絶賛淘汰中の「社内イベント」を考える
「社内イベント」
とかく議論の対象にされがちなこのワード。
ここ数年はコロナ禍によって、風向きは言うまでもなく完全アゲインスト。
「会社の”無くてよかったもの”」のひとつに数えられるまでになりました。
みなさんの会社はありますか?社内イベント。
ADプランニングには、あります。
社内イベントって難しいですよね。
運営側はもちろん大変ですし、参加する側のモチベーションにも個人差があります。
楽しみにしている人から、休日出勤と同感覚の人まで様々というのが実情だと思います。
のちの進行のために、はっきりと言いますが、
私自身は、このようなモチベーションの差は肯定されてよいと思いますし、
現に私は社内イベントのことを、殆ど休日出勤と同じだと認識しています。
今日の記事は、そんな水野が社内イベントについて本気出して考えてみた、
というお話です。
準備が大変すぎる社内イベント
実は少し前、会社のメンバーでBBQをしました。
コロナ禍以降こういった行事は自粛していたので、本当に何年ぶりだろうという感じで。
「行きたくないけど、ブログのネタ欲しいしなぁ」
という気持ちで出席することにしたのですが、
紆余曲折あって準備段階から参画することになりました。
事情が込み入りすぎていて書けませんが、これが本当に大変だった。
経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いろいろな人が一堂に会する場を作るというのは、思った以上に方々に気を使うものです。
当日も大変、だけど…
さて、これ以上書くと愚痴になってしまうので、そそくさと当日の感想に移ります。
当日も、もちろん大変でした。天候などの事情もあり、何一つ計画通りには運びませんでした。
しかし率直な感想としては、「何だかんだ楽しかったな」でした。
“何だかんだ”というワードはどうしても付きますが、それでも、楽しかったです。
コロナ禍に入るまで、当社ではそれなりに社内イベントがありましたが、それらは楽しい反面、トータルで見ると気疲れがやや勝るかな、というのが個人的な感想でした。
しかし今回は違いました。
会話すべきメンバーが対面で出揃った瞬間の、堰が切られるような感覚。
そして「ああ、この人も同じ感覚なんだな」という心地よさが場を包み、「会って話す」ことの尊さが身に沁みる1日となりました。
これまでの艱難辛苦も報われ、本当に早く1日が過ぎていきました。
逆に言えば、日頃の、圧倒的なコミュニケーション不足を感じたのです。
振り返れば、準備が大変だったのもコミュニケーション不足が原因だったのかもしれません。
冒頭、私は「社内イベントは休日出勤と殆ど同じ」だと書きました。
その感覚は変わっていません。大きな意味で、仕事の一環だと思います。
しかしながら、顔を合わせなくても仕事ができてしまう今だからこそ、
以前まで当たり前にできていた「仲間の発信する信号をキャッチする」営み、つまり「対話」の必要性と素晴らしさを感じさせてくれる社内イベントは、一周回って必要な存在のように思われました。
社内イベント、できないならば、どうするか。
今回参加してみていちばん思ったのは、
私も意見を持とう。そして日々発信しよう。
ということでした。日々のアウトプットが大切ということなんです。
こういった交流の場が簡単に開けなくなった今、日々の仕事の中でどのように細かなコミュニケーションを取っていくかが、想像以上に大切なことだと気付きました。
もっと言えば、小さくてもいいから、いかにひとりひとりがアウトプットするか。そしてその小さなアウトプットたちを、仲間たちがどのように共有するか。ということが今後試されるのだと思います。
簡単に集まれないからこそ、社内イベントの本懐を仕事に落とし込んで、日々小さなアウトプットを心がけていきたいものです。
最後に。
この記事、正直なところご時勢的に掲載するか非常に悩みました。
それでも書いたのは、今回の社内イベントがコミュニケーションの大切さを強く再認識させてくれたからです。
不快に思われた方がいらしたら、すみません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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