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問題と課題の区別ができない人は読むべき書籍2選

こんにちは、大人の課題図書です。

「問題」と「課題」には明確な違いがあります。当時新入社員の私はこれが理解できずに業務を行っていました。

ビジネスの現場で使う「問題」は、「ネガティブな現状や事柄」を意味します。例えば、「売り上げが未達」といったように「達成すべき目標と現状との差(理想と現実の差)」が「問題点」です。

ビジネスの現場では「問題」が「達成したい目標との差」であるのに対して、「課題」はその差を埋めるために起こすべき具体的なアクションを指します。

最も近いニュアンスは解決策にあたります。
私的には意外と正確に"問題"が特定できてしまえば、解決策はおのずと見えてくると考えています。何故なら会社ごとに人モノ金情報の資源は限られているため打ち手も限られるからです。一方で、問題を正確にとらえることができないと無駄なリソースを割き続けるなど致命傷になりかねません。

本日は問題解決に特化した本を2冊ご紹介します。

【タイトル】戦略シナリオ 思考と技術


著書:斎藤 嘉則

自ら戦略を描けるようになるための一冊。戦略を考えるときに落とし穴としてオペレーショナル思考とギャンブル思考という考え方が紹介されている。
ビジネスの現場で競争優位を生む為には戦略は不可欠だが、競争戦略の理論やフレームワークを知っているだけでは戦略は生み出せないと鋭い指摘がしてある一冊。


【タイトル】コンサルティング能力

著書:佐々木直彦

上級者向けの書籍。自分でプロセスの設計からプロジェクトの推進まで落とし込んでいる一冊。自ら考えた問題解決を相手に落とし込んだ時の戦略が描かれている。まずはざっと流し読みし、2,3回とじっくり読み込むのがおすすめ。

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