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むらログ

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2020年10月の記事一覧

Googleの同時共同編集がパワーアップしてた!

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、昨日は「#Zoomでハナキン1023」にご参加くださいましてありがとうございました! 実は僕にとって初めてハナキンでブレイクアウトルームでホストするという体験をしました。なんでこれが必要だったかと言うと、いつのまにか Google ドキュメントがパワーアップしていたことに気がついたからです。 Google ドキュメントはマイクロソフトのオフィスシリーズなどと違って、ファイルがクラウド上にあり、そ

ニューノーマルにおけるソーシャルネットワーキングアプローチ

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、僕の『冒険家メソッド』の本でも何度も引用している當作靖彦先生の「ソーシャルネットワーキングアプローチ」ですが、このニューノーマルの時代においてますますその重要性は評価されるべきだと思います。 まずこのソーシャルネットワーキングアプローチについて聞いたことがない人はこちらの記事をご覧ください。 むらログ: ソーシャル・ネットワーキング・アプローチとは (2013年8月7日) http://mong

斎藤孝『思考を鍛えるメモ力』

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、1週間ぐらい前に、齋藤孝さんの『思考を鍛えるメモ力』という本がAmazonで日替わりセールに出ていたのでダウンロードしておきました。読んでみると、これはかなり面白い本です。 最初は「メモは紙に手書きでなければならない」と書いてあったので、「なんだ、このアナログな本は」と思ったのですが、読み進めてみるとその本質はかなりTwitterに近いです。 そうです、Twitterなんです。 著者の齋藤孝さ

LLNで映画が「初級」教材に!

冒険家の皆さん、今日も松明の火をともして洞窟の闇の中で宝箱を探してしていますか? さて、このブログではCBLL(Content-Based Language Learning)という、小説や映像作品を通して第二言語を習得する方法について何度も触れてきました。アニメに限定すれば、「アニメ型独習者」として紹介してきたこともあります。そして、セミナーや講演などでこうした話をする際に、よく聞かれる質問が以下のようなことです。 「でも、ネイティブ向けに作られた作品が理解できるのは、

劣化版デジタルの教育効果を評価するな

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、Newsweek 誌にまた典型的な「1000ドルの鉛筆」論が載っていましたので、今日はそれについて簡単に書いておきたいと思います。 「若者も子どもも、タイピングより手書きのほうが、脳活動が活発に」 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94626.php 1000ドルの鉛筆という

パラダイムシフトを支えるICTの発展

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、昨日は「マレーシア日本語教育国際研究発表会」の基調講演にオンラインで参加することができました。 スピーカーは山田智久さんで、お話の中に ICT の学び方は「事実志向と問題志向」でやりましょう、というご提案がありました。 これは要するに、みんなが話題にしている ICT ツールを手当たり次第に追いかけていたのではなく、自分が抱えている問題を解決するためのツール だけを使えばよく、全部を網羅する必要はな