小里川(おりがわ)ダムに行ってきました
こんにちはRYUです。先日、わが社「アドパブリシティ」が制作協力した、「道の駅」スイーツ取材のため岐阜県恵那市に行ってきました。その際、上矢作の道の駅の隣に、たまたま大きなダム!を見かけたので寄ってみました。外観を見るだけかと思ったら・・・予想に反して、ダムの内部に入れる!という面白い体験になりました。今日は、こちらの報告をしてみたいと思います。
▼恵那市「道の駅」3カ所取材記事
小里川ダムの位置はこちら
さて、小里川(おりがわ)ダムの位置はこちら。中央高速道の瑞浪インターから車で30~40分の距離にあります。マップが一面緑色!になっている通り、スマホは比較的大丈夫なんですが・・・山間部なのでテレビ・ラジオの電波はなかなか入りません。
このダムのすぐ近くに、前回取材した「道の駅 上矢作」があります。こちらの水車を、しばし記憶しておいてくださいね。
小里川ダムに到着
道の駅 上矢作から数分で小里川ダムに到着。道路脇に駐車場がありますし、混雑することは無いので安心です。橋のように見える道路の下がダム!です。
橋の上から西側を見た画像はこちら。ダムからの放水が落ちる滝底は数百メートル下で、〇〇〇が縮みそうです。
ほぼ直角にカメラを下に向けるとこんな感じ。画像を見ているだけで、また〇〇〇が縮みそうです。
橋の中央部から、真下を見ると・・・いよいよ恐怖感が高まります。バンジーとか・・・絶対やりたくないです(笑)。
次に、橋の東側(貯水側)を見てみましょう。こちらはダムによって作られた人口湖。貯水率が下がっていて、岩肌が見えていました。
画面左上隅に、道の駅の水車が見えますか? ダムと道の駅は、こんな距離感です。
東側は貯水側なので、ダム壁が直角に立っています。ちょっと殺風景なので、SNSで映えるのは最初の西側かと思います。
ダムの中に入れる!
ちなみにこちらのダム、外観を楽しむだけでなく内部に入れる!という大きな特徴があります。橋の中ほどにある、こちらが入口です。
ドアの内部にはエレベーターが。約140m下のダムの最下部まで下りることができます。せっかくなので行ってみます。
内部の回廊はヒンヤリと寒い!そして壁面がダムを説明する展示スペースになっていて、構造がよくわかります。
こちらのダムは、発電ではなく水害防止を主な目的として建設されたそうです。昭和47年の集中豪雨(私が8歳のころ)には、周辺に大きな水害を出したのだとか。このため発電規模は最大1800kW(約600世帯分)と、さほど大きくありません。「ダム=発電」だと思っていたのですが、違う目的のダムもあるのですね。
エレベーターで最下階に降りると、こちらのドアから屋外に出られます。ここから見上げると・・・
そそり立つ!という表現がぴったりな、壮観な眺めです。さきほど通った道路が最上部なんですが、道路までの距離は約140m。「さっぽろテレビ塔」と同じくらいの高さ(147m)です。名古屋のテレビ塔(現・中部電力みらいタワー)は180m、大阪の通天閣は100m、東京タワーは333mなので、比べてみてください。ちなみに、例示した4つのタワーは同じ人(内藤多仲)が設計したそうです
そんなわけで、「道の駅」のついで・・・だったのに、内部にまで入れてしまう小里川ダムは十分以上に楽しめました。無料で壮観な風景が楽しめますし、お子さんを連れていったらインフラの勉強にもなるし良いんじゃないかと・・・お近くに行く機会があったらぜひ一度お試しください! (RYU)