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31歳で教官を忌避指名しました【2】

「そんなに難しいこと言って無いんだけど」

大人に眉を顰められた経験はなかなか無いので、ベコっと音が鳴りそうなほど凹んでしまった。この年になると更に堪える。

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こんにちは。開いてくれてありがとうございます。

ここからは、私が初めて忌避指名するに至るまでを記した愚痴になりますので、気になると言う方のみ、そのままご覧くださいませ。

前回の話は「31歳で忌避指名しました【1】」です。

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4月某日

自練(教習所)での実技講習13回目。

第一段階の実技は基本12回。現在判子は11個目。

全て終わるのにあと半分は項目がある。

そう、なんと、鈍臭すぎて追加講習を受けているのだ。(ポンコツ〜〜)


そんなポンコツが偉そうに忌避指名なぞしてんじゃネーヨ。

ほんまにそう思うわ、まず理解しろや、と。そんなことは分かりきっているのです。理解できない私が悪いのは大・前・提 だと言うことをまず言っておきたい。


教習に当たった林さん(仮)は今回で2回目だった。座学も合わせれば3回目。

林さんは恐らく頭が凄く良い(気がする)し、流れるように理論的に話す、行動全てに意味をもたせる。なんとなく、気持ち的に…のような感覚は許さん。これがザッと持った彼への印象です。


実はこの“流れるように理論的に話す” これがもう合わないのでした。


こういう人の方が頭の良い会話ができるし、会社だと取りまとめる役職についているし、上司から煙たがられていても部下からは信頼されていると思う。きっとそういうタイプだ。知らんけど。

一見、良いじゃないか!と思うのだけど、私からすると凄く緊張して萎縮してしまう人間のタイプなのだ。


・声に抑揚がなく、どこに重きを置いて説明しているのか全く分からない。
・質問がいつも詰めるようで窮屈。正解しか出しちゃいけない気になる。
・思ってる回答や反応が得られないと怪訝な顔なする。それか放置。


一番目に関しては、きっとそれが良いと感じている人もいると思うので、正直好みの問題だとは思う。(芝居がかっているのが良いかと言われるとそれも違うような気がするし)


二番目に関しては、あの二人きりの空間で、問い詰められるのはキッツイ。

命に関わる操作を行うわけなので、厳しくなるの当然としても、問い詰めるのは無し、と思う。“流れるように“話しているのに、追いつけない人もいても不思議ではないと思う。

それプラス、これは三番目にも繋がることだけど、問い詰めた後の答えが間違っていたり、自身が思っていた回答と違えば途端にドン引きする。

傷つくくらいドン引きした表情をする。

(もうここでHPは2)

かと思えば「へぇ〜…」とだけ言って、間違いだとか合ってるとも言わず放置するのだ。

(ここでHPはゼロ)



とまあ、愚痴になってしまったが、
決定打となったのは、教本片手に説明されている時に溜め息混じりに言われた

「そんなに難しいこと言って無いんだけど」


という言葉。
わかってるよ〜〜。難しいことは言ってないよな〜。何ならその度に「頭弱くてごめんな」と思ってるよ〜。(本当に思ってる)


だからおたくもさ〜、流れるように説明すんのやめて、「大事なのは特にここです」とか区切りをつけながら話てくれよぉ。AIでも区切って喋るよ〜。



1回目に当たった時もそのようなことを言われたが、自分が悪いのだと言い聞かせて一から教本を読んで復習をし、YouTubeで教習チャンネルを見て予習もして次回の実技に臨んだ。


今回の実技教習の際、操作をミスしてしまい、やむを得ず急ブレーキになってしまったシーンがあった。

教官・林、激おこ。プンスコ。☄️


急ブレーキはあかんよね。わかる。私が悪かった。実際の道路なら事故に繋がりかねん。すまん。


しかし彼が口にしたのは、急ブレーキ危ないでしょ!のような叱咤をするでもなく、落ち着いて!と注意をするでもなく

「俺が一回言ったことは聞けよ!理解しろよ!」だった。


これで追い討ちをくらい

1回目の教習の際、自分に言い聞かせて”何とか無視していた疑念“が確信に変わりそうだったので、今回「忌避指名」という形で林さん(仮)にサヨナラバイバイした。


その疑念というのが、彼は恐らく根本的に「運転が下手な奴」と「自分の話が通じない奴」が嫌いなのだ。知らんけど。


ごめんな、林さん(仮)。私の理解力がないばっかりにイラつかせてもうて。
もう大丈夫だからな。お互いに。


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