかという現実的な視点も不可欠です。
そのため、デザイナーとディレクター・企画営業担当者・広告運用担当者全員が協力し合ってバランスの良い検証を進めていくことが大切です。


このようにディレクターとデザイナーで、役割や考え方の違いはありますが、良い広告を作りたいという思いは一緒です。
クライアントの期待値を超えるような広告を作るにはどうしたら良いのか、
日々デザイナーさんと案を出し合いながら制作するのはとても楽しいです!



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次に、ディレクターになって感じた
「苦労したこと」「成長したこと」「やりがい」の3つについてです。
この辺りは、初期感じていたことや、現在進行形のものもあります。

■苦労したこと
ディレクターになってはじめに、一番苦労したことは、
「案件状況の把握」です。
デザイナーの頃は、各案件のデザインのトンマナやそのときに作る訴求についての理解をすればよかったのですが、ディレクターになると、案件に合った新たな訴求や、検証内容を提案・企画するためにクライアントのKPIや広告予算、過去の検証結果など、担当案件の状況を深く知っていなくてはいけません
デザイナーからディレクターになったばかりの頃は、そのような案件状況の前提知識が全くなかったため、会議でなにを発言すればいいのか分からず苦戦しました。
そんなときは、自分で担当案件や類似案件の情報を集めたり、先輩ディレクターや同じ案件を担当している方々に、積極的に質問して疑問点を解決することで、案件についての理解を深めていきました。

アドウェイズには、職種や経歴に関係なく誰にでも気軽に相談できる環境があるので、分からないことはその都度聞いて解決することができました!


■成長したこと
ディレクターになって一番成長したと思うことは、
「コミュニケーション能力」です。
デザイナーのときは、毎日PCに向かって黙々と制作をすることが多かったのですが、ディレクターになると、案件に合った新たな訴求や、検証内容を提案・企画するためにクライアントのKPIや広告予算、過去の検証結果などを行うようになり、
企画営業担当者・広告運用担当者・クライアント・デザイナー……といった様々な立場の方と、会議やチャットでやり取りをすることが圧倒的に増えました。
そのため、相手の立場に合わせて適切な表現をしたり、双方の調整を行うことを毎日繰り返していくうちに、自然とコミュニケーション能力がつきました!


■やりがい

私がディレクターをしていてやりがいを感じる瞬間は、
「自分が提案したアイデアで案件に貢献できた時」です。
自分が提案したバナーの数値が良かったときは、案件状況をうまく把握して適切なアウトプットに繋げられたということになるので、
非常にモチベーションに繋がります!
このように数値でクリエイティブの良し悪しを見ることができるのも、
インターネット広告ならではの楽しさだと思います。


さいごに


以上、デザイナーとディレクター両方を経験した、私視点で感じたことでした。
この記事を読んでくださった方に、
ADWAYSのディレクターとして働く楽しさや、役割が伝われば嬉しい限りです!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!


また、私たちに興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、
是非こちらも併せて覗いてみてくださいね。


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