仕事がうまく行かない時の考え方
おはようございます。こんにちは、こんばんは竹村です。
桜も散り、葉桜になってきましたね。皆さんご存知でしょうか?日本の桜で有名な種は「ソメイヨシノ」ですが、そのソメイヨシノは全てクローンだそうですよ。人間に置き換えたら、隣に立っている桜も前に立っている桜も、他の県で優雅に咲く桜もすべて自分...。って考えると気持ち悪いなぁ。
さて、本題です。
社会人として絶対にぶち当たる壁
「仕事がうまく進まい」
その原因は様々あるかと思います。今回は、部下をお持ちの責任ある方へお話したいと思います。
部下を持つと感じる悩み
「なぜ、分らない」「なぜ、出来ない」「なんでこうなるんだ」
温厚な上司の方でも、ストイックな上司の方なら尚更、一度は感じたことのある部下への感情かと思います。
私も過去、500人ぐらいの部下がいました。(大半はバイトでしたので、部下と呼んで良いのか分かりませんが)バイトに限らず正社員に対しても数え切れない程「なんで、こうなるんだよ」って思った事、更には叱責したこともありました。
私は比較的温厚な方でしたが、やはり月に1回は「なんでやねん」って思うことはありました。
そして、部下に指導や教育を行う訳ですね。
でも、部下も自尊心やプライドを持っているので、まぁなかなか上手いこと行かないんですよ。ましてや私の部下の正社員は全員私より年上かつ勤務年数も私より上、まぁ上手いこといきません。
ようは、どこかで舐められている訳ですね。
そして、本社より徹底事項の発信とかある訳ですけど、やらないんですよ。やってもどこかズレていたり、間違えていたりするんです。
同じ文書を見て、同じメールを見て、同じ言葉を聞いているはずなのに、人によって遂行度合いが全然違うんですよ。
なぜなんだろう?って思います。
で、私が出した答えは、見え方が違うのではないのか?
「1」と言って「1」とそのまま理解する人と「2」として変換する人がいるのではないのか?と。
そして、ある実験をしました。
皆さんの部下に面談を実施し、結果を報告するように。
と私の部下にお触れを出しました。
この時のポイントとしては、部下の範囲を伝えていないこと。
結果の報告フォーマットを伝えていないこと。
このお触れの目的は、部下と円滑に組織運営を行う為に、現状部下の目線で問題と思っている事を収集しないさい。という目的を与えました。
すると、ある部下は全員面談して、書面でまとめ、問題点への改善方法までまとめていました。
ある部下は、直下の部下数名を面談して、メールで報告してきました。
ある部下は、話しやすい部下だけと面談して、私の巡回時に口頭で報告してきました。
ある部下は、面談すらせず、適当に報告してきました。
ある部下は、面談はしたけど、報告はしてきませんでした。
ある部下は、私の問題点だけ提出してきました。
と、全員違う結果となりました。やはり理解が違うんですね。
私が求めていたのは、「組織運営を円滑に行うための現状の問題点の収集です」
この場合、一番初めの文書でまとめてきた部下と最後の私だけの問題点を提出してきた部下の二人だけが私の求めに合致する結果です。
この時、私は理解や解釈が人によって違うことを確信しました。
ここからが答えになるんですが。
仕事がうまく行かない理由は、一つしかありません。
「うまく進む」と思う像があるからこそ「うまく行かない」という答えが出るわけですので、この「うまく進んでいる」像が全員と共有できていない。もっと言えば、自分が求めているモノが部下に伝えきれていない訳です。
先程の過去の私の部下でいうと、1人目と最後の1人は私の求めるモノを提出してきた訳ですから、私の意思が共有できている。理解できている。私と解釈が同じ訳です。
よって問題なのはそれ以外の部下です。上司としては1人目と最後の1人を重宝したいですよね。言ったことをそのまま理解してくれるんで。しかし、上司として、仕事をうまく進めるためには、それ以外の部下がポイントになります。
「なぜ分らない」「なぜそうなる」「なぜできない」と思う部下や仕事仲間が一番組織として仕事をうまく進める上で、ポイントであり、逆に言えば、この部下をどうにかできれば、仕事はうまくいく訳です。もっと言えば、コミュニケーションを一番取らないといけないのは、この部下たちです。
仕事をうまいこと進めるには、理解高い部下ではなく、理解の低い部下とのコミュニケーションに一番時間をさく必要があります。
しかし、そんな時間がない。という人は時短方法が一つだけあります。
それは、理解の低い部下に向けた発信することを意識してください。
理解の高い部下は、正直どっちでも良いんです。何を言っても、どんな言い方をしても、理解してくれるんで、言い方悪いですが、放置で問題ありません。問題は理解の低い部下です。一斉に送るメールもそうですし、会議やミーティングなどの発信もそうですが、全て理解の低い部下に向けた言葉や話し方で発信することです。
「1」言って「10」理解できる部下は放置
「10」言っても「8」しかできない部下をイメージして「12」まで言うこと
全員「10」まで理解することで、組織としてあるべき「仕事がうまいこと進む」という結果になります。
やはり、時間はかかりますし、「1」言って「10」返って来る方が上司としては楽ですが、全体的に見た時に、この「12」まで言うことに時間をさくことが結果として早く仕事が進み、仕事がうまく進む結果を生みます。
少しでも日々のストレスから開放されれば幸いです。
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