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ランフラットタイヤ(Run Flat Tire, RFT)のパンク、そしてRFTのメリット・デメリット

こんにちは
先日弊社でアドパワーの製品開発のために走行中の車両の左側リアタイヤが金属ネジを踏み、パンク状態?となってました。試験走行のためにタイヤの空気圧をよくチェックしいるのですが、基準値(250kpa, キロパスカル)より20kpaほど低かったので「おかしいな」とタイヤをチェックしたところ、写真のように金属ネジが刺さってました。痛々しいですね。
ランフラットタイヤとは、パンクして空気が抜けても一定距離(80km)程度を一定速度(時速80kmくらいまで)で走行できるよう設計されているタイヤです。

ランフラットタイヤのメリットは?

・タイヤトラブルが起きても走行できる
・ パンクによる事故リスクを減らせる
・スペアタイヤを積まなくても良い
一般的なタイヤがパンクすると空気が抜けてフラットになり、走行不能になってしまいます。ランフラットタイヤであれば、タイヤトラブルが発生しても走行できるので安心できます。
(空気が抜けてから走行できる距離や速度はタイヤメーカーにより異なります。)
その場で修理しなくても良いので、最寄りのオートバックスなどのカー用品店やガソリンスタンドなどタイヤの修理できる施設まで移動でき、急なトラブルを回避できるのが最大のメリットです。

エチオピア代理店3

また、走行中の急なパンクでの操作不能による事故を防ぎ、周囲の車両や後続車両に迷惑を与えるリスクを減らすことができます。また、スペアタイヤが不要なのでスペアタイヤを積んでいる車内空間を広く使える上に、車への積載量が減ること燃費の向上も期待できますね。

デメリットは?

・タイヤの価格が普通のタイヤに比べ高い
・ 取り扱い販売店舗が少ない
・パンク後に修理できない
ランフラットタイヤは通常のタイヤと比べると、当社は乗り心地が良くないと言われてることが多いようです。ただ、最近は乗り心地もかなりよくなっているようです。その他にも、取り扱っているお店等が限られるという事も挙げられますし、取扱店舗でも在庫がない場合があります。実際私もこのパンクを機にランフラットタイヤの交換することになりましたが、在庫がなく2−3日待つことになりました。また、通常のタイヤであればパンクの後に修理ができることがほとんどですが、パンク後に一定期間走行したランフラットタイヤは、修理することができず、交換をする必要があります。私もネジ踏んでるだけなので2-3千円で修理できるかと最初は思ってました。

ランフラットタイヤの車にノーマルタイヤにしても良いか?

結論から申し上げますと問題ありません。
正しいサイズで、車にマッチしたタイヤであれば装着しても良いとお店でも案内されました。
車検も通すことができますが、ディーラーでの車検の場合は通らない可能性がありますので事前にご確認ください。
注意すべきこととしては、
・タイヤの性能が変わる
・スペアタイヤが無い
・ 乗り心地も変わるかもしれない
ランフラットタイヤ装着車にはスペアタイヤが搭載されてないため、通常のタイヤを装着してパンクしてしまうと車を動かすことができなくなります。
修理などの連絡先の確認、パンク修理キットをトランクに載せておくなどが必要ですね。

会社名:冨澤物産株式会社
設立: 2007年9月5日
資本金:2,000万円
住所:東京都千代田区二番町1 番町ハイム216
代表者:冨澤 徹
委託研究:東海大学工学部機械工学科 落合研究室

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