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ガンバレ!〝森保ジャパン〟

北見から稚内に移動、その時間なんと9時間20分。改めて北海道は広いと実感しました。

最北端のまち稚内について触れる前に、11月23日におこなわれたサッカーW杯カタール大会での対ドイツ戦勝利にふれておきます。

宿舎のホテルの1室に仕事仲間(6人)が集まり、飲み物やピザなどを用意してみんなで騒がしくテレビ観戦。

前半はとにかく「ヤバい!」「危ない!」「ウワー」という悲鳴が多く、後半は「行けー!」「よし、その調子!」というかけ声が目立ちました。

日本は戦術変更が功を奏してみごとに逆転。堂安選手、浅野選手のゴールのたびに全員総立ちでハイタッチを交わしました。

サッカー監督という職業の過酷さ

前日のアルゼンチンに勝利したサウジアラビアに続く金星。「いや~これからはアジアの時代だ!」とみんなで盛り上がりました。専門的な解説はサッカー関係者に任せるとして、今回改めて感じたのはサッカー監督という職業の過酷さです。

最終予選のころから森保一監督へのバッシングはひどいものでした。「無能」「戦術の引き出しが少ない」「愚将」など、あげくには「監督を変えろ!」まで。ほぼ罵詈雑言です。

日本のために、誰がやっても難しい職責を果たそうと頑張っている人間に対して、なぜそこまで悪し様にいうのかわかりません。サッカーの素人ならまだしもプロのなかにもいましたから。「ならば、あんたがやってみろ!」といいたい。

プロは結果がすべて。確かにそのとおり。勝てば官軍、負ければ賊軍ともいう。「みんなの代表」だから批判は大いにけっこう。だけど、己のストレス解消のためとしか思えない”口撃”はやめてほしい。世の中に完璧な人間はいません。

残念ながら日本はまだ「サッカー後進国」。逆に言えば、伸びしろはあるということ。試行錯誤はこれからも続くと思うけど、成長の軌跡もう少し温かい目で見守ろうよ。

日本サッカー協会では川淵三郎会長時代に「2050年に世界一になる」と未来へのロードマップで公表しています。実現可能だと、私は確信するひとりです。

名将モウリーニョが日本代表を語る

根拠は海外(特にヨーロッパ)で活躍する選手の激増と、チームに対する日本人選手のメンタリティーです。ちょうど世界的名将モウリーニョが日本代表を語る動画がYouTubeにアップされていたので紹介しておきます。

試合前の国歌斉唱で君が代を口ずさんでいる森保監督の表情が好きです。謙虚で実直な人柄が伝わってきます。みんなで森保ジャパンを応援しましょう。

森保監督に贈る楽曲は「人生劇場」(佐藤惣之助・作詞、古賀政男・作曲)。尾崎士郎のベストセラーで、映画やドラマにもたびたびなりました。歌の世界でも村田英雄の代表曲。特に1番の歌詞が好きですね。

やると思えば どこまでやるさ
それが男の 魂じゃないか
義理がすたれば この世は闇だ
なまじとめるな 夜の雨♪

3番の歌詞もしびれます。

時世時節は 変ろとままよ
吉良の仁吉は 男じゃないか
おれも生きたや 仁吉のように
義理と人情の この世界♪

時世時節、つまり、世の風評は気にせず、森保監督は頑張ってほしい。
オカリナ版が見つからなかったので、大正琴の「人生劇場」をどうぞ。

大正琴ってなかなか味がありますね。

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