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個人的「推しアーティスト」を紹介します

こんにちはRYUです。皆さん絵は好きですか?私は自分で描いたりはしないのですが、NHK「新日曜美術館」を毎週見ている隠れアートファンです。そんな私が「イチ推し」にしている名古屋の新進アーティスト「板谷うた」さんの個展に行ってきたので、今日はこちらの報告をしてみたいと思います。

最初のきっかけは2年ほど前

板谷さんに最初にお会いしたのは2年ほど前、彼女が現役大学生の頃でした。絵を描いているというので、軽い気持ちで見てみたら・・・何やら只者ではない作品の数々。天性の才能を感じたので、私からも「絶対描き続けたほうがいいですよ」とお勧めしました。

その後、めでたく画家としてのスタートを切られたのですが、最初の展覧会に参加された頃に気に入って、購入した絵がこちら。

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無数の小さな細胞が生きて蠢いているような、独特の生命感を持った絵です。下書き無しで描くらしいのですが、何かが宿っているかのようです。購入時の経緯については、こちらの過去記事を参照ください。

その後、板谷さんは幾度か展覧会に出品されています。アーティストとしての知名度と評価も、順調にUPしているんじゃないかと思います。

個展に到着

前置きが長くなりましたが、今回の板谷さんの個展は名古屋市内のカフェ「Golden Child Cafe」で開催中です。駅から近いとはいえないロケーションなんですが、フードもデザートも美味しいので、普段から女性に大人気の店です。

店内はとってもオシャレ。2フロアある店内の壁に、作品が掲出されています。

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吹き抜けの上から見るとこんな感じ。オシャレです(2度目)。

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手作りのデザートが特に人気みたいです。私はスイーツをあまり食べないので、食レポが無いのはご容赦を・・・。

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では作品を見てみましょう

まずは初期に描かれた「原点」という作品。この作品も手の造形の中に、多くの数の細胞が蠢いているような「生命感」を感じます。 板谷さんは左利きなので、ご自分の右手を見ながら、左手でこれを描いたのではないかと推測します。

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こちらは「緑」という作品。おそらく植物の造形が発想にあったのではと思います。ちなみに板谷さん、「音に色を感じる」という感覚(共感覚・シナスタジア)を持っているそうです。特別な感覚を持っていないと、こういう絵は描けないんじゃないかと思います。

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撮影時の自然光が邪魔して作品が見にくいので、気に入ってもらえた方は以下の板谷さんのSNSでゆっくりご覧ください。画像がクリアです。

https://www.instagram.com/uta_itaya/

こちらは作品名「恋占い」。板谷さんの作品には珍しく、塗りつぶした箇所や直線的な線が多くある作品です。ご本人の心の状態によって湧き出す造形が変わるらしいのですが、花で満たされた造形からは「幸福感」が伝わってきますね。

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こちらも珍しい、一部が彩色された作品。先ほどの「共感覚」の話から考えると、この絵からはどんな音が感じられるんでしょうね??普通の感覚しか持ちえない自分には想像できませんが・・・。

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そして最後に紹介するのは、彼女の最新の作品「蝶」。現在の板谷さんの集大成のような大作です。彼女の作品の多くは内側から外側に向かって描いて行くので、この「蝶」のように全体のアウトラインが描かれた作品は少ないです。作者の板谷さんにとっても、特別な作品なんじゃないかと思います。1つ1つの細胞?(模様・柄)に意味があるらしいので、家に置いてゆっくり見ると楽しいかもです。私も購入した絵は毎日、部分的にじっくり細部を見て楽しんでいます。

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ケーキは食べなかったのですが、猛暑の日だったのでヨーグルトマンゴースムージーを飲んで帰りました♪ メチャ美味かったです♪

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「推しアーティスト」いかがでしたか?板谷うたさんの Golden Child Cafe(名古屋市内)での個展は8月31日まで。これとは別に8月7~8日の間、東京ポートシティ竹芝での展覧会に参加されるそうです。

気に入っていただけた方は、ぜひ作品を直接見てみてください。よりダイレクトに、作品から伝わってくる生命力を感じられると思います! (RYU)