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ニューノーマルにおけるソーシャルネットワーキングアプローチ

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか?

さて、僕の『冒険家メソッド』の本でも何度も引用している當作靖彦先生の「ソーシャルネットワーキングアプローチ」ですが、このニューノーマルの時代においてますますその重要性は評価されるべきだと思います。

まずこのソーシャルネットワーキングアプローチについて聞いたことがない人はこちらの記事をご覧ください。

むらログ: ソーシャル・ネットワーキング・アプローチとは (2013年8月7日)
http://mongolia.seesaa.net/article/371368295.html
(もう7年以上前の記事なんですね)

昨日のブログにも書いたばかりですが、多くの場合、人は一人では学べないものなのです。しかし、教育関係者の間ではこの認識がまだあまりにも低いために、そうした教師による一方的な情報伝達を中心とする授業のオンライン化によって、これまでは普通に存在していた教室の同級生などが見えなくなってしまっています。この問題については初歩的な授業計画の失敗として何度もこのブログでは厳しく批判してきました。(しつこいですが、初歩的な失敗をしていることに気がつきもしないで、「オンライン化が悪い」と言っている残念な教師が何と多いことでしょう。)

しかし、ソーシャルネットワーキングアプローチは初めから他者の存在が前提になっています。授業計画として「つながる」(他者との関わり)が組み込まれているのです。もちろんソーシャルネットワーキングアプローチだけに限定した話ではないのですが、こうした最近のパラダイムをきちんと勉強していれば、今多くの人が直面している学習者の孤立といった問題は避けることができます。

ソーシャルネットワーキングアプローチについて聞いたことがない人は、ぜひ11月7日の當作靖彦先生のご講演「ニューノーマルにおけるソーシャルネットワーキングアプローチ」お聞きになることをお勧めしたいと思います。また、すでにソーシャルネットワーキングアプローチについてご存じの方も、それがニューノーマルの時代においてはどうであるのかについて新しい知見を得る大きな機会になるのではないかと思います。

このご講演は「第3回南アジア日本語教育国際シンポジウム」(#JLESA2020)の基調講演として実施されます。

詳しいプログラムはこちらでご覧になることができます。
https://drive.google.com/file/d/1d-UWuBgMzBLIwCyBAjZMLHvUTBQn_HIb/view

お申し込みはこちらです。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfemun8cQYcPSPwWaKaiuZnoS2qTHXaZj3jn7JqvDv3TU1zjg/viewform

なお、このシンポジウムは国際交流基金も共催者で、僕もこの運営に関わっています。 當作靖彦先生のご講演には僕の立場とは全く関係なく普遍的な価値があると思っていますが、僕の立場について触れないでいると「ステマだ!」と炎上しかねないので、念のためお知らせしておきます。(ま、炎上も宣伝にはいいんですけどね)

そして冒険は続く。

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【参考資料】
むらログ: ソーシャル・ネットワーキング・アプローチとは
http://mongolia.seesaa.net/article/371368295.html

#JLESA2020 のプログラム
https://drive.google.com/file/d/1d-UWuBgMzBLIwCyBAjZMLHvUTBQn_HIb/view

#JLESA2020 お申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfemun8cQYcPSPwWaKaiuZnoS2qTHXaZj3jn7JqvDv3TU1zjg/viewform

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https://www.facebook.com/murakami.yoshifumi/posts/10223370903682822

【『冒険家メソッド』と電子書籍「むらログ」シリーズを購入して海外にルーツを持つ子どもたちを支援しよう!】
2014年以降のこのブログの内容はKindle本にもまとめられています。2020年中にこちらの本をご購入になると、その収益は全額が「海外にルーツを持つ子どもと若者のための日本語教育・学習支援事業」を実施しているNPO法人YSCグローバル・スクールに寄贈されます。ココ出版の『冒険家メソッド』は初版の本体価格の5%が同センターに寄贈されます。
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