見出し画像

一ヶ月間、ココイチしか食べない

わかりました。


・キャンペーン期間中、ココイチのカレー以外を食べない
・その際の会計は1000円を超えるように調整し、スタンプを貯めていく

一ヶ月間、生活の模様をできるだけ記録に残しました。
ちなみにキャンペーン前、これを書いている鷺ノ宮は一度もココイチに入ったことはありません。どんな味のカレーなんだろう。

一応、鷺ノ宮はスクスタリリース時にこの記事を書いてから二年半欠かさずプレイしており、今は小説や漫画などで二次創作もしています
私は本気です。


(この記事は一ヶ月間のカレー生活の記録の日記から、オタクの日常の記述部分を削って、カレーに関する記述をまとめたものです。当時の日記の形で読みたい場合は下記マガジンをチェックよろです)


初日

1食目

初日。まずは予告でも書いた通り、鷺ノ宮はココイチのカレーというやつを食べたことがない。しかし都内に住んでいて一度も食べたことがないってこともないと思うが、味も注文方式も、何も覚えていないのは確かだった。

なのでまずはメニューの確認から始めることにする。気になるポイントは二つある───ひとつ、どんなカレーがあるのか。ふたつ、満足できる量が出てくるのか。

仮にココイチを「一度は食べたことがあるが、そのことを忘れている」のだとしたら。一度行った飲食店に行かない理由は、一言で言えば「割に合わない」からだろう。最終的には「店員のサービスや立地なども含んだ総合的な判断になるとは思うが、行かなくなる要素として容易に想像がつくのは「口に合わなかった」か「量が少なかった」かだ。

これらの疑問を解決するヒントは、そのものズバリ「ココイチの楽しみ方」というページに書いてあった。カレーソースは5種類。これらをベースに様々なトッピングや辛い甘いの調節を行い、自分なりの最適解を見つけていくのがココイチというやつらしい。

ライスに関しての記述を見て、一安心する。ライスを増やした分だけソースの量も増えるというのなら、オプションとしては申し分ないだろう。ココイチに行ったことはない鷺ノ宮にも、カレーライスというものがひとえにルーとライスのバランスによって成立していることはわかる。どちらが多くても少なくてもいけない。

バランス。そう、カレーライスとはつまりバランスの料理と言えるだろう。ルーとライス、野菜と肉、スパイスと水、そして様々なトッピング。鷺ノ宮も日本で生きてきた以上、今まで何度もカレーを食べたし、作ることだってしてきた。キッズキャンプの定番であるカレーづくりがなぜ楽しいか考えたことはあるだろうか?最終的にカレールーを入れてしまえば失敗がほぼないと同時に、水量や野菜や肉などの具の量、そして火加減などで味に変化が生じ、同じ材料を使っているのにグループごとに異なる味わいが生まれて楽しいからだ。幼い頃参加したこどもキャンプで、各グループを渡り歩いて全ての鍋のカレーを味あわせてもらった日のことを、今でも覚えている。

だが、そのバランスこそが恐怖の源であるとも言えるのではないか。トッピングのページを眺める鷺ノ宮は、子供の頃、友達の家で遊んだカスタムロボを思い出していた。数多のパーツから細かなセッティングをし、対戦へと赴くあのゲームに、いい思い出など全く無かった。鷺ノ宮の家にはカスタムロボを遊ぶためのNintendo64がなかったので、人の家で対戦に誘われたときしかカスタムロボをプレイできなかった。何をどうカスタムすればいいかもわからず、友達が教えてくれることもなく、子供同士の手心の一切ない対戦で、ボロカスに負け続けた苦々しい記憶しか残っていないのだ。

ココイチのトッピングはまるであの日の友達と同じ様に、選択を迫ってくる。なにもわからないというのに、キャンプのカレーのようなランダムに身を委ねることもできない。頼む、確認させてくれ!幼い頃の自分が心の底で叫んでいた。それぞれのパーツの違いを、何が自分にとって有用で、有用でないのかを。ひとつひとつ、確かめさせてくれ……





1食目 ポークカレー 800g

ということで確かめることにした。まずはカレーの味とライスの量を。数多のトッピングに踊らされることなく。
これが、選択の自由だ。

ひとまず、量は問題なさそうだ。というか多い。本来トッピングに使う分の金額を全てライスのボリュームに振ってるので、これで足りないなんてことがあったら大変だが。思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。
ココイチが粘度の低いカレーだとはなぜか今まで考えもしなかったので、揺らぐカレーの水面を見て、海に来てしまったと思った。フリッパーズ・ギターの「海へ行くつもりじゃなかった」って、ココイチの800gのことを言ってたのか。

脳内で「Goodbye, our Pastels Badges」を再生しながら、スプーンをくぐらせてカレーを口に入れていく。うまい。辛さはノーマルだが、ちゃんと辛いことがわかる。ただ初見の自分の好みで言えば、もっと粘度の高いカレーのほうが好みに合致している。しかし必ずお腹いっぱいになることがわかっている量を目の前に手と口を動かすのは、食いしん坊にとっては幸せな時間だ。

しかしそんな幸せブーストで乗り切れるほどハッピーな量ではなかった。残り三口というところで完全に手が止まり、脳内のフリッパーズ・ギターはいつのまにかフードファイトのBGMに変わっていた。食道の奥に若干の込み上げてくる何かも感じるが、経験から言って幽門が開けばあと三口は入るはずだった。幽門がなんなのかはよくわかってないが、土山しげる先生の漫画でそう言っていたのを盲信している。ひとまずは幽門開き待ちということで、メニューとかを見て耐えよう。来店する前からこういうオーダーをすると決めていたので、店内メニューを見ていなかった。


いやおすすめのセットあるんかい〜〜〜!!!


完食。クリアファイルを貰って退店。アルミの袋にピンクの文字が眩しい。
あまり信じたくない事実だが、今回のコラボの描き下ろしイラストは、このクリアファイルを除くと抽選で手に入るアクリルスタンドかポスターしかない。ふざけやがって…。
午後は気絶しそうになりながら仕事をして終了。


2食目

だが夜になればまたお腹は空く。夜間の空腹というヤツは非常に強敵だ。お腹が空いたままではいられないが、一番悲しいのはそこでしょ〜もない食べ物を入れてなんの満足感もなくふて寝してしまう展開だ。夜を使いはたすのにちょうどいいだけの栄養が自分の中にあればいいのだが。

キャンペーン初日の夜ともなれば、仲間のココイチ食べた報告がタイムラインに自然と流れてくる。自分にとっては今日まで行ったことのない店舗だったが、ココイチはしっかりと全国展開をしているので、住んでいる地域に関わらず全国津々浦々の仲間たちが美味しそうなカレーの写真をアップしている。西の方に住んでいる仲間からもオススメのオーダーを教えてもらえた。これで1500円になるそうなので適宜減らして1000円ジャストにするといいと思う。

1000円分のカレーを腹に入れるほどお腹が空いているかと問われたら、正直怪しくはある。だが、タイムラインを彩るクリアファイルたちの写真が、鷺ノ宮を店舗へといざなっている。12人のメンバーが織り成す全12種類のブラインド。まだ、まだ最愛の人に、三船栞子さんに出逢えてはいない。そうだ。命と同じでクリアファイルも有限だ。あるうちに行くのが正しい。早く仲間たちに引けた報告をしたい。


2食目 ポークカレー甘口 800g

ということで確かめることにした。カレーの味を。何者にも邪魔されることなく。
これが、選択の自由だ。

目の前に現れたカレーの海とライスの島にたじろいで、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。
勘違いしないでいただきたいのだが、いくら鷺ノ宮がわんぱく小僧だったとしても、800gは多い。普段こんなに食べない。それを一日二回。フードファイターを目指しているわけでも断じてない。将来はデザイナーかライターがいい。いつだって転職したい。

だがトッピングがない分、カレーの味がよくわかる。確かに昼に食べた甘口でないポークカレーとは異なる。ただ甘くないだけでなく、甘さが旨味の一部になっているというか。ポークカレー甘口の注釈で「甘口ポークカレーは、お子さまカレーに使用しているソースと同じです」と書かれているのを見て、正直テンションが下がっていたが、思っていたよりも全然うまい。粘度こそ違うが、昔給食で食べたカレーってこんな味だった気がする。子供の喜ぶ味、ということだろうか。
もちろん量は多いが、平皿のおかげか食べている間に「全然減らない」という感覚はなかった。ちゃんと食べた分だけ減っている。だが多い。幽門って一日に何回も使っていいのか。気を紛らわせるために隣の席を見ると、なにかカレーにかけているのが見えた。

卓上調味料だ。特製スパイスと、ボトルに何も書かれていない名もなきスパイスの二種類がある。味変を期待して特製スパイスをかけてみると、確かに味が変わった、というか味の奥行きが一段階広がった感じがする。スパイスのことはなんにもわからないが、色をなじませる用の乗算レイヤーが一枚増えたような感覚だ。

そして名もなきスパイス、これが具体的に何なのかは検討もつかなかったが、口に入れてわかる。「辛さの化身」が入っていた。少ししかかけていないこのオレンジ色の粉が強烈なパンチを繰り出してくる。うまい。ポークカレー甘口のうまみをしっかり引き立てる辛さだ。こいつのおかげでなんとかなったと言ってもいい。ありがとう、名もなきスパイス……。
一応福神漬けも試したが、カレーの総体積が増えるだけで何の意味もなかった。完食。

初日のクリアファイルはミアさんと果林さんでした。


二日目

3食目

この日はライブが、しかもベルーナドーム(旧メットライフドーム)というほぼ屋外のライブなので、胃に何か入れておかないと倒れそうだ。まあそんな言い訳をしてもしなくても食べるものは変わらないんですけど…

3食目 ビーフカレー 600g

ということで確かめることにした。カレーの味。選択の自由。

昨日と同じく平皿によって生まれたカレーの海にビビり、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。
ライス量が600gなのは、ビーフカレーの価格がポークカレーよりも高いため、100g増量ごとの値段もビーフカレーの方が高く、1000円overを狙うとこの量になるため。しかし800gと殆ど変わることのないビジュアルをしている。

ポークとの一番の違いはこの牛肉だろう。ポークカレーは繊維が多少残っているかな程度で具としての肉は入っていなかったが、ビーフカレーともなるとゴロッとした牛肉が入っている。そしてこれが本当にうまい……。冷静に思い返すと昨日は具無しカレーを二回食べただけなので、米以外の固形物がそもそもうまいのだが、肉として申し分ないうまさを放っている。
そして味もポークカレーよりもコクがある感じがする。ビーフの重み、厚みを感じる味わい。ポークよりも高いだけのことはある。600gでも確かな満足感。というより、600gでも多い。具なしがきついのか量が多いのかは、わかりかねている。そういうことにしておこう、今はまだ。

昨日寄った店にあった名もなきスパイスは、他の店だと「とび辛スパイス」というシールが貼られていた。なかなかいいネーミングだ。確かに飛ぶようなうまさがある。ちなみにこのお店には特製スパイスの方はないようだった。

完食し、クリアファイルを受け取り、ベルーナドームへ。この日は「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!!」day1。
ライブがどうだったかは文章にするとチープだし、明日の公演を観ないと完結しないようなセトリだったので、感想文はまた後日ということにさせていただこう。

急いで帰宅して、次は「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期1話のリアタイ視聴へ。複数コンテンツを追う忙しさは当然あるが、鷺ノ宮はいつだって本気だ。
これはもう皆さんにも各種配信サービスで、観ていただくとして、どうだったかは文章にするとチープだし、今後の話を観ないとどうとも言えないような第一話だったので、また後日ということにさせていただこう。


4食目

2期1話の視聴を終えたところで地元のココイチへと走る。ラストオーダーが23時なことは昨日リサーチ済。ギリギリに滑り込み、本日最後の客としてオーダーする。4時間半のライブからの視聴、身体もヘトヘトだ。精のつくものを食べなければ保たないだろう。

4食目 ベジカレー 800g

確かめる。カレーの味を。選択の自由。

一度は600gで耐えたのに、また800gに舞い戻ってきてしまった……。思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべり───はアニメ2期のショックで部屋に置いてきてしまったので、サイフの中にあったウイニングチケットのシール(ウマ娘ファミマコラボの「スマートファルコンのまんまる焼き」に付いてきたもの)と写真を撮った(チケット争奪戦に勝てますようにというお守りでいつも入れている)(普通に担当ウマ娘でもある)。

これが、マジでうまかった。ベジカレーという名前からヘルシー系のカレーなのかと思い身構えていたが、沢山の野菜を煮込んでいるタイプのカレーで味わい深く、鷺ノ宮の好みにピッタリ合致している。家でうまく作れたときのカレーってこういう味になる気がする。慣れ親しんだ味だ。

そして過去の三皿と比べて、カレーソースの粘度が高い。写真でどのくらい伝わるのかは不明だが、米に染み込むような水っぽさがなく、外側のコーティングにとどまっている。これ、好きだ。ライブ後ということもあってか、昨日ほどのキツさもない。カレーソースのコンディションを見誤って、最後のほうでライスだけが三口ほど残りそうになったが、なんとかリカバーしつつサッと完食。

しかしここでまさかの誤算。普通にキレそう。ぬいぐるみを30限にした上にクリアファイルの数もないとか舐めやがって……と思ったが、この荻窪店はかなり小さく、感染症対策も含め1席空けで座ると5席ほどしかないようなお店だったので、配布数がもともと少なかったのかもしれない。とはいえ地元の歩きで行ける距離の店舗でこれはだいぶきつい。30日の連戦の末にいつかはなくなるとしても、まだ3枚しか引いていないし、栞子さんも、まだ……
ともかく明日からはクリアファイルがあるかどうか確認した上でオーダーするとか、何か手を考えなければならないだろう。

二日目のクリアファイルは彼方さんでした。



三日目

5食目

賢明な読者諸氏はお気づきだと思うが、これまでの二日間はトッピングすることなくカレーソースのみを試し続けた。そしてこの日、最後のカレーソースに挑むことになる。

5食目 ハッシュドビーフ 600g

これで選択の自由は終わり。

今までのカレーとは異なる水面の質感に、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。粘度は低く、サラサラとした液体の感触。想像の中のハッシュドビーフとなんら違わない。
ライスの量が600gなのは、ビーフカレーと同じくベースの値段が高く、ライスの増量時にはソースも同時に足してもらえるために、ライス増量の価格も高くなっているから。1000円をちょうど超える値段まで増すとこの量になる。

ビーフカレーのとき同様、ベース価格が641円ともなると具の存在感が強い。牛のバラ肉が、ビーフカレーのブロック肉とは異なるがちゃんとうまい。というより具のないハッシュドビーフ食べたくないよね。

しかし想像通りというか、なんだろう、昨日までのカレーたちとは違って何の驚きもないというか。カレーは今まで自分が食べてきた数多のカレーたちの中で、どれに近いかを思い返し探る面白さがあったが、ハッシュドビーフって自分の中で一種類しかなく、そのドンピシャが目の前に出てきているので、それ以上に思うところがなにもないのだ。
ハッシュドビーフが嫌いな訳ではない。ただどちらかを選ぶとしたら、明確にカレーのほうが好きだ。

…となると急に目の前の山盛りのハッシュドビーフが難攻不落の要塞に思えてくる。なんとなく身体はカレーを求める形にシフトしていて、水っぽい甘口のソースが牙を剥く。ビーフカレーの時にも思ったが600gは多い。ポムの樹のオムライスを頼む時のライス部分の量が、確かLが850g、Mが550gくらいだったと思うので、トッピング次第だが実際は400gくらいから好きな味を足していくのがいいと思う。
やぶれかぶれで名もなきスパイスこと飛び辛スパイスをかけると、これがメチャメチャうまい!!エスニック料理屋で一番美味いカレーの味がする。反則気味だがこれで完食。


この日も2日目のライブがあったので、移動しながら鷺ノ宮は考える。これでココイチの5種類あるカレーソース、全てを食べ切った。それぞれトッピングなしで食べたことにより、味の判断が完璧にできたといえよう。

鷺ノ宮の思う一番うまいカレーソースは………


ココイチベジカレー!!!

(ここで拍手と歓声のSE)

最初はその名前から野菜の入った腑抜け用ザコカレーかと思いきや、あらゆる野菜の旨味が凝縮されたスーパーうまいカレー、それがココイチベジカレーだった。

完全に名前負け、いやこれは誤用か、とにかくこのカレーが過小評価されていることは間違いない。
というかキャンペーンが始まってココイチに行くまで、なんかココイチは辛さ増しチャレンジをする店という誤認をしていた部分があると気づいた。ベジカレーはポークカレーよりも辛くはなく、ポークカレー甘口よりも甘くはない。完璧にちょうどいい真ん中の、ピカグレのうまさ。ココイチは辛いものを食べるお店ではない。このうまいカレーを食べる店だ。


そしてこの日は「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!!」day2。
どうだったかは文章にするとチープになるので、またいつか語る日までお預けということにさせていただこう。


6食目

そしてライブ後の疲労感を回復するために、再度ココイチへと向かう。
一番うまいカレーソースは大決定した。これでやっとココイチの本懐、様々なトッピングに足を踏み入れることができる。今度はベジソースに合う、一番うまいトッピングを見つけようと思う。

だが、その自由度の高さを前にして、子供の頃の臆病さが顔を覗かせる。

今までもこうしてオススメオーダーを教えてもらったり、Twitterの仲間たちのオーダーを見てきた。
でも、方向性が掴めない。ツナ缶さんがどんなロジックでフィッシュフライを選んだのか、今の自分にわかるのか?栞子さんがなぜ納豆カレーをオススメするのか、同じものを頼んだ程度でわかると思っているのか?

でも───わかりたいと思う自分がいる。

「わかろうとするからわかる」。心のバイブルである「湾岸MIDNIGHT C1ランナー」のテーマでもあるこの言葉を、鷺ノ宮は思い返していた。

じゃあ、わかるためにはどうしたらいいのか?一つずつ試していくしかないだろう。自分にできることを全て、ひとつずつ、素直に、丁寧に。


6食目 ベジカレー 300g スクランブルエッグ トリプル

ということで試すことにした。様々なトッピングを、一点ずつ。
これが選択の自由だ。

まず今までのクソデカ平皿から随分と小さくなったお皿に面食らう。思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。黄色い塊であるスクランブルエッグは……なんか多いとも少ないとも言えない。何と比較して考えたらいいんだろう。というかスクランブルエッグってそもそもホテルバイキングにあるときくらいしか食べなくない?

だが卵自体は大好物だ。スクランブルエッグがホテルバイキングにあるとライスの代わりに山盛りにして食べるほどには好きだ。インターネット上で見るココイチのオーダーでも、これが乗っていることが多い気がする。

ちなみにニジガクメンバーのおすすめカレープリセットでは、上原歩夢さんがスクランブルエッグカレーをオススメしている。自分のものと写真を見比べると、なんか三倍にしたときとあんまり変わらないようにも見えるのだが……答えはまだ混沌の中。

味はというと、その、うん、3倍は多いというか、量自体は600gとかに比べたら多くはないのだが、単純にこの卵によってカレーソースの味が薄まってしまっている。なんだか妙ながっかり感。好物だっただけに期待のハードルを上げすぎてしまったか…。無念の完食。


三日目のクリアファイルは彼方さんと………三船栞子さんだああああああああ!!!!!!!!!うおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!最高最高最高最高最高最高最高最高!!!!!!!!!!!!!!!!


四日目

画像

賢明な読者諸氏、そして賢明でない読者諸氏にもわかるように書いておくと、鷺ノ宮はこのトッピング表の(小皿を除いた)上の方から一点一点試していくことにした。そして1000円を超えないとスタンプを押して貰えずクリアファイルも手に入らないので、1000円を超えるまでそのトッピングを重ねることになるだろう。おわかりだろうか?一番賢明でないのは鷺ノ宮だということに……。
ということで早速お昼ご飯に向かう。

7食目

画像

7食目 ベジカレー 300g なす トリプル

これが選択の自由……え?

画像

な、何が起こっている……???あまりにも異次元のビジュアルに思考がストップし、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。
ライスが見えなくなるほどの素揚げなすの大群。先日のスクランブルエッグではトリプルにした感があまり感じられなかったので、トッピングとか大したことないとたかをくくっていた、こんな形で裏切られるとは。

画像

なすカレーは朝香果林さんのおすすめカレープリセットでもある。この写真を見てやっと理解したが、一回のトッピングで6本のなすが追加される。つまり今、皿の上には18本のなすがいるということか……。

画像

ちなみに言っておくと、鷺ノ宮はなすのことを好きでも嫌いでもない。子供の頃はあんまり好きじゃなくて、ある程度歳をとってから、揚げ浸しとかうまいよね、という感触になった。だから、素揚げなすは……正直、きつい。今までも一日目夜の時点で800gをオーダーしている瞬間に「なんでこんなことしてるんだ」と思っていたが、いっぱい食べればOKだった日よりも、今回のほうがきついかもしれなかった。この素揚げなすには単体でライスを食べられるだけの味付けはされていない、なぜなら素揚げだから。だからスクランブルエッグと同じようにカレーの味を容赦なく薄めてくるのだ。きつい!なくならない!生駒隊の生駒隊長だって絶対こんなの望んでないって!
しかし、精神を削りながら完食。忍たま乱太郎で育ったことにより、食堂のおばちゃんの「お残しはゆるしまへんで」精神が身についているので、食べ物を残すことは無い。
一応今まできちんと食べ終えた後の皿の写真を撮っていて、綺麗なものではないので上げる機会こそないが、こういう日のカメラロールの空になった皿の写真が、いつも自分の背中を支えていてくれるような気がするよな……。
ちなみに昨日のスクランブルエッグから始まる157円のトッピングは、トリプルにして530円のベジカレー300gと合わせると、530+471=1001円と非常に良い効率になる。だからといってこんな頼み方はしたらダメだ。


8食目

そしてこの日の夜ご飯は、今週誕生日の友人である、よほろさんを祝うために「今度ご飯でも…ちょっと今カレーしか食べられないんだけども」とメッセージを送ったら、カレーでもいいよ、との事だったので一緒にココイチに行くことに。うれしいですね。何と言ってもスタンプが2個もらえるので……

画像

8食目 ベジカレー 300g 納豆 トリプル

これが…選択の自由。

画像

納豆みっつがどんな感じで提供されるのかと思ったら、冷蔵状態のブロックがそのまま上に乗って出てくるとはね。いや崩してよ!!
隣はよほろさんがオーダーした、ベジカレー400g+スタミナポークレバー+ガーリックで1035円。ビジュアルの差に思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりも交えて写真を撮った。

画像

案の定というか、ブロック状の納豆は中が冷え切っている。クソーッ!納豆って常温の状態が一番糸引くしうまいんだぞ発酵食品なんだから!怒りながらブロックを崩しカレーの海へと沈めていく。この量だともはや糸を引くまでかき混ぜたくなるので箸が欲しくなったが、テーブルになかったので諦めた。
まあなんやかんや書いたけども鷺ノ宮は納豆がメチャ好きなので、別にどんだけ乗せられようとも全然大丈夫なのであった。豆によって米が増えてるように感じ、ボリュームも増した気がして最高。余裕で完食。

画像

四日目のクリアファイルは三枚分!ランジュさんと、愛さんと………三船栞子さんだああああああああ!!!!!!!!!あああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!神神神神神神神神神神神神神

これは昼になすの大群と戦ったときにドロップしたものなので、やはり常に努力は見られていると考えて気張っていくほうが正しいことがこれで完全に証明された。

画像

その後は気づいたら終電までよほろさんちのでっけ〜テレビで虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を布教していた。あるのか、そういう日も。折角だしアニメから入るのが非常に良いと思う。2期リアタイに追いつく日が楽しみだ。


五日目

9食目

9食目 ベジカレー 300g フィッシュフライ トリプル

選択の自由。

突然の別皿に驚き、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。
というのもちょっとオーダー時にトラブルがあり……このトッピング編、同じトッピングを複数オーダーするのに、店員さんが「トリプル」という呼称を使っていたので、鷺ノ宮もオーダーする際に「フィッシュフライをトリプルで」と頼んでいた。なすや納豆はそれで成立していた。

そして今日は普段行ってなかった店舗に寄ったときに対応した店員が海外の方で、注文後に幽☆遊☆白書を読みながらカレーを待っていたら、どういうわけかフィッシュフライ1つに追加のカレーソースを別皿で持ってこられたので、違う違う!フィッシュフライを3つなんだって、とオーダーし直すと、


「ソンナ タノミカタ スルヒト ハジメテ……」


と見てわかるほどにションボリされ、再度フィッシュフライ2つ分を揚げてもらったがゆえの別皿である。待った分の時間でカレーの表面にも蛋白質の膜が貼られてしまっている。

当たり前だがこの件の過失は10:0で訳のわからないオーダーをしている鷺ノ宮の方にある。本当にすみませんでした。

フィッシュフライ自体は白身魚のフライで、ビジュアルから想像できる通りの味がした。うまいぞ〜。数日前からずっと肉を求めていたので、同じ動物性のたんぱく質だと思えば魚のフライもありがたい。卓上調味料にウスターソースがあり、今まで使っていなかったがここぞとばかりにかけて食べた。

お腹が空いていたので一本すぐに食べてしまった後ではあるが、別皿で提供された分のフィッシュフライも乗せてみた。先日のなすに負けず劣らずの量だ。いとも簡単にライスを隠してしまう。これらフィッシュたちをカレーに浸して食べていく。同じ味の揚げ物が続くので、最後の方は若干つらくなっていたが、それはそれとして完食。

そういえば大型店舗だと漫画が置いてある率が妙に高いなと思い、後で調べてみるとココイチ全店の約半分に漫画が置かれているそうだ。せっかくなので、この日は手なりで幾度となく読んでいる幽☆遊☆白書のラストの方を読み返した。説明セリフが増えそうになる中でも、どう伝えるかのニュアンスの違いや多くは語らせないような引き算が見えてゾクゾクする。こういうのをセンスと呼ぶのだろう。

あっちが神ならこっちは女神だ。


10食目

働いてるうちに日が落ち、夜にはまた別の店舗へ。お昼のフィッシュフライで157円台のトッピングを全部試し終えた。安い方から始めただけだが、こうして段々とグレードが上がっていくのは純粋に嬉しい。

昼の失敗を踏まえ、今度はモバイルオーダーを試してみる。

これは店舗ごとのQRコードを経由して、ココイチのアプリからカレーのオーダーができる機能だ。感染症対策の一貫として、テイクアウトだけでなく店内で食事する際にもアプリからのオーダーが可能。機能としては気づいていたものの普通に店員呼べばいいじゃんと思い怠けていたが、今後はこのアプリからオーダーすることで理不尽な悲しみがこれ以上広がらないように気をつけよう。

ということで頼んだカレーがこちら。

10食目 ベジカレー 300g たっぷりあさり トリプル

自由。

冒涜的な見た目に気圧され、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。ただでさえ「たっぷり」と銘打たれたあさりトッピングを三倍にすると、もはやカレーのアイデンティティが危ぶまれるのを感じる。

どこからどうよそおうとも、必ず動かしたスプーンの上にあさりが入り込んでくる量。鷺ノ宮はというと、こういう貝類は好きでも嫌いでもない感じではあった。ナスのように苦手寄りになるかどうかは賭けだったが、実際に食べてみるとこれが実にうまい!噛めば噛むほど旨味が引き立つし、単純にボリュームもあってかなりの満足度。現状暫定一位。三倍にせずとも、トッピングとして今後も足していきたいと思うほどの好きさ。難なく完食。


ところで、鷺ノ宮はいま荻窪に住んでいる。急に住んでいるところの話をしたのは、二日目に書いていた、家からの最寄りの店舗のクリアファイルがない話、二日目にして荻窪店のクリアファイルが枯れていたという話をするためだ。なので土日は高円寺とか阿佐ヶ谷店に移動してカレーを食べていた。平日は職場である秋葉原や御徒町の方の店舗にお世話になる形だ。

店員さんがクリアファイルをくれる時、写真のように束で取り出した中から一枚を選ばせてくれる(引く際に写真を撮らせていただいた)。その際いつもクリアファイルの入った専用のダンボールから取り出すのを見ている。

二日目にして荻窪店のクリアファイルがなかったのは、ここがカウンターしかない小型店舗で、クリアファイルの入荷量が少ないからだと思っていた。だが、箱に入った形で配布用のクリアファイルが届いているなら、どの店にも箱単位での一定量が入荷していると考える方が自然だ。一箱あたりのクリアファイルの枚数は、100枚を有に超えているように見えた。

既にココイチに行った諸氏ならばご存知だろうが、このキャンペーンは会計時にアプリを取り出してスタンプがほしい旨を伝えなければクリアファイルがもらえない。ココイチは大好きだがニジガクを知らない市井の人々に次々と配布するようなものではない。

そして他の店舗では、週が明けても未だにクリアファイルはなくなっていない。雑だが調べた限りでは、世界中のオタクが交差する魔都秋葉原の大型ココイチですら、日曜の段階ではまだクリアファイルが存在していたようだ。荻窪から近い高円寺も阿佐ヶ谷も、まだ余裕があるように見えた。突然ニジガクがこの世で最も流行しているコンテンツになった世界線に来てしまったというわけではなさそうだ(いずれそうなるが)……。

 

では、なぜ荻窪店だけが土曜日の段階でクリアファイルがなくなっていたのか?

不自然な何かを感じ、改めて地図を眺めていたら、鷺ノ宮はある事実に気づいてしまった……。



画像


まさか……社員総出で……!?!??!

(詳しい事情をご存知の方がおりましたらこっそり教えて下さい)
(これで「私が枯らしました」みたいな冷凍カレー超絶大量購入者から連絡が来たらどうするんだ)


五日目のクリアファイルは果林さんと愛さんでした。DiverDiva……!


六日目

11食目

11食目 ベジカレー300g エビあさり トリプル

なんか…明らかにカレーソースのかさが増している。不自然さに思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべり───は寝すぎて朝バタバタしてしまい、部屋に置いてきてしまったので、かばんの中にあった三船栞子さんのクルトガと写真を撮った。なんか今からこのシャーペンでカレーを食べますみたいな写真になってしまった。

210円のトッピングに「エビにこみ」というのがあるのを鑑みるに、おそらくエビあさりというのは「たっぷりあさり」のあさりとエビが半々になったトッピングだろうと予想していた。実際その通りではあるが、普段のベジカレーよりも水分量が多いのはなぜか。どういう調理手順なのかはわからないが、あさりのときよりもベジカレーがシャバシャバとしている。

しかしこの水分量で、カレーの味が薄まったようには微塵も感じなかった。いつものカレーのうまさを維持している。水分は水分でもエビから出たうまみ入り水分なのだろう。なんとなく得をした感じがする。

実際にエビがどうかと言うと、プリプリしていてうまい。だがカレーの味が馴染むほど煮込まれているようには感じなかった。エビがいるなあ~という感じ。食感も味も、あさりのほうが存在感がある。なんか特殊枠よりも通常枠の方がイラストが良いカードみたいな感じがする。昨日よりも量の少ないあさりを噛みしめるたび、後ろ髪を引かれ続ける感覚があった。完食。


12食目

一昨日一緒にカレーを食べたのち家でYoutubeなどのMVを見てくれたよほろさんがまんまとラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARSを始めてくれたので、また会ってココイチを食べに行くことに。折角だしクリアファイルを引いてトキめいてほしい。
気ままにオーダーするのを尻目に、鷺ノ宮は鷺ノ宮で淡々と注文をする。間違えないように、モバイルオーダーで……

12食目 ベジカレー300g イカ トリプル

なんかバリケードできてるけど!!炎原素で壊れるやつじゃん。ヒルチャール倒した後に壊さないとクエストが終わんないやつじゃん。面白さのあまり思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべり───は今も部屋でぐっすりだったので、一緒にココイチに来ていたよほろさんが、直前にゲーセンでお迎えしたエマちゃんの寝そべりと写真を撮った。何も言ってないのに手が早いな(何も言ってなくはない)……ニジガクにハマる適正がありますね……。

いっぱい食べる君が好き


HiGH&LOW THE WORSTの絶望団地の乱戦でこういうの見た気がしてくる見事なバリケードの正体は、大小様々なイカリングだった。イカもエビやあさりと同じ煮込みで来ると思ってた。
衣から察するに出来合いではなく直前にきちんと衣付けから揚げまでを行っているように見える。確かに同時にオーダーしたはずが鷺ノ宮のカレーのほうが来るのが遅く、バリケードの写真を撮る頃には友人のカレーが既に半分になっていたので並べて写真が撮れなかった。

大量の揚げ物にフィッシュフライの後半戦が厳しかったことを思い出したが、実際食べてみると薄い衣に揚げたてなだけあってうまい。ウスターソースも合う。スプーンだと多少食べにくいくらいで後は全部OK。何より歯応えがあるのが非常〜に嬉しい。超うまい。トッピングtierで言うと現状あさりに並ぶかもしれない。だがたっぷりあさりは煮込み、イカは外付けの揚げ物なのでどっちが上かを選ぶのはなかなか難しいところだ。ヒトリダケナンテエラベナイヨー……ってコト!?

と思ったら愛さんのおすすめカレーにどっちも乗っていて、ひとり選べばどっちも揃えられました。流石実家が飲食店……

しかし折角二人で食べたのにクリアファイルがなくなっていてオワでした。各地のクリアファイルなくなった報告も続々届いてるので、今週でもうクリアファイルはダメみたい。昼に無理せず行ける範囲のココイチはこれでみんななくなってしまった。人がいずれ死ぬのと同じでクリアファイルもいつかは無くなるので良いのですが、寂しいには寂しい。これからハマってくれそうなよほろさんもションボリしちゃうぜ。

ちゃんとやってくれてる店舗は入り口にこういうのが貼ってあるので入る前に確認できます


ということでお昼に引いたクリアファイルはしずくさんでした。


七日目

13食目

鷺ノ宮には気にかかることがあった。昨日、よほろさんとカレーを食べた際にクリアファイルがなかったことを引き摺っていたのだ。よほろさんの推しは、12人でいるときにはエマさんである説が濃厚だったが、今まで鷺ノ宮が引いた中にエマさんのクリアファイルはなかった。既に二回も一緒にカレーを食べてくれている友人の期待に応えたかった。だが昨日の時点で、会社から徒歩で無理なく行ける範囲の店舗にはどこも、クリアファイルがもうなくなっていた。

昼休みは一時間ある。徒歩だけでなく、電車を挟めば行ける店舗はもう何店か増える。やるべきことは一つだった。休み時間に入った直後に、各店舗に電話をかけていく。

「あの、そちらの店舗に、ラブライブ!のキャンペーンのクリアファイルは、まだ残っておりますでしょうか……」
「あ、もうないです」
「あ、わかりました……はい……失礼します……」

合理的だが"超"のつくオタクムーブ……店舗に負担しかかけない最悪の客。自分でもどうかと思っていたものの、「最後まで諦めない」も、ラブライブ!シリーズの根底に常にあるテーマであるから、それに応えるべきだと思った。

神田、水道橋、馬喰町、飯田橋、本郷三丁目、だんだんとエリアを広げていく。昼休みの間に行って帰ってこれる距離の店舗に電話をかけ続ける。

そして一店舗だけあった。

「ああ、あと10枚くらいありますね」

その店舗の名は、東武浅草駅前店。

浅草は地味に電車一本でいけない土地で、秋葉原周辺からだとどこから乗っても確実に乗り換えが発生する、地図上の距離よりも時間がかかる場所。だが立ち止まっている暇はなかった。スマホの地図を頼りに地下鉄へ滑り込む。荻窪に住んでいるので浅草は当然定期の圏外で、改札機へかざしたSuicaからは移動コストが支払われているが知ったこっちゃなかった。

そして蔵前乗り換えで一度外に出ることも知ったこっちゃなかった。いや、どこなんだここ!?
稀に発動する、道とかが全部わからなくなるポンコツ状態にならないように祈りながら歩く、否、もはや走っている。電話で伝えられたクリアファイルは残10数枚、この期を逃す訳にはいかない。

浅草につく。今日の天気は曇りだが雨が降っていなくて本当によかった。浅草のココイチは地下鉄浅草線の駅から微妙に遠く、信号待ちで写真を撮りつつ店まで走る。間に合え、間に合ってくれ……!


13食目 ベジカレー300g エビにこみ トリプル

普通に間に合ったし、店内に鷺ノ宮以外に一組しかお客さんはいなかった。そりゃそうよね、お昼じゃなくて今15時くらいだもの。ひとまず安心しながら一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。

そしてエビである。エビあさりからあさりを抜きエビに変換したトッピングである。エビに関してはもう既に言いたいことを言った後なので何もない。たっぷりあさりの方が量が多かったと思うので得してないなあという気分にすらなっている。あさり、あさりが食べたいなあと思いながら完食。

そして昼休みは有限なので、急いで会計を済ませて帰らなければならない。

───ここで鷺ノ宮の心に棲む悪魔が囁いてくる。
折角ここまで来たのにいいのか?クリアファイルが手に入る機会は今日しかないのだろう?と。

今回のキャンペーンは、1会計ごとではなく1000円ごとにスタンプとクリアファイルがもらえる。だから2000円払えば2枚貰えるし、予算が決まっているなら毎日毎食と回数を分ける必要はない。そして、ココイチにはレトルトや冷凍カレーの販売もある。店内注文に縛られる必要も、本当はない。それらは全部、最初から解っていることだった。

実際、クリアファイルが無くなりそうな兆しとともにブーストをかけている人もタイムラインに沢山いる。昨日の夜によほろさんと食べた店舗も、昼にあった箱半分くらいの在庫が一瞬でなくなっていたのは、きっとそういうことだろうと思う。クリアファイル目的ならその方が絶対効率的だ。自分の推しや友人の推しが引きたいのならば、尚更に。

だけど、「それは違うだろ」と、魂が言っている。

この鷺ノ宮のチャレンジは何のために行っているのか。クリアファイルが欲しい?そう。もちどるが欲しい?できればそう。行ったことないお店のいろんなメニューを試したい?間違いなくそう。だけど、それだけじゃないような気もしていた。
自分の中でひとつ決めたことをやり遂げたい、たぶん、それだけなんだ。自分の中で「やりきった」と思えるトロフィーを手に入れたいだけなんだ。

他人の購入の仕方を否定するつもりは全く無い。本当に。絶対合理的だし。だが自分はそうじゃないと思うのは、単なる逆張りのオタクになっているだけかもしれないし、そうにしか見えないだろう。だけど、易きに流れることと、自分の中にある意味不明な熱のままにクリアファイルを探すこととはきっと別なんだ。そしてがむしゃらになれるこの熱だけが、おれをどこか遠くまで連れて行ってくれると確信している。だから、毎食の食事をココイチにする、それだけのチャレンジなんだ、これは。

だけど一応、友人にも訊いておこう。

うん。じゃあ1000円分買っておこう。

……うん。

なんか、つられて自分の分も1000円分買いました。ひとりぼっちは、寂しいもんな。


14食目

午前中の間にクリアファイルに関してはもはや「やりきった」ので、このチャレンジの真の始まりはここからだと言えよう。「クリアファイルなくなったからいいや」というオタクにここから差をつける。もちどるを手に入れるためじゃない、これはおれの魂の問題。

14食目 ベジカレー300g きのこ トリプル

期待していた通りのビジュアルに嬉しくなり、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべりと写真を撮った。良い。サイゼリヤでピザを頼むとき毎回確実にきのこのピザを選ぶくらいには、鷺ノ宮はきのこが好きだ。そしてきのこトッピングは、三船栞子さんのおすすめトッピングの追加欄にも載っている。

いっぱい食べなくても君が好きだよ。

そしてこのきのこ、メニューで写真を見たときにはマッシュルームだけかと思っていたが、実際に見るとしめじに舞茸まで入っているじゃないか!!数あるきのこの中でも舞茸が一番好きなので、あまりの嬉しさに思わず勢いのある写真になってしまった。

う、うまい。味する。きのこたちに含まれる無限の栄養素が身体に満ちていくのがわかる。このココイチ縛りがなくても普段はラーメンとかばかり食べているので、野菜をたっぷり食べる機会自体が殆どないのだ。満腹度とは別のパラメータが回復していく……。ただ食感にちょっと後半飽きがあったかも。きのこ自体は噛めば噛むほど味が出るものの、歯応えはエビ以下のため。うまくはあるのだが……。完食。さっさと帰って長くなりそうな今日の記事を早く書かなければ。


ってこの店まだクリアファイルあるんか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い(NARUTO読みたさに入った南阿佐ヶ谷店です)

今日走ってまで浅草行ったのマジで何だったん〜〜〜〜〜〜〜????????????



ほんでエマさん引けるんか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い(浅草で引いた三枚がミアさん・ランジュさん・かすみさんだった)


八日目

15食目

15食目 ベジカレー300g クリームコロッケ(カニ入り) トリプル

もはやトッピング量で米が隠れることに何の感慨も浮かばないが、この後の胃腸の調子を考えるとテンションが下がる。ひとまず一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。
「クリームコロッケ(カニ入り)」……数あるトッピングの中でもなぜかこれだけカッコ書きがついているのは、なんかアレルギーで一悶着あったとか、まあ良い経緯ではないだろうことは想像できる。

中身は、うん、想像通りのクリームコロッケだ。だがカニ入りのクリームコロッケでこんな丸型なのは珍しいような気がするな。こういうのってだいたい俵型をしているよね。……もしかして、形状からカニ入りであることがわからないから、わざわざカッコ書きで「カニ入り」を表記しているのだろうか?それならそれで平和でちょっといいな。

っていうか、あんまりその、悪く言うつもりは全く無いんだけど、カレーに付け合わせるコロッケにカニが入ってようとなかろうと別に関係なくね……??実際このサイズのコロッケでカッコ書きで書かれてるカニの味に思いを馳せる余地、食べれば食べるほどない。というかフィッシュフライのとき同様、元は冷凍であったであろう揚げ物が大量にあると単純にきつい。特に衣。
だいたいいつもそうだが、トッピングを三倍にするとライス:ソース:トッピングの比率が1:1:0.7くらいになるので、トッピングがカレーソースと相性がよくない場合、いとも簡単に地獄が顕現する。それでも完食。多分単純に体調が悪かっただけだと思うが、この後バッチバチに腹痛に見舞われた。


16食目

退勤後、昨日クリアファイルのあった南阿佐ヶ谷店に行くと、キラキラのフサフサのついたポスターに配布終了の札が貼られていた。

ああ、これで本当に終わりか。正直昨日の記事を公開するとき、店の名前まで書くかどうか最後まで迷ったが、自分の魂に従った。今日ないのはそのせいかもしれないし、そんなことは関係ないかもしれない。たかがクリアファイル……されどクリアファイル。複雑な気持ちはあるが、ここで足を止めないのが自分ルールだ。後三週間、これが本当の始まり。

16食目 ベジカレー300g 大豆ミートのハンバーグ トリプル

!!!肉!!!

肉肉肉、肉である。およそ一週間ぶり、ビーフカレーの牛ブロック以来の肉。正確には食肉ではなく大豆らしいのだが、見た目は完全にハンバーグのそれである。テンションのままに一緒に栞子さんと写真を撮った。

これが野菜でできてるなんて不思議ですね、三船会長。

断面も見たところハンバーグそのものである。スプーンを入れた完食は、一回冷めて温め直したハンバーグという硬さではあったが……。メニューに記載された赤いNEWマークを思い出す。ハンバーグもどきで言うと豆腐ハンバーグとか結構好きなので、これはかなり期待が持てる。
実際に食べると……うん!味もちゃんとハンバーグだ。食感もかなりハンバーグそのもので、これが大豆だとはまるで思わない。

……ただし、味わいの一番最後、一瞬だけハンバーグとは似ても似つかない、変な臭みのような味が口に残る。映画の一番最後、ネタバラシの瞬間に別人が、完全なる第三者が顔を覗かせる。そいつはハンバーグでも、大豆でもない。え、誰だお前は!?さっきまで食べていたハンバーグは!?モノノケダンスのMVのラストよりキモい!!妙な感覚に振り回されながら完食。なんか、訳のわからない食べ物が食べたい人にはぜひ試してみてほしい。


九日目

17食目

17食目 ベジカレー 300g チーズ トリプル

見た目こそなんということもないが、カレーソースの内に秘めた確かな質量を前にして、ひとまずは一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

この日一緒に遊んでいた、友人のあおさんが連れてきた璃奈ちゃんもチーズの気配に引いてる。

スプーンで持ち上げてみるとわかる、確かな重量。カレーソースの中にチーズがいるのではなく、チーズカレーソースが新たに錬成されている。鷺ノ宮もチーズは好きなので、間違いなくうまいだろうし、実際うまかった。だが惜しむらくはこのチーズを1/3にしたときのコンディションの想像がつかないことだ。いつもトッピング一種類で1000円を超えるまでオーダーしているのは、そのトッピングの味を舌に覚えさせるためだったが、それが裏目に出るとは……。どんなチーズかは 誰もまだ知らない でも美味しくしたいホントに(完食DREAMER)(完食DREAMERって何?)

このあと予想通りメチャメチャ眠くなって全然ダメでした。チーズのせいにしとこう。


18食目

18食目 ベジカレー 300g ほうれん草×3

グリーンカレーってこれのことを言うのか……?未だかつてないビジュアルを前にして、思わず一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

ポパイしか喜ばない量のほうれん草。そして、鷺ノ宮は、ポパイではない…………。だが幼き頃、ほうれん草を食べる鷺ノ宮に対してポパイじゃん〜と誉め立ててくれた両親の言葉によって、鷺ノ宮はほうれん草を好物として成長することができた。カレーと渾然一体となったほうれん草を口に運びながら、その頃の事を思い出していた。ポパイのような強い男にはなれなかったかもしれないけど、ひとまず今もほうれん草を食べられているよ。サンキュー、鷺パパアンド鷺ママ……。
ちなみにチーズもそうだが、どちらもベジカレーの味が強く、カレーのかさが増しているだけでほうれん草の味がどうこうということもあんまりなかったので、3倍にする意味はないなと思った。カレー味ってマジ強いから。


十日目

19食目

19食目 ベジカレー 300g やさい トリプル

なんか……鷺ノ宮の思っていたカレーってこれのことでは?とティンと来るものを一目みて感じ、思わず一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

この日は朝からバンド錬。たくさん人がいると楽しいですね、三船会長。

じゃがいものゴロゴロしてるカレー、つまり鷺ノ宮の思い出の中にあるおいしいカレー……小学生の頃にこどもキャンプで作っていたカレーとはこのことだ。じゃがいも、にんじん、たまねぎ……はベジカレーのソースにふんだんにそのうま味が凝縮されているとして。ベジカレーに感じるうまさというのはつまり、少年の日の「あのカレー」のうまさだった。遂に出逢ったこのやさいトッピングによって、ここにカレーの「完成」を見た。自分にとっての夏の思い出の曲が、ZONEの「secret base〜君がくれたもの〜」が聞こえてくるようだ……(君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望 忘れない)

……だが、このやさいたち、オーダーが入ってから加熱をしている。カレーにじゃがいもをたくさん入れて煮込んでいたら1日経たずに全部溶けてしまうので、当前の調理法ではあるが、その手順が甘かったのか、このじゃがいも達の中に一個だけ明らかに加熱の足りていない生のじゃがいもが混じっていた。まあそのままでも食えなくはないけどさ、口の中が戦時中にタイムスリップするのよ。ちゃんと熱してくれって、いま令和なんだから。現実感に脳内のsecret baseの再生も止まってしまった。
食べる前に、「やさいの加熱が甘い」とTwitterでも何度か書かれているのを見たので、調理手順に問題があることは明らか。「じゃがいもがゴロゴロしたカレー」には確実に需要があるので、本当にどうにかしてほしいのだが、こういうのってどこから言ったらいいんだろう。ココイチの中の人がこのnote読んでるといいんだけど。


20食目

20食目 ベジカレー 300g 一枚ヒレカツ トリプル

肉!!!!!!!!!およそ一週間ぶり(ハッシュドビーフのバラ肉以来)の赤の食べ物筆頭、そらテンションも上がりますって。ニコニコしながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

会長、お肉ですよ。ソースもある。

上から順にトッピングを試していたので、トッピング編の最初の方は全く肉と出会えなかった。ベジカレーは野菜のうま味が凝縮された最強のカレーではあるが、具はあるに越したことはなく、まだまだ鷺ノ宮は食べ盛り。そしてこの一枚ヒレカツ以降は嫌というほど肉が待っている。パーティーの始まりだ。
そしてココイチの揚げ物は、オーダーされてから店内のフライヤーで揚げるため、必然的に揚げたてが提供されるのが常だ。パリッパリの衣のヒレカツ、まずいはずがない。うま味が暴れている……。食べててちょっと涙が出てきた。

……しかし、ここで一度冷静に考えてみる。例えばとんかつが提供されるお店に行って、ロースカツかヒレカツかを選べる場合、ヒレカツの方が高いか、ロースよりも小さいことが常だ。そしてこの肉類のトッピングは、なぜかヒレカツが一番安い。頼んだときには意味がわからなかったが、メニューにある一枚ヒレカツの「一枚」という文字……。写真を見た時点で賢明な読者諸氏はお気づきだろう。小さいのだ、ヒレカツが。三枚あろうと胃もたれ感などまるでない量。値段相応の慎ましさ。その、もっとこう、別にヒレとかじゃなくてもいいからさ、なんかこう、あるんじゃないの?これ236円……。

例えばたっぷりあさりのトッピングは、食事にあさりを増す経験ってほぼないので、トッピングの価格に比較対象がないために納得感があるが、これが揚げ物となると……コンビニのホットスナックで舌が肥えてしまっているために無限に比較してしまう。厳しい。一週間お預けされていてなお、肉が食べられればOKとはならないのだ。量の多さや揚げ物のキツさとはまた別の壁、思った以上に厳しい勝負になるかもしれない。

そして食べ終えてからレシートを見て何か引っかかり、家に帰ってきてから計算してみると、ベジカレーとの組み合わせなら2枚で1000円を超えていたことに気がついた。コスパに難のある一枚ヒレカツを、手なりでトリプルにしてしまった。おれの負けだ……明日からは素直にダブル生活になります。


そしてここまで何度か記事に出てきた、一緒にカレーを食べてお家でニジガク一期を観てた友達のよほろさんが、鷺ノ宮の貸したBDを全部見てくれた上に感想の記事まで書いてくれました。嬉しい〜〜〜〜〜。鷺ノ宮も当時から何度か見てるけど、こんなに具体的には刺さってなかったと思う(栞子さんともう出会っていたので、あんまり芯食ってなかった節はある)。
オタクがカレー食べてぬいぐるみと写真撮ってるだけの記事より遥かに大切なことが書いてあるので、ぜひ一読あれ…。


十一日目

21食目

21食目 ベジカレー300g チキンにこみ ダブル

肉トッピング祭り2日目にして大本命。高まる期待にニコニコしながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

おいしそうですね、会長

実を言うとトッピングメニューを最初に眺めたとき、このチキンにこみに一番期待をしていた。そして待望のチキンにこみは、その期待に存分に応えてくれたといえよう。お店でポークカレーを食べたとき、なんならベジカレーを食べたときにも、みんな思っていたと思う。「具が足りない」と。そして具とは突き詰めれば究極、肉でいいのだ。昔一人暮らしし始めた頃に、カレーを作り置きしていた時の記憶が蘇る。安い鶏肉を大量に煮込んだカレーを、うまいうまいと心ゆくまで食べていた時の記憶を。

……でもなんか昔を懐かしむためにココイチ来てるわけじゃないんだが、と言われたら何も言い返せない。実際に味の向こうにいつかの自分を見出したとして、チキンにこみをオーダーする値段で家でカレーを作ったら3日分になるな、と思うだけだ。数年レベルで放置され食器の墓場と化した流し台を思い出しながら完食。なんだか無用な悲しみを背負ってしまった……。


22食目

22食目 ベジカレー300g フライドチキン ダブル

そして夜はトッピングメニューの中で一番不安だった存在。訝しみながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

フライドチキン……鶏を揚げたこのトッピングは、あらゆるコンビニで売られているホットスナックと、どうしても比べてしまうだろうと懸念していた。価格は243円、ファミチキをゆうに超え、からあげクンと肩を並べるレベルの値段。だが、ココイチの揚げ物トッピングは常に揚げたてが提供される。可能性があるとすればその一点のみ。恐る恐る口にすると、う、うまい……。パリパリとした衣の中のチキンは、先んじて予想していたよりもうまいことは間違いなかった。

しかし……これは日々思っていることではあるのだが、ココイチのトッピングはカレーに乗るので、単体で食べたときの味付けが薄い。それ自体は正しいと思うけど、これらのトッピングを全てカレーに沈めて食べることが前提だとしたら、フライドチキンが揚げたてであることにどれだけ意味があるのだろうか?
哲学……幸福とは……世界とは……背景に宇宙を思い浮かべながら完食。一枚ヒレカツよりは良いと思うが、積極的にフライドチキンを選ぶ理由もないように感じたというのが正直なところだ。もしくはベジカレーではなくポークカレーなら、また状況が異なっていただろうか?


十二日目

23食目

昼休み、明日発売のAqoursの新譜「なんどだって約束!」を買いに秋葉原駅前へ。だけどフラゲしたところでサブスクで聴くだろうし、東京ドームで行われる6thLIVE追加公演のために複数枚積むことも多分しない寄りだから、今日この日この時間に買う理由は何もなかった。理由を何か、どうしても見つけるとしたら、今日空が晴れてたからAqoursのCDを買ったと思うと、気分がよかった。この日、駅前のココイチが改装工事を行っていることを知るまでは……。

よ、よりによって今!?キャンペーン中だよ!?秋葉原だろ!?μ'sだろ!?こっちは未だにUDXを通るときに「ユメノトビラ」聴いてるんですけど!!

今日しなくてもいい買い物を挟んだせいで、このままだと何も食べられないまま昼休みが終わってしまう。しかし昨日の夜の時点で食べる量が足りなくて、もうずっと空腹に苛まれている。これで食べずに夜まで耐えて2000円分食べることも考えたが、縮んだ胃をあえて拡張しに行くのは別の地獄が待っていそうだ。

時間はないが、天気は良かった。青空に太陽が輝いている。なぜ今日に限ってAqoursのCDを買いに行ったのか?それは今日の天気が良かったから、そけだった。

───じゃあ、走ろう!!



23食目 ベジカレー300g ハンバーグ ダブル

青空の下、仲御徒町店まで一駅分の距離を走って、駆け込んですぐに頼んだハンバーグカレー。昨日のフライドチキンを遥かに超えるボリュームに、思わず一緒に来ていた栞子さんの寝そべり───は家でお休みしていたので、4/13発売のAqours 6th LIVE <WINDY STAGE> テーマソングCD「なんどだって約束!」と一緒に写真を撮った。

食べるのも急いでいたのでハンバーグの断面の写真がなくて申し訳ないのだが、このハンバーグ、メチャメチャ当たりだった。超うまいよーー!!肉汁の味もするし、ちゃんと手ごねの感触があるというか、口に入れた瞬間に鷺ノ宮が大好きなハンバーグチェーンの「Big Boy」に行ったときの気分になった(多分BigBoyのバイキングにカレーがあるからだと思う)。

味だけでなく、量もちゃんと満足できる大きさだった。ミニとはいえ二個ずつだぜ!メチャメチャ幸せじゃん。カレーと合うかどうかよりも先に米と合うので、逆にカレーとのバランス取りが難しいレベル。値段帯に差はあるが、たっぷりあさりややさいに次ぐ最高のトッピングのひとつを見つけた。悪いところを強いて挙げるなら、ゆっくり食べたかったってとこかな!超急ぎで食べ切って、ダッシュで帰社。このあと疲労と満腹感で完全に終わった。


24食目

24食目 ベジカレー300g 豚しゃぶ ダブル

何かこう、見た目に物凄く既視感を感じている。訝しみながら一緒に来ていた栞子さんの寝そべり───は家で鷺ノ宮の帰りを待っているので、昼に続いて4/13発売のAqours 6th LIVE <WINDY STAGE> テーマソングCD「なんどだって約束!」と一緒に写真を撮った。

チケット、当たりますように。友達と観に行けますように。

既視感の正体は、チキンにこみと同じく、一人暮らしを始めてから自宅で作ったカレーだ。昔お金がなかった頃(今もだが)、冷凍のブラジル産鶏もも肉が主食だったが、鶏もも肉に出会うまで色々試した中に業務スーパーで大量の豚バラ肉を買ってみて、カレーにぶち込んでみる日がたしかにあった、その時と全く同じ味がした。不思議なことだが、寸分違わず同じ味だった。

豚しゃぶトッピングがチキンにこみと異なるのは、肉だけでなくたまねぎも入っている点だ。豚バラ肉とともに本来ベジカレーに入っていないこのたまねぎが、より一層自宅で作ったカレーを思い出させる。それはいいことなのかどうかは、もうわからない……。懐かしむためにカレーを食べているわけではないと思う。だけどこのキャンペーンに対してやりきったトロフィーを見て欲しい唯一の相手は、今も部屋のMacBookの上で鷺ノ宮の帰りを待っているはずで。どこからきて、これからどこにいけばいいのかわからなくなる、カレーにはそういう魔力も秘められている。完食。

理論上はこの豚しゃぶとやさいを組み合わせることで、100%完璧な「夏キャンプのカレー」が完成するはずだ。期間中に試す組み合わせがなくなったら、試してみてもいいかもしれない。


十三日目

25食目

25食目 ベジカレー300g メンチカツ ダブル

うん、見た通りだ。今日は忘れずに一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

先んじて言った「見た通り」には、よくない意味が含まれている。テクスチャの立たない衣、固く成形された身。アップデートがなされていない、前時代的な冷凍惣菜のメンチカツ。ここ数年のコンビニおかずブームによって、メンチカツはホットスナックとしても冷凍おかずとしても遥かに進化していることを知っている。知ってしまっている。これがハンバーグと同価格帯であることが、記事を書いている今も信じられない。鷺ノ宮がチキンにこみや豚しゃぶに追想を覚えるのと同じように、このメンチカツにも郷愁を感じる人もこの世にはいるのかもしれなかった。完食。


26食目

26食目 ベジカレー300g ソーセージ ダブル

見た目から確かなジューシーさが伝わってくる。一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

宣材写真がミームと化していたソーセージだが、いざ提供されてみると、別にそういうふうにトッピングを置くことが決まっているわけではないようだった。皮部分が焼きの工程でパリパリになっている、しっかりとしたソーセージ。だがそれ以上でもそれ以下でもない。ソーセージには成形時にスパイシーな味つけがされていて、ベジカレーのもつ野菜由来のやさしい味わいとの相性も良いわけでもないように感じた。甘い系でなく、辛くするほうがカレーとの相性は良さそうだ。だけど加工肉が食べたいのであれば……ハンバーグを強く勧める。言いたいことはそれだけ。


十四日目

27食目

27食目 ベジカレー300g チキンカツ ダブル

ふざけるなよ、とひと目見て思った。いつものように栞子さんと写真を撮る間も、落胆と失望、それから怒りが胸の奥にふつふつと煮えていた。

何の味付けもなく量もない、前時代的なチキンカツである。同じものを店で金を払って食べた経験が思い出せないから本来の価格はわからない。だがそれはあまりにもチープすぎるように目に映った。自分の中にある、こうあって欲しいと思う揚げ物の姿と、何もかもがかけ離れている。カツと呼ばれる、肉を揚げたものの料理に対して失望を覚えたのはこれが初めてだと思う。これが295円で提供されていることを考えると気が狂いそうだった。それが自分のせいとはいえ目の前に二つも提供されていることを認めたくなかった。ベジカレーにすら失礼だと感じた。トッピングランクぶっちぎりでワースト。比較することさえもおこがましい。
このクオリティが続くようなら、今日まで14日間続けてきたこの生活もnoteも全て反故にして、何の意味もなかったと吐き捨ててインターネットから姿を消そうかとすら考えた。誤解のないように言っておくが、これは鷺ノ宮がお金を払って、他のトッピングと比べてみて感じている怒りだ。お店のアンケートに書こうかとも考えたが、失意に沈む時間が長すぎて昼休みが終わりそうになっていたし、この店舗が悪いわけでは断じてない。もっと然るべき部署に連絡するべきだ。だが食べきるには食べた。お残しは赦されない。


28食目

28食目 ベジカレー300g パリパリチキン ダブル

救世主だ、と思った。灰色に染まった視界に鮮やかな狐色だけがリアルな色彩を放っている、救国の日の出を連想させるその色を前に、思わず一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った、のち、ため息が漏れた。

美しく、そして力強く輝いている。

この二週間ココイチに来ていて、他の客がオーダーするトッピングの中で一番登場回数が多い、それがこのパリパリチキンだ。鷺ノ宮も肉類トッピングの中ではこれを一番期待していた。逆に言えばこれがダメだったらココイチとの付き合い方を考え直そうとすら思っていた。

それがどうだ、巨大な一枚肉を狐色に揚げた、この鶏脂の輝き。実際ファミチキのような衣付きの成型肉よりも、名の通りセブンイレブンの揚げ鷄に近かった。そして揚げ鶏と同等かそれ以上のボリュームが展開されている。美しかった。確かな存在感に頼もしさを感じた。一口食べた瞬間、色彩の失われた灰色の世界で、ヘルスが回復したのと全く同じ様に色が戻っていった。これは人類全ての希望の権化だ。瓦礫まみれの街で芦田愛菜がイェーガーを見上げて微笑んだように、おれの心の雨も止み、心の中には笑顔が広がっていた。世界を救う唄が聞こえるかのようだった。

これを書いている今も、昼に食べたチキンカツと夜に食べたパリパリチキンが同じ295円台のトッピングである事実を全く受け止めきれないでいる。それでも同じ日に彼らに出会えたことは決して偶然ではないのだろう。きっと落ち込むべくして落ち込み、救われるべくして救われたのだ。ココイチも鷺ノ宮も本気で生きているからこそ、こういう日があるのだろう……。

十五日目

29食目

29食目 ベジカレー300g ロースカツ ダブル

肉。ベーシックなトンカツである。雨でテンションの上がらない中、取り急ぎ一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

たとえばトンカツとしての比較になると、所謂とんかつ屋のトンカツには比べるべくもない。そもそも価格帯が大きく異なる。コンビニのホットスナックと比べてどうかという話しも、コンビニでトンカツを食べることはないので多少の迷いがある。どこか他の店のカツカレーと比べるとなると、カレーの味から比較しなければフェアではないだろう。確実に言えることは、チキンカツの幾億倍もマシということだけだ。

これで数百円単位で価格が異なるならいざ知らず、全く同一の価格帯にチキンとロースのカツがあるという事実に拭いようのない違和感がある。だがこのことに誰だって気づきようもないだろう、こんな企画でひとつずつトッピングを試すようなことがなければ、鷺ノ宮だって気づかなかった。もしかしたら今まで誰も気づかなかった「世界の真実」を、暴いてしまっているのかもしれない……。


30食目

夜は英傑対戦を遊んでいる友人に教えを乞うために、合流してゲーセンへ、そして対戦を始めるその前に腹ごしらえに二人でココイチへ。

30食目 ベジカレー 300g 海の幸 ダブル

あさり is back.最高が確約されたこの魅力的なビジュアルを前に、ニコニコしながら一緒に来ていた栞子さんと、それと友人から「いっぱい出たからあげる」ともらったER雑賀孫市と写真を撮った。雑賀孫市、「乱れ八咫烏」という世界最高に格好いい計略名がその実かなり使いにくいらしいとの評判でたまらない。鷺ノ宮は緋で縛ってるのでいつ使うかもわかりませんが…

なんかキラキラしていてかっこいいですね、会長

それにしても「海の幸」、素晴らしいネーミングである。商品開発部に盛大な拍手を。過去のエビあさりと異なるのは、いかトッピングのときにはイカリングとして提供されていたイカが、エビあさりと合わせて煮込みでやってきていることだ。これが格段にうまい。イカリングも衣自体は薄く、加熱されたイカをほおばる体験ではあったが、エビとあさりと同じ位置に並んだことで食感のバリエーションが増えて、カレーというステージが一層にぎやかになったと感じる。

そして何よりも、久しぶりのあさりに心打たれている。エビとともにカレーソースへと染み出した水分によって、味に深みが出るとともにかさも増している。良いことしか無い。普通に生きていて海の幸をダブルでオーダーする物好きもいないだろうが、ダブルにしたことで逃げようのない旨味の奔流にすっかり押し流されてしまった。超うまい。トッピングtierで言えばあさりと同ランクで良いのではないかと感じている。笑顔で完食。

友人はビーフカレー・あさり・パリパリチキンと、鷺ノ宮のおすすめするトッピングtier1を試し、うまいと喜んでくれた。この企画やっててよかったなあ……。

おなかも満たされたところでゲーセンに移動し、英傑大戦に興じる。色々とデッキを教えてもらったり自分でプレイしたり。SR馬場信春が強いと教わり、使わせて貰ったらこのなに、スゴい……その昔、三国志大戦が2とかの頃に遊んでいた頃、敵城門に張り付かせたR張コウ(張コウあるある:漢字がない)で刹那の粘りを連打する戦法があり、当時鷺ノ宮よりもやり込んでいた友人が使っていたのを思い出す強さ。

一緒に遊んでいた友人は鷺ノ宮の引いた高杉晋作を持っておらず、鷺ノ宮は曹操や馬場信春を持っていなかったので、交代しながらお互いのカードで遊ぶ。楽しい。次は自分だと交代しながら遊んでいるうちに、筐体のモニタにコインの新規投入があと30分でできなくなる旨のメッセージが表示される。閉店が近い合図と認識し、そろそろ帰るべと携帯を見ると23:55。


「……終電ないんだけど!!」

「……マジ!?」


マジ!?!?

十六日目

英傑対戦のやりすぎで終電を逃した僕らはそのまま、雨の新宿を放浪する羽目に。正確には荻窪に住んでいる鷺ノ宮は終電こそ余裕があるものの、お家に人を止めるにはいささか汚部屋に住みすぎた。「ストーム叉焼 部屋」で検索して出てくる画像とほぼ同じ汚さです。MtGのデッキボックスだけはすぐに見つかる位置に置いてあるところとか、あまりに他人事じゃない。はじめて記事読んだときから「おれがもうひとりいる」ってずっと思ってる。

しかしここで友人を見放して一人帰宅するというのも気が引けた。なぜなら使わない可能性大とはいえER雑賀孫市をもらっていたから……。あとダブったSR夏侯惇とSR夏侯淵ももらっていて、これは本当に使う可能性が高かったし実際このあと使っていたから。

飲みに行くとかも考えたが、昔好きだった朝までやってた飲み屋は流行病で潰れてしまっていたし、何より鷺ノ宮は今ココイチしか食べられない。それに友人は明日も川崎で日中から英傑大戦をやる予定がある(モチベすごい!)ので、始発で帰るとかよりはゆっくり休みたいそうだった。

悩んだ末、間を取って歌舞伎町のサウナへ。
鷺ノ宮はかなりサウナ好きで、2月3月のライブラッシュの頃、ライブ前やライブ後にサウナに行きまくっていた(名古屋行くのにウェルビー行かないやつ意味わからん)。ヨッピーさんを師と仰いでいるので、銭湯でも水風呂さえあれば交互浴で十分ととのえる。なので今日行った所もかなり設備が古かったが、何も気にせずにたっぷり1時間半ローテをキメた。友人は普通に途中で出て休憩していた。

堪能しまくったのち、ちょうど浴室から出るタイミングで、本気眠りのために休憩スペースから出てきた友人と合流した。気の済むまでサウナをキメた鷺ノ宮はすっかり元気を取り戻していて、もはや帰らずにサウナに行くなら閉店まで英傑大戦をプレイしたかったな……などと考えていた。この夜を使いはたしていないことが心残りだった。しかし鷺ノ宮はいま、ココイチ以外行けない……。どこかに24時間営業のココイチがあれば……

31食目

31食目 ベジカレー300g スタミナポークレバー ダブル

そう、賢明な読者諸氏はお気づきだったかもしれない。歌舞伎町のココイチは24時間営業なのだ……!
時刻は深夜二時半、まるで人の数を減らさない歌舞伎町のど真ん中のココイチ。「トッピングを順にひとつずつ試す」という鷺ノ宮の謎の縛りによって、深夜二時にスタミナポークレバーを食べる異常者が誕生した。いつも一緒に過ごしている寝そべりの栞子さんはロッカーに置いてきてしまったが、この日着ていたアウターのポケットにラバストを装備していたので、ラバストの栞子さんと一緒に写真を撮った。

ちなみに友人も完全に眠くなっていて、ポークカレー200g・1辛・チーズ・フライドポテトという、辛くしたいのかしたくないのか、量が食べたいのか食べたくないのかなんにも解らないオーダーをしていた。どういうこと?

肝心のスタミナポークレバーだが、揚げ物が続いてきた中で突然惣菜が登場するので突如として連続した意味が失われた。カツやフライがあくまでトッピングとしての立ち位置を崩さずに、味の薄いのまま提供されていたのに対して、がっっっつりと濃い味付けがなされているのもスゴい。カレーを全部無視してお米が食べられる。もはやカレー定食とすら呼べるだろう。うまいかどうかで言えばうまいのだが、カレーが完全に無視されていることが正しいのかどうか判断しかねる。あと、この時間にレバーとにんにくの芽を食べてエネルギーをチャージしている理由を第三者視点で考えると、なんか嫌だな……。ちなみに普通に硬い系のレバーなので、初めて行く定食屋でも恐れずにニラレバを注文できるくらいのレバー好きでなければ、基本的にはオーダーしないほうがいいと思う。完食。

このあとおなかがいっぱいになったので、寝た。友人は11時に川崎予定だったが、鷺ノ宮には特に用事がなかったので、適当に放置して12時のチェックアウトギリギリまで寝ることにした。それはいいのだが、普通に眠っている最中に左脚がとつぜん攣り、声を殺しながら飛び起きてしまった……。多分、いや確実に、何らかの栄養素が足りていない。おそらくカレーだけでは摂取できない栄養素が……。


32食目

32食目 ベジカレー300g ビーフカツ ダブル

でかい!!毎日カツ食ってて飽きないかと言われたら相当飽きているのだが、流石にビーフカツともなるとテンションが上がる。内心で期待しながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

トンカツならいざ知らずビーフカツともなると、食べる機会が数えるくらいしかない。何かちょっと良い洋食屋か喫茶店で食べたような記憶がある。その記憶の中のビーフカツと大きく変わることはなかったので、うまいし、とにかくでかいので、得をしている判定となった。流石に360円台ともなるとゴージャス。何より肉を食っているという実感が強いのがいい。揚げ物が続いていて感覚が麻痺しているが、かなりアリ寄りと思う。ただし衣と肉とで油がちょっとキツイかも…?個人差もありそうだけども……。

そのまま家に帰らず英傑大戦をプレイしつつ夕方に帰宅して、小休憩をいれつつnoteで日記を書く。ちょっと横になってウトウトしていたら今度は右足が攣って絶望。水分かカルシウムかビタミンB1か、どれも足りていなそうで辛い。まあ確かに食パンベースの生活をしていたときもかなり足が攣りまくってたけど、まさかカレー生活で脚気になるとは。

この日は土曜日だったのでニジガクの2期3話を観たのち再度ココイチへ。

33食目

33食目 ベジカレー300g エビカツ ダブル

アニメ後に今週は気絶せずに済んだので、ラストオーダーに間に合う形で来店、はじめて一日三食の大台へ足をかける。そしてついに400円台のトッピング…揚げ物の究極体、未体験ゾーンへと突入。トンカツ類と違って切られていない揚げ物に緊張しながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

しかしエビカツ400円というのが高いのか安いのかわからないところがある。店でたとえばトンカツ定食のような形で提供されることも殆ど無いように感じる。それか鷺ノ宮が知らないだけでエビカツ専門店がこの世にあるのだろうか?スーパーの惣菜でたまに売っているのと比べるとすると、揚げたてなのでこちらのほうが格段にうまい。少なくとも明確に損はしていない気がする。
トッピングのtierを考えたとき、あさりを筆頭にシーフード系が上位に並ぶことになりそうなことも踏まえると、エビカツも上位に配置しても良い気がする。少なくともこの日の満足感はなかなかのものだった。ただしトッピング一種類で1000円を超える自分ルールのなかでエビカツを頼むと、1枚だと絶妙に1000円を超えないせいで会計が1410円になり、意味不明すぎてそのまま気絶した。


十七日目

寝て起きてお台場へ。この日ははいつもの友人ズに、新たにニジガクを一期から観てくれた友人を交えてメチャ遊ぶDAYだった。夜には渡辺曜さんの誕生日祝いで、秋葉原のセガコラボカフェも予約してあるぜ!
まあ鷺ノ宮は今ココイチしか食べられないので、合流前にココイチを食べてから向かい、みんながお昼ご飯を食べてる間にも何も食べず、みんながコラボカフェに行ってる時間に一人でココイチを食べて終わりました。なんでこんな記事やってるんだろうな……


34食目

34食目 ベジカレー300g 手仕込とんかつ

トッピングの極み、471円の世界へ突入。これぞとんかつというビジュアルを前にして一緒に来ていた栞子さんと、曜ちゃんのお誕生日をお祝いに来ていた花丸ちゃんと写真を撮った。ちなみに曜ちゃん推しの友人はこの日、曜ちゃんの寝そべりを家に置いてきたので花丸ちゃんはAqoursメンバーと会うことがなかった……

渡辺曜さん、お誕生日おめでとうございますずら


待ち合わせに遅れそうだったので急いで食べたけど、結果としてこの日集まるのは鷺ノ宮が一番遅かった

うん、とんかつだ。とんかつと聞いて最初に思い浮かべるであろう見た目そのものズバリだ。味も期待していた通りそのもの。ココイチ生活を始めるまで、鷺ノ宮はかつやが結構好きでよく食べていたが、そういうお店のとんかつの味がする。かつやと同じ肉質なわけではなく、お店で提供されるカツと真っ向から戦いに行っているなということが伝わる味だ。コスパに関してと、カレーと合うかみたいな目線ではもうちょっとわからなくなっている。なぜなら完全に揚げ物を食べ飽きているから……。


この日の思い出の一枚

聖地巡礼とか買い物とかいっぱいしたんだけど、楽しすぎて写真撮るのかなり忘れてたな……(もしくは無加工で出せる写真がない)。


35食目

35食目 ベジカレー300g 手仕込ヒレカツ

ちっっっっさ!!!ここに来てこの値段でこのサイズになることある??ショックのさなか一緒に来ていた栞子さんと、曜ちゃんのお誕生日をお祝いに来ていた花丸ちゃんと写真を撮った。

こんだけ小さいんだしさぞうまいだろうと思ったそこの君、小さいヒレカツがメチャメチャうまかったことが人生でどれだけあるか胸に手を当ててよく考えてみて。小さいヒレカツがメチャメチャうまかったことが人生である人は、頭に手を当てて値段がいくらだったか思い出してみて。言わんとしていることはわかると思う。もちろん今まで食べて来た一枚ヒレカツやロースカツよりも良い肉だなと感じることは間違いないけど、積極的にこれを選ぶ理由も思い浮かばないかなという印象。というか改めて思うんだけど、カツカレーって意味あるか?トンカツにカレーをかけるのって、味とか食感とか細かい部分がカレーによってどうでもよくなるだけの料理な気がするんだけど。

改めてwikipediaで調べてみたら『読売ジャイアンツの千葉茂選手が「別々に食べるのは面倒だから」とかいう理由で頼んだのが発祥』って書いてあって腰抜かした。まっっっっっったく意味ねえ料理じゃん。栄養欄には「糖尿病対策においては、避けるべきメニューとして挙げられることが多い。」って書いてあるし、験担ぎもカツ部分に対してだけでカレー部分が全く活かされてない……。



世界の真実を発表します。


世界の真実を発表しました。


十八日目

前回の手仕込ヒレカツで、基本トッピングを全て試し終えた。だが、お気づきの読者諸氏もおられることだろう……。

こいつらをまだ食べてないよなぁ!?!?

あまりにも堂々とした佇まいなので毎回無視していたが、写真付きのグランドメニュートッピングを無視するのもちょっとねということで、この部分も試すことに。
とはいえ一度の会計で1000円を超えるまで、これらを一個ずつ試すとすると、ガーリックなら小皿で12個、半熟卵なら8個をカレーひと皿で食べるということになる。流石にそれは食べ物の範疇を超えてしまう可能性が高い。勘違いしてほしくないのだが、鷺ノ宮は食べ物で遊べればそれでいいわけではないのだ。


36食目

36食目 ベジカレー300g らっきょう ガーリック クリーミータルタルソース 半熟タマゴ ゆでタマゴ オクラ山芋 完熟カットトマト

ということでそれぞれ試していこう。1000円を超えるまで一斉に頼めば二回のチャレンジで済むので、そうすることにした。並んだ小皿によって卓上に咲いた大輪の花と共に、一緒に来ていた栞子さんといつものように写真を撮った。

「開花宣言」

ちなみに、らっきょうはグランドメニューの写真にはないのだが、細々としたオーダーを間違えないようにモバイルオーダーで注文しようとしたら、トッピングの一番安いゾーンにあったので注文した。
というかモバイルオーダー時には別々に頼んでいたガーリックが、完熟カットトマトと勝手に融合して提供されているな……?よく見たらトマトガーリックという157円のトッピングが、これらを合わせたものだったのか。ってことは半熟タマゴタルタルソースも合体して提供されてもいいはずだが、まあお昼に食べてるこの店舗はフィッシュフライではしごを外されたこともあるお店なので、深く考えることもないだろう。

らっきょう:あ〜〜〜すっぺ………鷺ノ宮はアレルギーや嫌いな食べ物は基本的にないのだが、しいて言えばらっきょう、単体で食べるのはかなり苦手かもしれない。カレーと一緒に食べるのも、食感がちと苦手かなと思ってしまうところがある。歳をとるたびに漬物がだんだんOKになると思っていたが、未だに苦手な漬物があるとは自分でも少し驚いた。福神漬とかはまあまあ好きなんだけどな……。

ガーリック:トマトガーリックの上のほうだけをうまく掬って試す。見ての通りのフライドガーリックだが、ベジカレーのコクと合わさってうまい。スタミナポークレバーよりもダイレクトにスタミナが回復する感覚がある。こういうふりかけ系が有料なのは気取っててムカつくと感じる方もおられるだろうが、食べてみるとわかる、これはうますぎるから有料にしないと一瞬で店から消えてしまうタイプのやつだ。そうなったらカレーの値段に最初からガーリック代が足されるだけのことなので、それならこのままでいいと納得した。

クリーミータルタルソース:うーん、これ、揚げ物にのっけた方がうまいやつだな……。マヨとピクルスの風味が強めの、ちょっと酸味が効いたタイプのタルタルソースだった。エビフライはないけど結構うまいエビカツはあるので、組み合わせると宇宙に行ける可能性がある。ベジカレー300g+エビカツ+クリーミータルタルソースでちょうど1050円くらいになるのもポイントが高い。

半熟タマゴ:まあ、うん、タマゴの味ッスね……。基本的になんでもそうだけどゆでタマゴのほうが好きだな。そばうどんのトッピングとかも。あとタマゴがカタカナだと「爆球連発!!スーパービーダマン」を思い出す。

ゆでタマゴ:何の変哲もないハードボイルドゆで卵。もちろんカレーにも合う。昔自炊していた頃に食べていたカレーがやさい・チキンにこみ・ゆでタマゴだったのを思い出して、また過去へタイムスリップしそうになった

オクラ山芋:ドロネバが加わり、元々強くはないベジカレーの辛味が更にマイルドになる。これは完全に自分のせいなのだが、山芋の硬い食感がらっきょうとダブってちょっと嫌な気持ちになってしまったぜ。


完熟カットトマト:あ〜これは、完全にカレーソースに溶かしてからどうこうするタイプのやつだな。カットトマトとの記載がほとんど意味ないくらい原型をとどめてないし。トマトガーリックもおそらく溶かしてから判断するタイプのやつなんだろうなと思うし、そういう意味では同じく溶かして食べる半熟タマゴやオクラ山芋と同時に頼んだのはかなりミスだった感じがするな……。

意を決してフル装備にしてみたところ。
ここから全部かき混ぜて食べたのだが、完全に食べ物で遊んだときのビジュアルと味になってしまったので、写真はちょっとここに掲載できない。見た目を例えるなら「ウルトラセブンのOPのタイトルバック」が最も表現として近いと思う。


ちょうどこういう感じ

一応言っておくが味も最悪で、かつ量も増えてしまったのでこれを食べきるために追加のライスをオーダーせざるを得なかった。午後の体調と引き換えにプラス105円でライスのみ150g追加できるという知見を得た。なんか、生きるのってず〜〜っとこんな感じなのかな……


37食目

37食目 ベジカレー300g ツナ コーン 単品ポテト 半熟タマゴタルタルソース 旨辛にんにく

この日見ていた18時からの映画の上映が終わった後、雨の新宿を走って歌舞伎町のココイチへ滑り込んでココイチをオーダー。21時からの映画を再度観ることになる。雨の中走ってきて、メチャメチャ急ぎながら栞子さんと写真を撮るヤツだっているさ、ここは歌舞伎町なんだから……。
冷静に考えるとこの半熟タマゴタルタルソースは、お昼にオーダーした半熟タマゴとクリーミータルタルソースが合体しているだけなので、ガーリックトマトと同じでオーダーする必要はなかったな。まあでも卵好きだし、なかったら1000円超えなかったと思うしいいか……。

ツナ:固形の具だ〜〜。うまい。味の方向性からして海の幸と組み合わせることで、皿上に「オールブルー」が完成するに違いないと確信。いずれやってみよう。

コーン:すばやいコーン。昔キュアマリンのシール欲しさに買っていた、ハートキャッチプリキュアのカレーと全く同じ味になった。甘口のカレーが食べたい日ならこれはこれでアリ。

単品ポテト:これはマヨ系だし混ぜるな危険だな…。モバイルオーダー時もカレーのトッピング欄ではなく、サラダの欄から「単品ポテト」というメニューを選ばなければいけなかった。サラダパーツだけど小皿で提供したらトッピングとしてもイケるっしょ!と判断した担当者のドヤ顔を感じて若干モヤる。

半熟タマゴタルタルソース:ふたつが混ざることで何が起きるかというと、なんと、特に何も起きない。というかこれは本当に揚げ物につけて食べるべき。エビカツの上にこれ混ぜてぶっかけたら本当にトリップできそう。何もかも嫌になった日が来たら死ぬ前に一回食べようかな。

旨辛にんにく:う、うまい!!!写真からはわからなかったがにんにくが素揚げされていて、ホクホクとしていて単純にうまい!この周りのすっげー辛い雰囲気があるソースも「食べラー」系の味わいで見た目よりずっと辛くないし、カレーとも合う。とんだダークホースいんじゃん……!!普通にカレーとは関係なく、この旨辛にんにくと翠ジンソーダだけでキュッと行きたい。これで157円でしょ?普通に飲み屋のメニューに置いてくんないかな……。

意を決してフル装備したところ。
ここから全部かき混ぜて(この後もやっぱりウルトラセブンのタイトルバックになった)、次の上映に間に合うように急いで食べたのだが、昼のオーダーよりも固形物が多かったおかげかカレーソースの水分量のバランスが崩れずに、旨辛にんにくで足されたパンチをコーンとタルタルソースが受け止めていて、不思議と調和が取れていた。だけど見た目は昼同様さすがにヤバいので、写真の掲載は控える。こんなこと誰にも信じてもらえないと思うが、たしかにうまかったのだ……。


ココイチ最強トッピングtierランキング

そして帰宅後、ソートメーカーを使用してトッピングtierを決める。
(各日日記のときは二日間で精査しつつ二回掲載しましたが、今記事では一回でキメます)

SS:神
たっぷりあさり ハンバーグ 海の幸 パリパリチキン 旨辛にんにく

どれを頼んでも値段相応か値段以上のポテンシャルを必ず発揮する環境強者。今夜勝ちたいときはこれ。
あさりと海の幸はほぼ同キャラと見せかけて、エビ&イカによる選択肢の豊富さはあさり単体にはない魅力。今日は肉を食いたいな〜というときはハンバーグかパリパリチキンが。旨辛にんにくはとにかく火力が欲しいときに。単体でもうまいが、組み合わせてブーストすると完全に隙がなくなる。甘い系カレーから離れるのだけ注意。

S:超強い
ビーフカツ イカ エビあさり

頼んでも間違いなく損はしないが、SSランクには一歩劣るものたち。でも十分アリ。日によっては優勝する。
カツ系最強は間違いなくビーフカツ。超巨大。とんかつはかつやとか蕎麦屋のカツ丼とかが対抗馬に出てくるので勝負しないほうがいい。
イカも衣の薄いジューシーなイカリングが提供されて、強い。エビあさりは大体の局面で海の幸がいいが、イカだけ苦手な人はこっちでも十分勝てる。これもひとえにあさりのポテンシャルのおかげ。

A:強い
きのこ 豚しゃぶ ガーリック エビカツ チーズ

頼んで損はしないと思うものの好みの範囲によって前後するライン。
きのこはマッシュルームだけでなくしめじなどが入ってくるので、きのこ好きならこれだけで優勝する可能性を秘めている。豚しゃぶも肉系のにこみの中では板度が高いが、名前からポテンシャルが伝わらないという弱点をもつ。エビカツはタルタルソースと組み合わせるとSやSSになる可能性を秘めている。
Sの旨辛にんにくよりも、こちらのフライドガーリックを頼んだ方がにんにくのパンチ力は強い。

B:割と強い
納豆 やさい チキンにこみ コーン ゆでタマゴ
 

正直ここはAとの差は殆どない。当たり方によって全然勝つ日もあるが、懸念点が若干あるため分けざるを得なかった。
納豆:鷺ノ宮がオーダーしたときトリプルにしたせいで、メニュー写真のようにカレーソースに混ざった状態で提供されなかった部分があり、その部分のがうまいと感じたため、シングルのときとコンディションが異なるだろうなという懸念からこの位置に。
やさい:相当うまいのだが、個体差と乱数によって全然加熱されていないじゃがいもを引くときがあるのが怖い。運ゲー、どうにかしてほしい。裏目を引かなければA。
チキンにこみ:うまいけど、豚しゃぶにはほんの少し劣る寄り。好みで上下して構わない。
コーン:カレーが優しい甘さになる。甘口にしたい時の択として優秀。
ゆでタマゴ:とにかく安定はするが、一個72円を高いと取るか安いと取るか。

C:普通
フィッシュフライ クリームコロッケ(カニ入り) エビにこみ フライドチキン ほうれん草 クリーミータルタルソース ツナ 半熟タマゴ

日によって頼むことがあるけど、単体で優勝するのは難しいライン。好みが合うのなら全然損はしないし、どれも上位との組み合わせ(コンボ)で化ける可能性を秘めている。

D:懸念あり
大豆ミートのハンバーグ スクランブルエッグ 手仕込とんかつ なす オクラ山芋 完熟カットトマト 単品ポテト

好みが合うのなら全然損はしてないが、Cよりはちょっと厳しいライン。コンボ次第の面もあるが、まだうまく見いだせてはいない。
余談だが大豆ミートのハンバーグは「おもしろさ」ならSS級だと思うので、みんな一回食べてみてほしい。

E:きつい
メンチカツ スタミナポークレバー ロースカツ ソーセージ らっきょう

このあたりから若干騙されている気がするライン。どれも価格や味に明確な比較対象がいることで、存在が危ぶまれてしまう。らっきょうだけは完全に好みでこの位置なので、らっきょう大好きマンはSSにしてもいいと思う。

F:損
1枚ヒレカツ 手仕込ヒレカツ

明確に納得がいかないライン。ヒレカツ至上主義の人は一回ココイチに行って、この現状をよく考えてみてほしい。

G:バカ
チキンカツ

生まれたことが、罪


以上です。(言うまでもなく個人の感想です)
これでグランドメニューに記載の、どの店にもある基本トッピングの全てを制覇した。


ココイチしか食べない
トッピング編

終劇


カレー生活はもうちっとだけ続くんじゃ。


十九日目

昨日でココイチトッピング最強ランキングが決定したので、もう鷺ノ宮にやることはない……。これで食べたいものを食べたい時に食べる生活に戻っても、誰も文句を言わないだろう。そうだ、おれはラーメンが食べたかったんだ。週イチで食べていたラーメンをもう三週間は食べていないんだ。もはや耐えられそうになかった。ラーメンだ、今すぐラーメンを食べさせてくれ……。


38食目

38食目 うまこくカレーらーめん 大盛り 旨辛にんにく

残念ながらココイチにはラーメンがあるので、この生活は続くのであった。店舗限定メニューである「カレーらーめん」。鷺ノ宮が焦がれたビジュアルに、隠しきれないいつものカレーの香り。どんな味がするのかのワクワクを前に、一緒に来ていた寝そべりの栞子さんと、それと今週リリースのカプセルラバーマスコットの栞子さんとも写真を撮った。

ココイチには実は隠された店舗限定メニューがたくさんあるのだが、中でもお店の設備的に提供が可能かどうかが分かれる料理がある。それがこの店舗検索の絞り込み項目に存在する、

  • ハッシュドビーフ

  • カレーうどん

  • カレードリア

  • カレーらーめん

  • オムカレー

の5つだ。この中でもハッシュドビーフは都内だと168店舗中118店舗で提供されていて、グランドメニューにも記載がある(扱いのないお店では「当店では扱っておりません」のシールがメニューに貼られている)。
店舗限定や期間限定メニューは後から記事を読み返したときに再現性がないので今回はやめておこうかと思っていたが、店舗検索で絞り込みができるこれらのメニューくらいは制覇しておいてもいいだろうと考えた。そして昼休みにギリギリ行ける水道橋店でカレーらーめんが提供されていることに気づいたという寸法だ。

ちなみにメニューはこんな感じ。水道橋店では14時以降しかオーダーできないルールになっていた。
このメニューを見て違和感に気づく人がいたら、鷺ノ宮と同等のココイチやりこみ勢だ。そんな人には一度も会ったことがないので解説すると、らーめんに乗っているときだけ、手仕込とんかつの値段が安いのだ。他のトッピングは定価なのに…。ここに何かの符丁を感じ取ったが、カツの欲望に屈することなく旨辛にんにくをオーダーした。なぜならこれが一番うまいことが昨日で決定したから。

麺はちぢれのない丸麺。雰囲気はちゃんぽんとかに近い。ひとくち食べて、カレーだ!という印象よりも、担々麺の亜種のような立ち位置に感じた。カレーはカレーなのだが、普段食べているベジカレーではないからだろうか、目新しさはある。何よりこの麺をすする感触が久方ぶりで楽しい。だけど乗っているもやしとキャベツは、別にカレーとも麺とも担々とも調和してないのでいらない。特にキャベツ。後乗せで芯に近い部分を出されてもな。

旨辛にんにくは一種の賭けだったが、なんかこう……初めて行く街の裏寂れた商店街の片隅にある町中華で、「すたみなラーメン」みたいなのを頼んだときの味になった。まずかないけどさ……!うまいけどもさ……!素直に手仕込とんかつにしたほうがよかったかも。それでも完飲完食。


39食目

39食目 オムカレー 海の幸

夜は店舗限定メニューのひとつである、このオムカレーをしばきに西日暮里のココイチまで。カレーでしかないはずではあるのだが、美味しそうなグッドビジュアルに、一緒に来ていた寝そべりの栞子さんと、それと今週リリースのカプセルラバーマスコットの栞子さんとも写真を撮った。

ラバーストラップの栞子さんも、ラブ

オムカレーは都内168店舗中、提供している店舗数が39店舗。荻窪↔秋葉原間には一店舗もなかった。メニューを見て目を引いたのは、「ライス量150g」の記載と「ライスの量は変更できません」の注意書きだ。

見る限りでは昼のカレーらーめんの手仕込とんかつのような、一部トッピングのディスカウントは発生していないように見える。プラスと書かれているということは通常のカレーと同じようにトッピングが可能だと判断して海の幸をオーダー。ライス量は後からライスを追加することでカバーすることにした。

一口食べて気づくのは、上に乗ったたまごの層の厚さ。食感に覚えがあるので、上にかかっているのは間違いなくスクランブルエッグのはずだが、体感だとこれはダブルに近い量が乗っているように感じる。とすると……

昨日小皿類のトッピングを試した際にグランドメニューを見ていて追加ライスの項目に気づいたのだが、150gで105円と記載されている。ということは、ココイチベジカレーはライス300gで210円+カレーソースが320円分だということがわかる。
これに対してこのオムカレーにもしスクランブルエッグが二つ分使われているとしたら、157円×2=314円、+ライス150gで105円で419円。ポークカレーソース一人前が284円なので、ソースが減っているのでなければ、オムカレーは存在そのものがお得と言える可能性が高い。提供店舗が少ないのはこれが理由なのだろうか?

それに記憶の中のスクランブルエッグよりも、口当たりが良いように感じる。メニューには「バター風味のとろ〜り卵が……」と書いてあるので、調理手順から異なっている可能性が高い。ちょうどココイチ生活が始まる一週間前にお台場アクアシティでポムの樹を食べた記憶が残っていたのだが、専門店のオムライスと比べても全然遜色のないうまさであるように感じた。値段的に考えてもノーマルのカレーよりもお得だと感じているし、ライス量は足りなければ追加で足せばいいので気楽なのもよかった。
あとはやっぱり海の幸が超超超うまいということに尽きるだろう。自らtierランキングを作成したことで、迷いなくトッピングを信じられるのは純粋に良いことだ。完食。定期外まで移動しても全然OKと感じる一品だった。ポムの樹ってあんま近くにないしね。


二十日目

40食目

40食目 カレーうどん大盛り たっぷりあさり

店舗限定メニューのなかでも提供率の高いカレーうどんをついにオーダーしてみる。大盛りが+74円という暖かさ。まず器がとにかくでかいし、そこになみなみとカレーだしが注がれている。期待を胸に栞子さんと写真を撮った。

わかりますかこの器のデカさ!ヤバない?

普段よく使うココイチで箸を持つ感覚をおもしろがりつつ、うどんを口へと運ぶ。
これが、マジで、うまい。
単なるうどんの上にカレーソースをかけたものではなく、出汁とカレーが調和したつゆの中でしっかりとうどんが煮込まれていた。使われている具も、豚バラは豚しゃぶトッピングと同じだと思うが、ネギ部分はおそらくカレーうどんのためだけに用意されたものだ。ポークやベジという分類からも解き放たれ、良い意味でココイチっぽくない、「カレーうどん」単体の料理として成立している。
おそらくトッピングtierSSのあさりの影響もあるだろうが、こういった煮込み系のトッピングの択を持てるのがココイチ本来の強みでもある。昨日のカレーらーめんもあさりが正解だった気がする……。お店でカレーうどんを頼む機会はそう多くはないが、今まで食べて来た記憶のなかにあるどのカレーうどんよりも、間違いなくこの日のカレーうどんが一番うまかった。
しかし大盛りにしても量が少ないような気がしたのは、74円という価格のせいか、それともちゃんと煮込んでいるがゆえの少なさか、はたまた食欲中枢を刺激され放題だからか。

壁メニューとグランドメニューをそれぞれ見比べると、「こんな食べ方もおすすめ!」とある、ライスと半熟タマゴのセットをやたらと推していることがわかる。実際、この日カレーうどんをオーダーする際にも、店員さんに「こちらのセットはいかがでしょうか?」と案内されるほどだった。でもセットという割には定価ですねって言ったら「そうなんです……すみません」って笑ってた。良すぎか。
そう推されずとも、この味わい……こちらもライスを足さねば無粋というもの。二口目にはライスの追加を心で決めていた。

そうしてライスと半熟タマゴを加えたところ、これがほんっっっとうにうまかった……器半分以上に残ったカレー出汁とこの追加ライスの量が、見た目からはちょっとライス少ないかなと思ったものの、ちょうどぴったりおいしく感じる濃さに収まっている。
カレー出汁自体は特別辛いものではなかったので別にタマゴいらなくね?と食べる前は思っていたが、この半熟タマゴもちょうどぴったり調和の中心にいる。これ本当にスゴい。たっぷりあさりによるブレはあるはずだが、自信を持って提供されるのもうなずける。この企画ってもしかして、このカレーうどんに辿りつくまでの道のりだったのかもしれないな……。5月になってキャンペーンが終わった後も、カレーうどんを食べにまた来店するだろうと確信した。煮込みトッピングが可能という事実に心がときめき続けている。海の幸、チーズ、ほうれん草……最高の未来に思いを馳せながら一滴も残すことなく完食。


この日は小説執筆バトルをするはず(しないとやばいはず)が、意味不明な残業が降ってきてカレーうどんがもたらしたMPを削っていく。平日夜はある程度の移動が効くので、近隣店舗で提供のない店舗限定メニューを抑えるべく移動したのは大久保北口店。

41食目

41食目 ハンバーグカレードリア ハンバーグ

え、ちっっさ………。正直言って落胆を禁じ得ない量だが、ひとまず一緒に来ていた栞子さんと、この日が発売日だったTVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』2期 オープニング主題歌「Colorful Dreams! Colorful Smiles!のCDと一緒に写真を撮った。

稀代の名曲をありがとう……。カードはランジュさんでした
グランドメニュー表。
グランドメニュー裏。

メニューの記載はこちら。っていうか表と裏で同じメニューが二回書いてあるだけなんだけど……。伸び代なさすぎ。ライス量はオムカレーと同じく150g固定、煮込み系のトッピング不可能、別皿提供ならできるとのことだったので、1000円を目指して一旦ハンバーグを頼んで見たものの、思った以上にシュールな絵面になっている。

分解すると、下からライス、カレー、ハンバーグ(半分)、ホワイトソース、といったところ。オムカレーのように脳内で価格を分解してみるが、カレーソースとホワイトソースの量が何と比べても少ないので、ホワイトソースの価格をかなり高く見積もらないと割に合わないな……。オムカレーのときはスクランブルエッグのコンディションが専門店のそれに近くて、海の幸も合わさってポムの樹と比較しても遜色ないと感じたけど、ドリアってどうしてもサイゼリヤのミラノ風ドリアというこの時代の最強食べ物ランキングトップクラスのバケモンと比べてしまうので、ミラノ風ドリアより全然量ないのにこれで720は正直ないかな……という印象。カレーソースもホワイトソースに置換されてる分、割合としての量が少なくてココイチならばこそという感覚も別になかった。

でも改良の余地は全然あると思うんだよな、量がどうとかじゃなくてもっと別軸のものが提供できるんじゃない?という意味で。サイゼは最近ほうれん草系のメニューがなくなったので、ほうれん草のカレードリアないしはカレーグラタンがあったらマジでいいのになって思うし。競合のいない方になるべく行くみたいな方針は正しいと思うけど、いなすぎで精査されてないメニューが残ってるの、誰も得してないように感じる。しょんぼりしながら完食……。


二十一日目

昨日までで店舗検索のwebページにチェックボックスのあった4品、三日目の時点で試していたハッシュドビーフを含めれば5品全てを試すことができた。トッピングのtierを先に決めてしまったせいで、トッピングによる変動がかなり大きかったような気もするが、それ抜きでもカレーうどんは"ガチ"なので、興味のある人類たちはぜひあさりを浮かべてみて欲しい。

限定メニューをオーダーするのは、記事を読んだ後に再現できないのでやめておこうかと思っていたのだが……カレーうどんという「最高」に出会ったことで考えが変わりつつあった。
そして色々調べるなかで、どうしても食べてみたい限定メニューをいくつか見つけてしまった。最終日までのスパートをかける前に食べたいカレーが。

高咲侑役・矢野妃菜喜さんのクリアファイル開封動画でオーダーされている、この牛すじ煮込みカレー。これは「関西地域限定」ということになっているが、実は関東でも近くの店舗で提供されているみたいだった。

……ひなきちゃんの食べたカレー頼むのに 日和ってる奴いる?
いねえよなぁ!!?


42食目

42食目 ベジカレー300g 牛すじ ダブル

予想の通り、注文時に精査すると選んだカレーに煮込みとしての牛すじトッピングをオーダーする形だったので、ベースをベジカレーに、そして1000円overを目指してダブルにしてみた。流石にうまそう。プルプルのコラーゲンを前に栞子さんと写真を撮った。

ちなみにこういった限定メニューは、公式サイトのメニューページから具体的に提供している店舗まで確認できることに気づいた。見ると世界で1店舗のみでしか提供されていない限定メニューが結構あったりなど、凄まじい数のバリエーションがある。デイリーポータルZの記事に出てきたスタバホリックの人みたいに、たぶん真のココイチ狂人(くるいんちゅ)は全国行脚しているに違いない。

味は本物の牛すじ煮込み、それもしっかり煮込んだ醤油ベースの味わいがカレーソース全体に馴染んでいる。ダブルにした分、煮込みの汁部分も濃くなっているのを感じるな。ベジカレー本来の甘さとも相まって、もはやカレーよりも主役は牛すじ、牛すじカレーというよりも牛すじのカレー煮込みかけご飯と言った方が正しい気さえする。
ネギはカレーうどんの出汁にも使われているものだと予想を付けていたので味が染みているのか若干懸念していたが、特に辛いとかもなく。雑多な飲み屋に行って牛すじ煮込みがあったらもうHAPPYという人類には最高の一杯。最高。酒飲みたい。バイスサワーとかがいい。だがここは飲み屋ではなくココイチだったので、仕方なくライスを追加したら久々に腹八分目を大きく超えて午後は眠気の海の中で仕事するハメになりました。無念……


43食目

この日の夜はまた長めに残業をしてしまい、昼にライスを増した分の揺り戻しでやってきた凄まじい空腹感に耐え切れなかったので、店舗限定メニューの中でも一番コスパが良さそうだなと感じたメニューを食べに、わざわざ雨の中を新宿早稲田店まで移動。

43食目 ベジカレー300g 早稲田ハムポテフライ トリプル

新宿早稲田店限定の「ハムポテフライ」、期待していたのは当然、学生街特有の"安くて量のある飯"としてのココイチ。お世辞にもコスパが良いとは言えないココイチに対して、コスパの概念を持ち込む可能性に夢を見ていた。今夜どうしても食べたかった一品を前に、栞子さんと写真を撮った。

これが「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」か……

メニューに記載の通り、薄いハムで綴じられた衣の中に、マッシュポテトとゆで卵が入っている。ゆで卵がそのままの形で入っているということは単なる冷凍食品ではない。マッシュポテトはポテトサラダに乗っているそれかとも思ったけど、マヨの有無を見る限りどうやら違う。ハムもサラダで使われたりしていない。そしてココイチの揚げ物はすべて揚げたてで提供される。オーダーしてから普段のカレーよりも少し長めに待たされたことを考えても、間違いない、このフライは文字通りの手仕込みだ。他のどのトッピングと比べても、格段に手間がかかっている……!!

頬張ると、ハムカツの懐かしい味わいが口の中に広がる。ポテトやゆで卵は切り口からどんどん分解され皿の上へと散らばっていくが、すぐにまたカレーと共に口の中で一緒になる。うまい。そして量があることが、心から嬉しい……。具だくさんのハムカツは単体で食べても飽きることがなく、手仕込みで揚げてあるフライの油分がキツくなることもない。雨のなかを歩いて来た甲斐のある幸せな時間だった。満腹感に感謝の完食。しかしこのとき、まだ鷺ノ宮は気づいていなかった、食べれば食べた分だけ次の日に襲い来る飢餓感のことを……。


二十二日目

この日は数日前からメンテ改装が行われていた秋葉原昭和通り店の改装が終わり、通常営業に戻る日。クリアファイルの在庫が復活することもワンチャン期待したが、写真右下、入り口に改めて終了の札が掲示されるだけで終了した。店舗限定メニューの有無もそうだが、店舗間での連携などが強いような営業形態ではないんだろうな。
その限定メニューを確認する中で、秋葉原店でしか食べられないメニューがあることを数日前に知ったので、この機会に是非食べておきたかった。だって事実上の秋葉原ご当地グルメだぜ……?沼津にもお台場にも原宿にも行くし今後も行き続けるが、だからといって秋葉原に真剣でいないことの理由にはならない。
なんだかんだで結局限定メニューを擦り続けていることにはなるが、この日のカレーが流石に最後の最後となるだろう。

44食目

44食目 秋葉原まかないカレー500g ミニチーズ入り

でもまかないカレーって何カレーなの……!?久しぶりにライス量を最初から増やしたのは、1000円を超える調整の際、味の予想がつかなかったためにこうせざるを得なかったから。前日の牛すじライス増し→ハムポテフライ3つという暴食の末に胃が大きくなってしまっていて、飢餓感がいつもより強かったという事情もある。全容の計り知れなさにおののきながら、栞子さんと写真を取った。 

おそるおそるスプーンをくぐらせると、具はフライドチキンとなす、それとチーズ入りを選んだのでチーズが入っている。トッピングで頼む際にはどちらもカレーの上に積まれていて、こういうふうに煮込まれる具材ではなかったのに。
口にすると、カレーソースそのものの味が全然違う……!!ポークともベジともビーフとも異なっている。見た目からある程度予想していたが、奥の方に確かにハッシュドビーフがいる気配がする。だけどそれだけでは絶対ない。二種類以上のカレーソースを混ぜた上に、本来煮込んで提供することのないフライドチキンとなすを入れている影響もあるだろう。唯一無二のうま味に辿り着いているように感じる。うまい。
この企画が始まるまでココイチには行ったことがなかったが、最初にポークカレーなどのカレーソースを試している間は、はいはいそういう方向ね、という気持ちで味を見ていた節があった。全く知らないカレー屋さんに入って最初にこの味が出てきたらビビるだろうな、という印象。なすが少し人を選ぶかもしれないが、神保町周辺は数多くのカレー屋がしのぎを削るエリアでもあるし、せっかく来たからには独特の風合いのカレーを食べてみたい人にはオススメできる。まあ秋葉原に来てカレー食いたいオタクは初手カレ飲み行くと思うけど。いにしえのライバーなら特に……(一応言っておくと鷺ノ宮はAqours5thからの新参です)。


45食目

店舗限定メニューには明確な終わりがないものの、今回の目的は「行脚」ではなく、キャンペーン期間中に食費を全てココイチへと置き換えて、ココイチのことをもっとよく知るということに主軸を置いている。おかねがほしくて毎日出社しているために、昼は休み時間の範疇で様々なメニューに挑戦してきたが、無理なく行ける範囲で食べてみたいメニューは一通り試すことができて満足している。
そして残された期間に、確実に食べなければならないメニューが鷺ノ宮にはまだ残されていた。

45食目 ベジカレー300g 上原歩夢セット
(スクランブルエッグ、クリームコロッケ(カニ入り)、タマゴサラダ)

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、上原歩夢さんのおすすめするセットだ。

キャンペーン中に置かれている卓上メニューには、メンバー12人のおすすめのオーダーがコメント付きで記載されている。メインのカレーには被りがなく、それぞれのおすすめトッピングまで全て注文すれば確実に1000円は超えるという寸法だ。
ニジガクに限らずココイチでキャンペーンがあるたびに、おそらくこういうメニューが考案されていることは想像がつくし、今回のメンバーみんなのコメントも、一見して不自然ではないように見える。
だが、味の組み合わせはどうだろうか?
全てのトッピングを制覇した鷺ノ宮になら、これらのメニューに妥当性があるのかどうか、正常な判断ができるはずだ。
なので、これから最終日まで、このみんなのおすすめセットの正しさを、検証していくことにする。
なお、一番うまいカレーソースはベジカレーであることが確定しているので、セット注文時にも指定がない限りはベジカレーで注文する。なぜなら一番うまいから……。

歩夢さんのオススメはスクランブルエッグに、クリームコロッケ(カニ入り)、そしてタマゴサラダだ。なんだかタマゴが多い気がするが、これは歩夢さんの好きな食べ物が卵焼きであることに起因するのだろう。得意料理も卵焼きとのことなので、うまく作れるようになるまで試しているうちに好きになったのか、好きこそものの上手なれなのか……文字通りの「タマゴが先か」問題に想いを馳せながら、一緒に栞子さんと侑さんと写真を撮った。

みんな、アニメ2期だとどうなるんだろうなぁ……!

正直にいってトッピングを一つずつ試すとかいう意味不明な行為をしている間も、早く同好会のみんなのこのセットを食べたくて仕方がなかった。なぜなら味っていっぱいあると楽しいことをよく知っているから……。

元々困窮の粋を集める生活をしているので、サラダを食べる機会がほとんどないが、らっきょう以外は全食べ物が好きなので、久々に食べてみると、これがマジでうまい。キャベツってこんなにみずみずしい食べ物だったか……!?

ドレッシングは店舗共通でノンオイル、ごま、オリジナル(和風)の三種類。和風とあるが、オリジナルドレッシングがなんか全然跳ねてなかったなという印象。ごまが一番すっぱくなくてうまい。一番減ってるしね。

カレーに関しては、これでやっとスクランブルエッグの正解が理解った、という感覚があった。カレーと1:1なだけでは物足りなくて、追加でおかずになりうる何らかがあってやっと輝きに手が届くというか。クリームコロッケにかけたソースが混じると、グッとおいしくなった感覚があった。スクランブルエッグ単体で3倍にして首を傾げていた日がもはや懐かしい。
改めて味わうと、スクランブルエッグ自体の食感や出来は歩夢ちゃんも褒めるくらい素敵なタマゴなのは認めざるを得ない。今まで食べた中ではやはり、オムカレーが一番良かったので、スクランブルエッグ勢の歩夢ちゃんにはぜひオムカレー提供店舗へと行ってみてほしいところだ。まあでもオムライスを食べるだけなら、アクアシティお台場にも専門店が───



───いや

歩夢さんがタマゴ推しだったのって
───もしかして


ポムの樹、ってコト!?!?!?!?!?!??!!?



二十三日目

46食目

46食目 ベジカレー300g 中須かすみセット
(ほうれん草、チーズ、オレンジジュース)

この日は中須かすみさんのおすすめセットを頼ん……あれ?今記事書いてる中に気づいたけどコーン入ってなくね!?!?オイ!!!!!!!
この日は友達(オタク)(しずくさん推し)と一緒に来店して、前後の用事でふたりとも時間がなかったので「これとこれください」「かすみさんセットとしずくさんセットですね」っていう限界オタクと限界店員のやりとりをしたのにコーン忘れられてんじゃんよ!!!店員のオーダーでイカれるのもうこれで何回目だよ……!!!

……ひとまずはこの日に撮った写真で記事を進めよう。朝ドタバタしすぎて寝そべりの栞子さんは歩夢さんの隣で寝たまま置いてきてしまったので、この後遊んだEDHで使用する統率者の裏面に入っていた、3rdアルバム「Just Believe!!!」初回封入のメンバーカードの栞子さんと写真を撮った。

今日の統率者は《秘本に縛られし者、プロスパー/Prosper, Tome-Bound》。お気に入り。

これね、超おいしかったんですよ。ほうれん草アンドチーズという食感の変わる煮込みトッピングが二種類入ることで唯一無二の味わい、甘い系カレーの極地へと至る道という感じで大変褒めるポイントがあったんだけど、コーン……マイライフ……。完全に指差しでオーダーした上で足りてないの納得いかなすぎる。後日再チャレンジということでひとつ……。
コッペパンの参考になるかはわからない(それは鷺ノ宮じゃなくてかすみんが決めることだから…)けど、オレンジジュースは何の理論にも基づいていないなと思った。かすみんの子供味覚によるチョイスなのか、対面の桜坂しずくが牛乳をオーダーするのにつられての事か、どちらを信じてもいいだろう。というか対面でしずくさんとカレー食べに来たのに、かすみんだけオーダーを間違われる展開、かすみんのエピソードとして実在感すごいの何?


47食目

47食目 ビーフカレー300g 桜坂しずくセット
(1辛、ビーフカツ、牛乳)

夜はEDHメイツを連れて再度ココイチへ。みんな鷺ノ宮がカレーしか食べられないことを知ってくれていてよかったです。今度は自分が桜坂しずくさんセットを注文。もう何も恥ずかしいとかないので普通に指差し注文した。こっちは間違わないのかよ〜。この日場に出るたびに「面白そうだから」といいう理由で《幻影の像》とかで毎回コピーされていて大人気だったプロスパーと一緒に写真を撮った。

統率者領域にいる間、いま何回目のキャストなのかをカウントしてくれていた栞子さん。鷺ノ宮が「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」のメンバーカードをメチャメチャ欲しがってる気持ち、伝わったか?(誰かください)


しかし他のメンバーたちがチーズやヤサイを擦ってる中、しずくさんのセットだけちょっと異質なんだよな。一人だけビーフカレーだし、1辛変更もしてるし。いや1辛変更自体は、しずくさんが「辛いもの好き」なのでそこが一番好みには合ってるんだけど。ビーフカレーにビーフカツというこの圧倒的な牛推しは何に起因するもんなんだろう。
ビーフカツはココイチの全カツの中でも一番ボリュームとパンチのある優秀なtierSのトッピングだが、ビーフカレーと合わさることでジューシーさが限界突破。昼にほうれん草とかチーズを褒めてたのに対してあまりにもかけ離れている。かすみんの対面でしずくさんこんなの食ってたんか……!「一口食べてみる?」って誘われるままにしずくさんのカレーを食べたかすみんが反射でオレンジジュース頼んだって展開はどうだ?オタク?
ちなみに1辛部分はベジカレーを常食していた鷺ノ宮にはかなり辛く感じられた。アイスミルクが染みるぜ……。1辛でこれでしょ?こんなの6辛以降どうなっちゃうんだろうな……今回は辛さチャレンジをする予定がないので、あまり関係がないけども。

帰宅次第、ニジガクアニメ2期4話に心打たれてこの日は終了。


二十四日目

48食目

48食目 ベジカレー300g 朝香果林セット
(やさい、なす、ヤサイサラダ)

お昼は朝香果林さんのセットをオーダー。野菜づくしではあるのだが……訝しみながら一緒に来ていた栞子さんと写真を撮った。

ココイチ荻窪駅南口店はガラス扉が大きいので、天気がいいと外光がいっぱい入ってきて気持ちいいね

今回の果林さんセット、まあまあ厳しい感じがする。というかそもそも果林さんは体型維持のために食事制限とかをちゃんと頑張るシーンが多く、LoveLive!Daysで記述のあった好きな食べ物も「鳥のささみ」とかなのだ。一応4月までの限定メニューでささみカツはあったものの限定メニューを組み込むわけにもいかずだろうし。体型を考えるとココイチのカレーって食べにくいよね……。12人中5人がサラダを頼む中、果林さんのヤサイサラダだけがポテトやタマゴを乗せていない、プレーンなサラダなことがせめてもの制限という感じか。
にしても素揚げのなすがピックアップされている理由が、パーソナルカラーの濃いブルーに近いからしか思い浮かばないのが辛い。実際ヘルシーメニューみたいなの全然ないしね。大豆ミートのハンバーグだとネタキャラすぎるというか、あれは疑似肉でコストを抑えてるだけでカロリー自体は抑えてる感覚なかったし。それとも果林さんがなすを美味しく食べてるシーンがスクスタとかにあったのだろうか?おれも栞子さんが毎日劇場で正月に神田明神で甘酒を飲むシーンが2021年初頭にあったので毎年神田明神に甘酒を飲みに行ってるし……。朝香果林有識者の方のご連絡、お待ちしています。
あ、カレーはかなりうまかったです。やさいであっさりめになったところになすの油のジューシーさが収まる感じでgood。


49食目

49食目 ベジカレー300g 宮下愛セット
(たっぷりあさり、イカ、ツナサラダ)

これこれこれですよ……!トッピングtierSSランク、至高の組み合わせ。上がったテンションのままに栞子さんと写真を撮った。

おいしいの天才でもあるんかい…。

愛さんセット、最初に見た時はよかったですね、ギャグが見つかって……という感じで冷ややかだったが、トッピング全体を把握した後だと最強ランクの組み合わせを選んでいて、当然うまいし、やはり実家が飲食店の娘、信頼できるな……!今度海鮮系のもんじゃ、食べに行きます。みなさんも行きましょう。
昨日の今日でDiverDiva回だったのにはそこまで意味がない(一週間以内に必ずセットを頼むわけだし)と思いつつも、昨日の2期4話で「楽しいだけでは解決できない問題がある」「愛さんにもできないことがある」みたいなテーマに対しての解答としてあれで良かったかとかを前日深夜まで考え込んでいたのもあって、ちょっと心の距離が近くなっていたところでこう、食の好みが近いという、それだけのことでこうも簡単に心踊っていて、いやだって味覚近いの嬉しいじゃん、嬉しくないですか?誰か、教えてくれよ……真実を……


二十五日目

50食目

50食目 ベジカレー300g 近江彼方セット
(やさい、ほうれん草、シーザーサラダ)

彼方さんのおすすめするやさい中心のセットをオーダー。野菜が食べられる喜びを胸に栞子さんと写真を撮るやつをした。

栞子さんに対して彼方ちゃんのおねえちゃん力が発揮されるシーンが観たいような観たくないような

彼方さんの可愛さ全部詰まってるコメントだし、まあ安定してうまい組み合わせでしょ、と思いきやこれがなんともパンチに欠けるスッカスカの味。やさいとほうれん草は煮込み系のトッピングで、どちらもそれ自体には味がついてないのでカレー味を分散させてなんだか全体的に薄味になってしまっている。ほうれん草単体のときもやさい単体のときも薄いという感想はなかったので、組み合わせで評価が落ちてしまっているのか、カレーの食べ過ぎで鷺ノ宮の舌が完全にイカれてしまっているかどちらかだ。彼方さん、どうして……。
シーザーサラダに乗っているクルトンが唯一のたんぱく質というか油分というか、ここがツナやタマゴだったらまた違っただろうに……異様な物足りなさを発揮している。好きな食べ物はタコさんウインナーとのことだが、これは遥ちゃんのために作るブツであるから単純にソーセージカレーにしておけばいいというものでもない、のはわかるけど。メインやさい追加エビとか、きのことかじゃだめだったのかなァ……。


51食目

51食目 ベジカレー300g 優木せつ菜セット
(ソーセージ、パリパリチキン、完熟カットトマト)

優木せつ菜さんのセットです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お昼の彼方さんセットと打って変わってハチャメチャに肉、というよりも「赤の食べ物」という感じで大変IQが低いですね。これが生徒会長を辞した後のスクスタ時空のせつ菜さんなのか、それとも燃える闘魂を隠しきれずに眼鏡のフレームを赤く燃やしているアニメ時空のせつ菜さんなのか、どっちなんだいと心の中で問いかけながら栞子さんと写真を撮った。

なんとなく2期はいまのところ生徒会の「絆」という感じで話が進行しそうな気配が、ある(5/8現在)

パリパリチキンは肉類のトッピングの中でもSSランク。どういうチキンかと言うと、誤解を恐れずに言うなら「セブンイレブンのナナチキがいつでも揚げたてで出てくる」。鷺ノ宮はこれを『最高』だと捉えているが、せつ菜さんも同じように『最高』だと捉えているようで嬉しいですね。食べざかりまっさかりだし、生徒会長モードじゃないからいいかみたいなノリでせつ菜さんがレッスン着でコンビニチキン貪ってたらメチャメチャ可愛いだろうな……。
しかしソーセージはいいとしても、完熟カットトマトに関してはもう赤ければなんでもいいの気持ちで”やった”な?と担当者を問い詰めたさがまあまあある。小皿類のトッピングは今まで一度にオーダーしてグチャミソにする食べ方しかしていなかったので、トマト単体でカレーソースと混ぜて試すことができてよかったが、コクが増したみたいな感覚よりも先に、単純にカレーソースのかさが増えてライスとのバランスが取りにくいし、チキンやソーセージとの意味もあんまりないような気がする……。
だけど食べすすめると、パリパリチキンとソーセージの油分をトマトが受け止めてさっぱりとした味わいを維持してくれていて、これはこれでアリというか、トマトがなかったらウッとなって胃が終了していたかもしれない。生徒会長ってスゴイ、鷺ノ宮は改めてそう思った。ちなみにトマトを入れると味がマイルドになるので、ベジカレーに加えるとちょっと甘すぎになる。ポークカレーとビーフカレーはベースからしてちょっと辛めなので、トマトを入れるならベジカレーじゃないほうがいいかも。


二十六日目

52食目

52食目 ベジカレー300g エマ・ヴェルデセット
(チーズ、やさい、ポテトサラダ)

エマさんのおすすめセット。チーズ、そうだ、お前が来るのを待っていた……!!ニコニコしながら栞子さんと写真を撮った。

文献によると栞子さんもチーズが好きだそうですね。仲良くなるには共通点探しからだよね
(ミア・テイラーもそうだそうだと言っています)

メインのトッピングカレーは12人全員異なるものの、やさいとチーズはなんだか登場率が高い。おいしいから仕方ないよね。特にチーズはボリュームもコクも増すので、単体で食べていたときよりもポテンシャルの高さに舌を巻く。
エマさんの好きな食べ物は、メンバーアイコンにもなっているパンが中心だが、アニメだと卵かけご飯をおいしそうに食べるシーンが良すぎてどんぶりがグッズ化したりもしていた。要するにメンバーのなかで一番よく食べる子なのだが、そこにチーズというのは確かにいいチョイス。確実にボリュームは増しているし、肉やカツをドドンと乗せるよりも上品な感じがする。あとサラダの中でもポテトサラダが一番ボリュームがあるので、これも納得感があってよかった。やさいのじゃがいもと合わせてダブルポテトだね……。

やさい、やさいは……どうなんだろうな。彼方さんのときも果琳さんのときも思ったけど、やっぱりちょっと加熱が甘い芋が登場することがある。熱しすぎるとアチアチでボロボロになるだろうし、かなり難しい話なのはわかるけど、生寄りのおじゃがが口の中に出現するともうそれは「戦時中」なので、どうにかなりませんか……。きちいかー。


53食目

53食目 ベジカレー300g 天王寺璃奈セット
(フィッシュフライ、海の幸、スクランブルエッグ)

璃奈ちゃんセット、もりもり~~~~!!!メッチャメチャ食うやん、わんぱく男子の食う量やん!!!最高最高最高!!!!!空腹感のあまりニコニコしながら栞子さんと一緒に写真を撮った。

自分の適性を把握した上で、適性のないことに対してアイデアで突破する璃奈ちゃんのこと、栞子さんは尊敬してるって信じてる
エビ、あさり、イカも入っていて、嬉しくなる。←圧倒的共感能力故感涙最高

この大量のトッピング、サラダ勢じゃない影響が大きいけど、フィッシュフライに海の幸にタマゴと、たんぱく質モリモリなの嬉しいアンドかわいい。璃奈ちゃんにはいっぱい食べてすくすく育って欲しい。COMPとかで済ませないでほしい。あらゆる手を尽くしておいしいごはんに連れて行ってあげたい。
フィッシュフライ自体はやっぱりちょっと中身がスカスカめの冷食という感じで、単体だと物足りなく感じる部分もあるけど、揚げ物アンドソースはスクランブルエッグとの相性がよく、以前トリプルで頼んでいたときよりも格段においしく感じた。
海の幸は愛さんオススメのイカとあさりが両方入ってるので、「飲食店の娘」の影を感じざるを得ないが、トッピングtierSSなのでマジでうまい。愛さん、ありがとう、璃奈ちゃんの栄養を考えてくれて。あとは前に食べたときは「イカリングでないイカが入ってる」って書いたけど、今日は衣の感触があったので、やっぱりイカリングが煮込まれてるな。うまいのでよし。
なんか璃奈ちゃんのセットがトップクラスにおいしい組み合わせなことがなんだか本当に嬉しく感じて、この日は寝るまでニコニコしながら過ごした。原稿の進捗にはとくに良い影響がなかったけど、悪くない気分。


二十七日目

54食目

54食目 ベジカレー300g 三船栞子セット
(納豆、きのこ、オクラ山芋、ウーロン茶)

ついに、ついにこの日がやってきた。我らが生徒会長(これを書いている27日現在アニメだとまだ生徒会長になっていないので、これはスクスタ時空の話とさせて下さい)、三船栞子さんの挙げるオススメのきセットを食べる日が。だがまずは落ち着いていつものように栞子さんと一緒に写真を撮った。

食材との出会いに感謝……。
会長、きのこにも言及してあげて

栞子さん、栞子さん、栞子さん……。思い返せば4月1日、このキャンペーンが決まった日から本当は、期間中の1日2食、計60食を全部これにするでも別によかった。納豆もオクラもきのこも最初からメチャメチャ好きだし、そうでなかったとしても自分と味覚が遠いのなら三十日間をかけてその距離を縮めていく企画にしたってよかった。そうしなかったのはなぜか……君への好きさを表現するのに「限界」であっても、「悲痛」ではいたくなかったから。真面目さをもって面白おかしく、このカレーを食べ続けている日々のことを綴りたい、自分で言うのは恥ずかしいが自分にはそういう適性があると思ったからだ。
この一皿に、君のセットに至るまでのこの二十七日間だったと言っても、過言ではない。長い長い遠回りの果て、これまで歩んできた全てを通して、君に、改めて言いたいことがある。


……オクラ入れると、ちょっと味薄くなっちゃうね。肉がないから。



55食目

55食目 ベジカレー300g ミア・テイラーセット
(ハンバーグ、チーズ 、コーラ(食後))

ようやくミアさんのセットまで辿り着いたぞ……。ハンバーグにチーズというシンプルな組み合わせだが、シンプルゆえに破壊力がデカい。せつ菜さんともタメ張れそうなボリュームを前に、まずは栞子さんと写真を撮った。

ミアちゃんも現状アニメだとどういう形で加入するのかかなり読めないので毎週ドキドキしますね
アニメとちょっと髪型のデザインが違うのですが、スクスタ準拠の前髪が少し浮いているデザインが、ワシャ心底好きじゃ……

パリパリチキンよりもおそらく世間に知られていない、この記事を通して広めていかねばならないこととして、「ココイチのハンバーグはマジでうまい」という事実が、ある。冷凍や冷蔵のハンバーグはこの世に色々あるが、そういったクオリティとは一線を画している確かなうまさがココイチのハンバーグにはあるといっていい。普通に焼いてると言われたら頭から信じるくらいにはうまい。というか本当に焼いているのかもしれない。口に入れた瞬間にびっくりドンキーとかBIG BOYとか、ハンバーグ自信ありの店たち(それもバイキングとかの関係でカレーソースと一緒に提供される可能性が高いもの)を強烈に思い出すのだ。ミアちゃんも言葉の通り納得してくれる味だと思う。サイズが小さいのだけはごめん、どうにもできない……。二個頼んでほしい。
ミアちゃんのセットを考えたとき、好物であるハンバーガーに近づけるならそこに完熟カットトマトが入る可能性も十二分にあったが、そうはならずチーズが隣にあるという事実にも胸を打たれる。ケチャップではなくチーズバーガーに寄せてくれたのがとても嬉しく、思うままにごはんを追加した。超うまかった。

ちなみにコーラは炭酸抜けるの嫌だったので普通に食後提供で頼んだんですが、コップ提供だし炭酸抜けまくっていてあんまり意味がありませんでした。ここはミアちゃんがどういうコンディションのコーラ好きかにもよるけどね。エネルギーの効率がきわめて高いらしいので……。


二十八日目

56食目

56食目 ベジカレー300g 鐘嵐珠セット
(手仕込とんかつ、半熟タマゴタルタルソース)

メンバーセットのラストを飾る、鐘嵐珠さんのセット。アプリ版ではとにかく金に物を言わせて良い肉を食べに食べまくっていた彼女のチョイスは、当然のようにトッピング最高額の手仕込とんかつに、食べ応えをブーストするための半熟たまごタルタルソース…。昨日は食欲に負けてごはんを増してしまったところだったので、ボリュームがあることが素直に嬉しい。笑顔で栞子さんと写真を撮った。

たまご、幼馴染……どこかで……
「さすが手仕込なだけあって」が本当かどうか、鷺ノ宮にはわからない
「映え」の化身かい……。

以前小皿系のトッピングを一気に頼む「小皿祭り」を開催した日にも強く思っていたことだが、タルタルソース単体でカレーと組み合わせるよりも揚げ物と共に食べたかった、その野望が今日ついに叶う。自分の目的にまっすぐ突き進むランジュさんにその背中を押されるというのが嬉しい。おいしいを選ぶ適性がある。当然、うまくないはずがない。とんかつと半たまタルタルだけでライスに行ってしまえるので、昨日に引き続きライスを増してしまいそうだ。
しかしタルタルソース単体ではなく半熟たまごが加えられたことで、揚げ物の引き立てとしては多少弱くなってしまっているようにも感じる。あとは手仕込とんかつのクオリティが、その、とんかつで勝負している他のお店と並んでいることは間違いないのだが、たまごと一緒に食べるとどうしても、かつやのカツ丼に近づいているような気がしてしまっていた。ココイチ期間に突入するまで、鷺ノ宮は週3でかつやだったので、とんかつにたまごが寄るというだけでこんなにも恋しい。ランジュさんもこんな風に故郷を思い返してしまう日があるのかもしれないな……。


57食目

57食目 ベジカレー300g 中須かすみセット・真
(ほうれん草、チーズ、コーン)

これでスクールアイドル同好会のみんなの選んだカレーセットは一通り食べることができた……と見せかけて、数日前にかすみんセットでオーダーミスしてコーンなしだった時のことが脳裏をよぎったので、かすみんカレーセットを再演しに来た。これがおれのリベンジだ。誰も手放さない…。でもオレンジジュースはマジで意味がなかったので無視して、栞子さんと写真を撮った。

前回はプロスパーと写真を撮ったので、かすみんカレーと栞子さんを撮るの初めてな事に気づいてややウケる
まあ改めて貼ったところで別にコーンについては言及していないのだが

そもそもほうれん草とチーズの組み合わせが手放しでうまいということもあったので、おかわりする分には何の問題もない。そしてコーンが加わることでここにさらなるうま味が……いや、甘くなるだけで別に意味ないな……。
というか先日栞子さんのカレーセットでオクラを入れたときにも思ったのだが、味が妙にぼやける組み合わせがある。彼方ちゃんのときのやさい+ほうれん草もかなり味気なく感じていた。メンバーの中でも料理に一日の長がある彼方ちゃんが?セットメニューを考えたココイチの担当者があほである可能性もあったが、ミアちゃんでチーズバーガーに寄せたりする絶妙なチョイスを鑑みるにそう判断するのも早計すぎるような気もする。

しかし鷺ノ宮は気づいた。おすすめメニューはどれもポークカレーがベースの価格設定。ベジカレーにわざわざ変更しているのはひとえに鷺ノ宮の好みである。なぜならこれが一番うまいから、辛くなくてちょうどいいからだ。

──そうだ。
彼女たちのカレーセットは、ポークカレーがベースになっているからだ。かすみんのカレーセットにコーンが足されているのも、オレンジジュースを頼んでいるのも、多分、カレーが辛かったからではないだろうか?栞子さんのオクラ山芋も、彼方ちゃんのやさいセットも、本来はポークカレーと合わせることが前提だと考えると納得がいく……。
これを読む頃にはもうキャンペーン期間は終わっているだろうが、もしアニメ等で後からニジガクを知り、今一度彼女たちに思いを馳せようとする「あなた」がこの記事を読んでいるなら、再現性のためにはベジカレーではなく素直にポークカレーを選ぶ方が良いということを、ここに書き記しておく。


……でもベジカレーの方がうまいからな!!


二十九日目

この日はスーパー原稿デー。5/2AMの締切に間に合うよう、入稿までをこの連休に行わなければならない。

58食目

スクールアイドル同好会メンバーのおすすめするセットを(ベジカレーというブレはあれど)頼みきってしまったので、もう何も試すセットはない。これで縛りから解き放たれて、鷺ノ宮の好きなトッピングを適当に食べてもいいのだが、期間中にインターネットを見ているうち、避けるには惜しいセットがあることに気づいていた。

中須かすみ役、相良茉優さんの言うこのセットが、巷では「まゆちスペシャル」「まゆちセット」として認知されている。

ならばこれを避けては通れないだろう。ヒトリダケナンテエラベナイヨーの精神に則って、これらも食べて行かねばなるまい。

58食目 ベジカレー300g まゆちセット
(海の幸、やさい、チーズ、パリパリチキン)

正直オーダーする段階で理解っていたが、半端ないボリュームである。かすみんはおろかせつ菜さんもランジュさんも逃げ出しそうな量を前に、ひとまず栞子さんと、友人のよほろさと一緒に来ていた侑さんと写真を撮った。

声優てメチャメチャ食うやん……。

流石と言うべきか、自前のトッピングtierランクの中でも圧倒的上位者を迷うこと無く選択している。間違いなく二回、いや三回以上食べていないと出てこないオーダーだ。おそるべしまゆち。しかしボリュームはもう見た目通り半端ないことになっており、300gだとしても普通に1500円を突破している。っていうか1500?1000円ごとにスタンプ1個だから、これめっちゃ端数出るじゃん……。おのれまゆち……。腹囲をパンッパンに膨らませながら、レトルトのカレーを追加で二つ購入してスタンプを2つ押してもらった。このあと当たり前のように眠気に襲われて原稿そっちのけで仮眠を取ったのだが、そのおかげか頭が冴えて夜までの間にかなり進んだ。ありがとうまゆち……。


59食目

まゆちセットの存在を知った時から、こんなこともあるだろうと先んじて各メンバーの声を担当していただいている皆様のTwitterアカウントを「カレー」「ココイチ」とかでキーワード検索して、お気に入りのカレーセットを探していた。そうして見つけたセットが幾つかあり、できる限り試すつもりだったが、途中で限定メニューを食べたりオーダーミスがあったりして、チャンスはこの一回になってしまった。
鷺ノ宮が選んだのは、

これに、

これを加えて、

59食目 ベジカレー300g あぐぽんセット
(チーズ、納豆、なす)

ということで「あぐぽんセット」を錬成することにした。去年のツイートで指しているのがココイチである確証はないが、チーズと納豆がトッピングで選べるカレー屋が他にあるとしても、大西亜玖璃さんの好みであることは間違いないのでよかろう。ひとまず栞子さんと写真を…あれ…?

……そう、この日は昼に一緒にカレーを食べた友人のよほろさんに栞子さんを連れて行かれてしまい、「原稿が終わるまでは返さない」と言われてしまっていたのだ!ゆ、誘拐犯!!助けてー!!警察のひと呼んでー!!!


こんな感じで家でおもてなしを受けている写真が数時間ごとに届く環境で執筆していました。狂いそう 愛おしすぎて

この後、TLに流れて来る金ローにかこつけた魔女宅ファンアートが全部刺さって絶命した


そんなこんなで夜まで執筆しているうちに荻窪店の閉店する時間になっていたので、重い腰を上げて大久保店(深夜一時まで営業中)まで移動して粛々とミアさん・ランジュさんと写真を撮った。頑張れ栞子さん、いや頑張るのは鷺ノ宮か、助けてくれMONSTER GIRLSたち……。

今更言うことでもないけどカレーは美味しかったです。とくに納豆というのが……そういえば納豆をおすすめしていたメンバーが居た気がするのだが……ぐッ、頭が痛い……今は、今は書かねば……。


三十日目

結局執筆作業は朝までかかり、仮眠や気絶を挟んで書き終えたのは4月29日34時30分だった。29日中に校正に投げることができてよかった。だが「34時30分」と言って投げたのに何の反応も無くて急に怖くなったので、急遽別の友だちに連絡して校正を見てもらうなどした。結局毎回突貫での入稿になるので、ダブルチェックしてもらうのはとてもよかった。今後もこの体制でやっていきたい(鷺ノ宮を助けてくれる友人たちに嫌われるまでは…)。


そうして朝になり、昨日栞子さんを誘拐した友達のよほろさんと一旦合流した。というのもこの最終日にラストランをどこで行うか相談していた時に、まだクリアファイルが残っている店舗があるのではという話になったのだ。

桜木町店なんかは店頭の看板なんかを宣伝するツイートがよく見られていたが、流石に最終日にはなくなっていた。当然ではあるが…。
そして色々調べているうちに、元のツイートはもう消えてしまっていたが、町田成瀬店にまだ十数枚のクリアファイルがある……という情報を入手していた。


というか栞子さんと金ローを見ながら、よほろさんが執筆中にず〜〜〜〜っと検索してくれていた。なぜか?多分この週にゴールデンカムイの完結までの無料公開があり、完全に金塊を探すスイッチが入ってしまったとしか言いようがない。一も二もなく、列車に乗って二人で最終決戦の地へと向かう。気分は完全に杉元佐一、いやどちらかと言えば鷺ノ宮は白石由竹のソレだった。


そうしてやってきたのが、CoCo壱番屋 町田成瀬店。小田急線から横浜線に乗り換えて一駅、片道一時間以上。GWの真っ只中で何処に行っても大量の人にもまれる中、まるで平日のように閑散とした静かな住宅地にその店はあった。地図によればここに金塊クリアファイルがあるらしい……。

入店してすぐ、クリアファイル在庫を確認する。あと11枚あるらしい。良かった……!!あとはこれが狩られる前に、走り切るのみ。


60食目(ラスト)

最後に何を頼むかは、実はもう決めていた。

遡ること4/5の段階で、「ヒトリダケナンテエラベナイヨー」の精神そのもののオーダーをキメている人が、インターネットに存在した。見た瞬間に正直言って負けた、と思った。継続力で勝負して行くつもりではあったが、大食いチャレンジするならクリアファイルがあったときの方が絶対によかったからだ。都内に住んでいて早々に枯れることが予期できていたから、こういうチャレンジをする機会はないだろうと思っていた。
だがこうしてクリアファイルのあるお店に来たからには、いつかやってみたかった世界に挑むほかない。

そして、やるならば先人を越えなければ意味がない。


60食目  ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
フルトッピングカレー&サラダ&ドリンク

圧巻

ビーフカレー1辛300gをベースに各種煮込みトッピングを加えた一皿と、小皿トッピングが4つ。揚げ物類の別皿、そしてドリンク4杯とサラダが5皿。その一部かのように栞子さんを並べ、一緒に最後の写真を撮った。

チーズややさいトッピングなど、おすすめセットで被っている子もいたがそれらは1つのみオーダーしている。揚げ物類は何かあったときに持ち帰れるよう、店員さんが気を遣って別皿に用意してくれていた。というかオーダーの時点から嫌な顔ひとつせず、時間がかかってしまって申し訳ないです、とこんな意味不明なオーダーにも関わらず丁寧に対応していただいた。

ちなみにこれでぴったり7000円ジャスト。キャンペーン担当者がここまで理解っていておすすめセットを組んだのではないと思うが、これはマジでスゴい。注文書をわざわざ席まで持ってきていただいたのもありがたかった。

そして何より会計前の段階で、席までクリアファイルを7枚持ってきていただいた。ありがとう町田成瀬店の店員さん……。あとはこれを、目の前のカレーを集中して食すのみ。


行くぞ!!


……辛い!!
スタートダッシュの時点で辛さと熱さが口内を襲う!そうだ、これはベジカレーではない。ビーフカレー1辛をベースにしているからそもそも辛いのだ。小皿系系を混ぜて食べようとするが、煮込み系のトッピングが多すぎて全然混ぜる余地がない……!
スクランブルエッグの周辺から切り取りつつ、揚げ物のフィッシュフライを食べていく。上に乗ったトッピングを崩しつつ、サラダにも手を付ける。この量のサラダはまあまあ無理だが、ライスの代わりにすればいけるか…?

こんな量を食べきれるのでしょうか……と心配そうな栞子さん

とにかく熱さと辛さが、ベジカレーを期待していた身体にダメージを与えていく。走り出してしまったからには詰め込まなければならないので、小皿系のトッピングを駆使して温度を下げつつ咀嚼していく作戦に切り替える。水も少量のみ、空気を入れすぎないようにしながら胃へと収納していく。大丈夫だ、思い出せ、MAX鈴木さんのyoutubeチャンネルを見ていたあの日々を。深夜に動画を見るたびにお腹を鳴らしていたあのときの気持ちを……!!

金塊の隣で鷺ノ宮を心配する栞子さん


そうだ……栞子さんの前でダサい姿は見せられない!!スクールアイドル同好会部長として……「あなた」として……



今 ここに


命、燃やすとき!!








無理なもんは無理


わかってた、わかってたよ。だってこの一月カレーしか食べてないんだもん。多くも少なくもないカレーを、次の日に影響が出ないよう、食べ過ぎないように注意しながら食べてただけだもん。
先人のくま樽さんでさえライス量は200gに押さえてのチャレンジだったのに、7000円ぴったりだったからという理由でライスは300gにしてるし、サラダとドリンクまであって鷺ノ宮1人の力で倒せるはずがなかった……。

だが幼少の頃通っていた、忍術学園の教えである「お残しはゆるしまへんで」の精神に則って、時間をかけて食べていく作戦に切り替える。メイン皿はここで止まってしまったが、よほろさんと雑談しつつゆっくりと食べていく。サラダは熱さこそないものの、炭水化物と違ってある程度噛まないと飲み込めないのでマジでキツかった。よほろさんの助けも借りてシェアしつつ(サラダ二皿食べてもらった)、持ち帰りできなさそうなサラダ全てとドリンク、そしてカレー皿を全部空にした。

揚げ物はフィッシュフライだけ食べたが、ビーフカツ・手仕込みとんかつ・クリームコロッケ(かに入り)、パリパリチキンは持ち帰らせていただいた。ソースまでつけていただいてありがたい。後日ちゃんと使って食べました。食パンで。

店を出る頃には、完全に日が暮れていた……というか4時間くらいお店で食べていた。ファミレスじゃないんだぞ。本当に嫌な顔ひとつせず、笑いながら対応してくれた町田成瀬店のスタッフの皆様ありがとうございました。



終わりに

少しだけ昔の話をする。
20年前、シスター・プリンセスというコンテンツがあった。

電撃G'sマガジンでの誌上企画から始まって、ゲームやアニメへ展開されたこの作品は、インターネットのオタクたちに熱烈歓迎されていた。その頃主流だった日記型のテキストサイトで、それぞれ心に妹を持つ「兄」たちが自分の日常を面白おかしく書いていた。どれも本当に面白かった。その頃のサイトは今も生きていたり、ドメインが売買され中華系広告がハチャメチャに貼られたサイトになったりしている。

だが当時義務教育の真っ只中だった鷺ノ宮には、100%楽しむことのできないコンテンツだった。DVDも本も買えない、アニメもリアタイできない、ゲームだって親にバレるのが恥ずかしくて、部屋でテレビに布団をかけてイヤホンでプレイしていた。トレーディングカードもパックなんてとても買えず、池袋のK-BOOKSの中古パックを買い漁ってはパズルカードが揃うことを祈っていた。絵も描けないし小説も書けない、同じくらいの情熱を持つ友達もいなかったと言っていい。

鷺ノ宮はラブライブ!サンシャイン!!の、Aqoursのライブにはじめて行くまで、なぜかラブライブ!のことをずっと無視していた。シスター・プリンセスと同じ公野櫻子先生を原案とするコンテンツであることに気づいたのは、ライブから帰って無印のラブライブ!を見始めてからだった。

そして、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に出会い───三船栞子さんと、出会った。

アニメ2期の放送が始まる直前、鷺ノ宮は考えた。そして心を決めた。あの時、シスター・プリンセスに燃やしきれなかった情熱を、オタクとしての魂を、この期間に、この作品に全部賭けると。燃え尽きて散って灰になるとしても、アニメが終わって周りから話題が減っていっても、「あの時もっとできたはず」と思わないくらいに。


冒頭にも書いたとおりだが、このキャンペーンの速報を見た瞬間、鷺ノ宮はキレた。
A賞、各メンバー30個限定のぬいぐるみ。手に入る訳がない。ミアちゃんとランジュちゃんのもちドルはこれが初という事にも怒っている。

カレー以外の日常部分で三船栞子さんのグッズを買っていたとおり、鷺ノ宮はできる範囲で栞子さんのグッズを集めている。
……全てを諦めて見なかったフリをするのか。後からなんとしてでも入手するのか。
少し考えてから、決めた。もしこれで手に入らなかったとしても、やりきったと思えるくらいに、この期間中に頑張ろうと思った。
その模様を記録に残そう。あの頃好きだったテキストサイトのように、バカみたいな生活を、栞子さんへの愛を込めて書こうと思った。

スタンプのためにやっていると言うのは、ちょっと気が引けた。当たらなかったときに傷つくと思ったからだ。だけど今なら言える。あの頃、スタンプがほしいがために、食費の全てを注ぎ込んでカレーを食べ続けていたんだと。

これまでココイチは行ったことのない店だったし、ナンのインドカレー以外を外食することもなかったが、トータルいいお店だったと思う。どの店も店員さんの雰囲気が良かった。単価が高い分かメチャメチャにヤバいお客さんに出会うこともなかったし、漫画を読んだり考え事をするのにもちょうどよかった。
何よりベジカレーという超うまいカレーに出逢えたことが嬉しい。もっと推してほしいと思うのだが……それはまた別の話になるだろう。

一緒にカレーを食べに行ってくれた友人たちと、面白がってくれたインターネットのみんな、それから全てのココイチに、心からのありがとうを。


最終結果


スタンプ 84個


……おれは、やりきった。



二ヶ月分、下手すると三ヶ月分の食費をこの一月で使い切ってしまったので、五月中は食パンオンリーで過ごします。これからライブとかもあるしね。
カラダ もってくれよ!!


(おわりです)


サポートしていただけると、ありがたい気持ちでブックオフに行くことができます