サービスとプロダクトの本質は思想。応援するなら課金。

気に入ってるサービスがある。「テクノロジーを省いた時に残ったものがそのサービスやプロダクトの本質的な強さだ」ってのを最近どこかで目にしたんだが、まさにその通りで、とにかく思想がいい。明快なメッセージ、それを示す世界観（フォント、キーカラー、手触り）。機能としては情報をストックする場所なんだけど、溜めておいたものを覗きにいくと、いろいろ整理とかタグ付けとかしてくれて「やあおかえり、君がチェックしたこの情報覚えてる？」的な感じで話しかけてくれる。これセレンディピティ機能としてメニュー化されていて、ネーミングも素敵だけど日々自分で取ってきた情報たちに再会できるのがとてもいい。自分の琴線に触れた情報と情報が出会って有機的につながって変化して何かがひらめくような、アイディアそのものが生まれる構造そのものを宿したサービスだと思う。で今日、ちょっと久しぶりにアクセスしてみたら（近頃はただただ情報を放り込むだけだったので）「無料期間ｵﾜｯﾃﾙﾖ」の表示…いつからだ…あとで読もうとかいいセンテンスだなとか結構大事なソースとかぜんぜん入ってないな…能動的に動いてくれるなら「もう情報キープできないよー」も教えてよ…課金してリスタート。