見出し画像

三重県津市に行ってきました

こんにちはRYUです。先週、三重県「鳥羽市」に行ったばかりなんですが・・・またまた三重県の「津市」に用事が出来たので、2週連続「三重県」に行ってきました。なかなか楽しい旅になったので、今回はこちらの報告をしてみたいと思います。

一文字で「津」

まずは津(津市)の位置はこちら。全国的にも珍しい、一文字表記の市名・駅名で三重県の県庁所在地です。名古屋から近鉄特急・急行で40~50分の距離にあります。

津のフェリーポートから、対岸の中部国際空港(セントレア)まで船で行けます。

最初の目的地は特急が止まらない「久居駅」だったので、往路は近鉄の名古屋駅から急行に乗車しました。約70分後に久居駅に到着。

到着した久居駅

駅前には自衛隊の駐屯地がありました。高校生の頃、津に住んでいた私の母によると・・・ここは元々、陸軍の駐屯地だったそうです。

かつての陸軍基地だそうです

ほどなく迎えの車が来て、こちらのお店に到着。今回の目的地です。

地元の人気店に到着

リスナー・イベント開始

今回のイベントは、名古屋のラジオ番組「CBC 北野誠のズバリ」のリスナー懇親会。番組によく投書して読まれる方々の集まりです。私はあまり投書していないのですが、ウチの奥さんがよく読まれる!ので、お誘い頂くようになりました。

中心となっているのは、こちらのお2人。ここ数年、アマチュアでM-1グランプリに参加している「ガンマGTP800」のメンバー、獅子舞ランナーさんと中年Mさんです。この日も準備したネタ3種を披露してくれました。

「ほぼタレントさん」なので顔出しで!

あとは懇親と飲み会なんですが、さすがに私は平日の昼間にラジオを聞いていられないので、ラジオの話題には付いて行けません(汗)。プロ野球の話や昭和の時代のCBCのラジオ放送の話をしながら、もっぱら飲み食いしました。

序盤の料理だけ撮影しました。美味しかったです。

参加者は地元(津)の方が多いですが、私のように名古屋から・・とか、もっと遠い方では豊橋から!という方もいました。皆さん何度も一緒に呑んでいるので顔見知り。ラジオのリスナーさんが団結するなんて、たぶん東京や大阪でも無いことだと思います。

リスナーさんは30代から70代まで!幅広いです。

こんな流れを作ったのは、おそらく名古屋のDJのレジェンドであるこの方!「つボイノリオ」さんです。昭和の時代に「オールナイトニッポン」のDJを務めたり、持ち歌「金太の大冒険」が一部の間でヒットしたりしたので、東海エリア以外でも40代以上の方には知名度があるかも。

御年70歳を越えたつボイさん

地元では長年にわたってラジオ番組聴取率1位!を続けるレジェンドで、ファン参加型の番組イベントも多く企画されています。そんな経緯から、全国的に見ても稀な「リスナー同士の交流」が名古屋で生まれたのではないか?と推測します。

「名古屋では友人ができない」と嘆いていたウチの奥さんも喜んでました。来た甲斐があってよかった(汗)。

中央がウチの奥さん

懇親会は16時で終了。久居駅まで送ってもらったのですが、せっかくここまで来たので、津の市内をちょっと観光してみるか・・・というわけで、久居駅から名古屋方面に2つ戻った駅「津新町」にやってきました。駅前にはいちおう生鮮スーパーと居酒屋が数件あります。

津新町駅。急行停車駅です。

ここから15分ほどバスに乗って、繁華街がある「大門市場」方面へ。国道23号線方面に向かいます。

大門市場めぐり

まずは大門エリア内にある「津観音」で旅の無事をお祈りしました。本堂の左には五重塔もある立派な寺院。日本の「三大観音」の一つに数えられる寺院です。

その後は周辺の商店街を散策。地方の商店街の例に違わず、寂れてしまっていますが・・・昭和にタイムスリップできそうなレトロな佇まいが素敵です。

レコード/レーザーディスクは死語になりましたね(汗)。

こちらの飲食店は店名「キャニオン」。ロゴデザインが、昭和40年代くらいのトーン&マナーで素敵です。

三角形の敷地。風水は悪そうですが・・・

かつて賑わったと聞く「大門商店街」。現在はシャッター商店街ですが、何件か営業中のお店もありました。

大門商店街の横道にあるランタン通りは、名前通り「昼間でもランタンが必要な明るさ」でした(汗)。こちらも何軒か営業中。

腹ごなしにしばらく散策した後は、津の銘菓「平治せんべい」の本店で休憩することにしました。「赤福」「なが餅」と並ぶ三重県の名物です。

こちらが注文したアイス抹茶と平治せんべいのセットです。本格的な抹茶!で美味しかったです。三度笠の形のお菓子が「平治せんべい」なんですが、以前と変わらぬ素朴な甘みで旨い。抹茶との相性も良かったです。

左がアイス抹茶、右がアイス抹茶フロート

久々に津の鰻

そして17時になったところで、鰻の人気店「はし屋」に到着しました。昔から鰻が多く捕れた「津」は鰻屋の激戦区です。こちらのお店は激戦区の中でも人気トップクラスのお店で予約は不可。食べたかったら現地に行くしかありません。

お店は3階までありますが、常に行列が・・・。

実は商店街の散策をする前に店頭で名前を書いておいたので、到着後は10分程度待つだけで済みました。いよいよ入店!

1階はテーブル。2階以上は座敷があります。

東京・大阪・名古屋といった大都市で食べるよりかなり安めです。懇親会の終了からまた2時間程度で空腹感は無いので、控えめに?特上をスルーして「上うなぎ丼」をオーダーしました。

東京都内だったら1.5倍くらいすると思います・・・。

そして着丼! 蒸さない「地焼き」の鰻は表面パリッ!中身はふっくらで脂ジュワッ!炭火の香りがフワッ!・・・と、擬音語で表現するしかない旨さ(笑)。今回も期待を裏切ることは有りませんでした。

夏場ですが、身の厚さもご覧の通り。鰻自体の質が良いこと、おそらく直前に割いて焼いていることが秘訣なんだろうと思います。

肝吸いには大きな肝が入っていました。随所にまったく手抜きがない、良いお店だと思います。ご馳走さまでした。

お店を出たのは18:30ごろだったのですが・・・既に完売したようで閉店(笑)。僅かな営業時間でした。行ってみたい!と思った方は、ぜひ開店前くらいの時間に現地に到着してください。

特急「ひのとり」で帰途に

帰路は津新町駅まで戻ったのですが、あいにく名古屋までの急行は1時間に2本だけ!で、30分近く待たねばならない状況になりました。鉄道の旅では「あるある」なんですが・・・考えてみたら、隣の津駅には先発の特急が停車します。ならば津駅まで各駅停車で行って、津から特急「ひのとり」に乗って帰れば早い!手元の計算では、トータル30分以上早く着く計算です。

さらに何と!近鉄特急予約アプリのポイントが使えたので、現金追加なしのポイントだけで2名、特急に乗車できました。気づいて良かったです。

新幹線グリーン車と同等くらいの車内。快適です♪

こちらが近鉄特急「ひのとり」車内。ご覧の通り、リクライニングしても後ろの席を圧迫しないシェル型シートを採用。気兼ねなくシートを倒せます。

「ひのとり」レギュラーシート車内

そして名古屋まで40分程度で到着!寝る暇もなく快適に過ごせました。お酒が自由に飲めるし、歩いたりバスに乗ったりするのも楽しいし、たまには車じゃない旅も良いですね。

そんなわけで2週にわたってお隣の三重県を旅することになりましたが、伊勢と違って鳥羽や津は、過去に駅を降りた経験が僅か。「ほぼ、お初」の感覚で旅を楽しめました。ぜひ皆さんも「近場のお初観光」をお試しください!  (RYU)

近鉄特急「ひのとり」先頭車両