些細な幸せを感じる努力

「幸せ」、「不幸せ」は人それぞれの物差しによって変化すると思う。人の人生を羨むことが有れば誰かよりはマシだと思うこともあると思う。

ただ、その人が幸せだと感じれば誰が何と言おうと幸せだし、その人が不幸だと感じているのであればそれがたとえ自分の羨む環境にいようと不幸せということになる。

つまり、幸せになるか不幸せになるかはその人の意識次第だと思う。

意識次第ではあるが自分が自身の人生にどう感じるかなんて言うのは自分自身では決められないと思う。

日々起こる日常的なイベントに対して、一喜一憂するものだと思う。

一憂が積み重なると人生そのものが憂鬱になるけど一喜が重なり続けることはあまりないように感じる。

私は冷静な状況にあるとき、不幸な出来事が起きても客観的に処理することができる。「いい経験したな」なんて思えるほどに。

ただ、一線を超えてしまうとこれまでの不幸が一気に襲いかかる感情に苛まれ全てをやめたくなってしまう。

本当に幸せになりたいのであれば、まずは幸せになる努力が必要になる。

あなたにとっての「幸せ」とは何でしょうか。また「不幸せ」とは何でしょうか。

今幸せですか？不幸せですか？

幸せになりたいですか？そうでもないですか？

短い人生の中でわかっていることは幸せと不幸せは表裏一体ということ。

幸せだと感じると同時に不幸になることへの不安を感じることがある。不幸であることに幸せになる希望を抱く。

この心境にぴったりとくるのが「人生はブランコのようなもの」だ。

大きく後退するほど前進できる。必ずしもイコールではないが概ねそんな気がしている。

今できることは、現状に感謝して少しでも幸せを感じ取ってあげること、そしてさらに幸せになれるためにはどうすれば良いかを考えて行動すること。

どうせダメでも人間いつか死ぬ。望んだ形だろうがそうでなかろうが。そう思うと少し行動しやすくなるような気がしてます。

誰もが生きやすい世の中なんて理想郷でしかないのかもしれない。であれば自分で幸せになれるように立ち回るしかないのかなと思う。