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ウェビナー登壇して分かった伝えるを楽しむこと


ウェビナーはセミナーの新常態


こんにちは。アドパブ特派員のつぼつぼです。

皆さんはウェビナー(オンラインセミナー)に参加したことはありますか?特定の場所に人が集まることがリスクになった昨今、セミナーもオンラインが主流になっています。

セミナーが会場でひとを集めて開催するものではなく、オンラインでどこからでも参加できるのがニューノーマル(新常態)とも言えます。

noteもTwitterアカウントから定期的に動画配信してますね。


「知る」ではなく「伝える」が仕事


私は一時期、広告やマーケティング系のセミナーにマメに足を運んではTwitterでつぶやき(当時は「tsudaる」なんて呼ばれていました)、ブログでまとめていました。セミナー直後にまとめ記事を書けば「早い」と賞賛を浴び、それなりに話題になったりしました。


いつまでセミナーを聞く側でいるのだろうか。


伝えることが仕事にも関わらず、聞く・まとめることばかりに没頭して、本来の伝える側に立つ道を閉ざしているのではないか、と思ったのです。

それ以来、自身で話をさせてもらえる説明会の場を積極的に依頼するようになりました。話をさせてもらう以上、ネタがなくてはいけません。自身がSNS運用で経験してきた「あるある話」や「苦労話」「炎上話(正確には炎上しそうになった話」などなど自分にしか語れないネタを考える習慣ができました。

元々人前で話すのが好き(大学時代は演劇をやっていました)というのが功を奏して、それ以来何度かセミナーで話をさせてもらう機会を頂きました。


ウェビナー登壇してみた


前置きが長くてスイマセン。そんなわけで本来です。

ウェビナーで話してくれませんか?


過去にセミナーをやっていたのを知っているであろう知り合いから登壇の依頼を頂きました。登壇といってもセミナーの構成上、各テーマに分けたリレー形式で一人当たり話す時間は10分

内容は↓↓↓

キャプチャ


たかが10分、されど10分。見たことも会ったこともない相手にどんな話をしようか。どこかで聞いたことのある話、ネットや本で見たことのあるtipsでは面白くない。そんなわけでこんなテーマにしてみました。

(楽しい)SNS投稿の作り方
SNSワークショップの進め方

workshopセミナー


せっかくなら記憶に残る10分にしよう。


お題とした「SNSワークショップ」は弊社アドパブリシティで実施した内容を基にお話をさせて頂きました。ポイントは「楽しい」です。せっかくやるなら楽しく仕事をしたい。SNSをやりながら「楽しさ」を見つけられる運用にできたらとハッピー、そんな思いを込めました。

話を聞く側もSNSのリテラシーではなく「SNSって楽しく運用していいんだ」と気づいてくれたらそれでOK。SNSのリテラシーは他のパートで語られれうであろうと予想した上で自分にしか話せないオリジナルの内容にしました。


「ながら」ウェビナーにならないために


ウェビナー登壇で得た収穫、学びとなったのは事前準備=リハーサルでした。開催の1週間前に各パートで実際にZOOMを使って話をする、そして各自で振り返る。実際にやってみるとこんな教訓がありました。


ウェビナーでの話は、明確に伝わらないと聞いてくれない。


リハーサルで他のパートの話を聞いた後に、自身の録画も見直しました。すると自身の録画を見ながら気づけばスマホを弄っている自分がいましたw。よっぽど自分の話に興味が湧かないのでしょう。その時の絶望といったら、、、まさに目も開けられません。

話が分かりにくい、伝わらないとすぐに「ながら」ウェビナーに陥るのが肌で感じることができました。特に資料においては1ページ1メッセージに絞る必要があるのです。

自身がPCで話をしているからといって相手もPCで見ているとは限りません。スマホで見ている場合、スライドは1メッセージでないとおそらく見向きもしてくれないでしょう。


用意していたスライドの分量は半分にカット!


実際にリハーサルでは10分の制限時間と分かっていながら15分もベラベラとしゃべっていました、目の前にストップウォッチがあるにも関わらずです。他の方も同様に予定していた持ち時間をオーバーしていました。ウェビナー実績のある司会の方からはこんなご指摘をもらいました。


思い切って資料は半分にしましょう


自分が精魂込めて作ったスライド資料を半分に絞るのは難しい作業です。しかしこの半分に絞る作業を行えば、メッセージの優先度が分かります。伝えたいことを絞りに絞って無駄を削ぎ落す。これはリハーサルを通してでないとできない経験でもありました。


自分の話し方に向き合う


普段、自分の顔を鏡で見ることはできますが、自分の話し方を見ることはありません。よくプレゼン本などでは自分の話し方を録音して聞きましょうなんて書いてありますが、正直あまりやりたくはないことです。

自分の話が退屈であることを知ることが怖いからでしょうか。まずは自分の話がツマラナイから始めるのが成長の第一歩なのかもしれません。

ウェビナー登壇に限らず、オンラインミーティングで自分がどのようなテンポや話し方をしているか、改善するにはとてもいい機会になりました。

具体的には私の場合、「でーーす」「しまーーす」といった語尾を伸ばしてしまう癖がありました。聞く側からすると一度間延びした語尾に気づいてしまうと、その後はまた嫌な語尾で終わったなという違う気づきを与えてしまいます。

「ええと」といった間を作るのもできれば避けたいですが次の話にスムーズに移るためにも語尾を締めることも非常に大事です。


質疑応答で参加者の存在を感じる


今回のウェビナーでは話をした後の質疑応答時間がたっぷり取られていました。話し手側からすると自身の話が伝わったかどうかはチャット欄や質疑応答でしか知ることはできません。チャット欄に並ぶ「88888」(拍手)がどれほど励みになるか、これはやってみないと分からない感覚でした。

PC画面に向けて話をするという孤独な時間を感じるからこそ、相手がいる気配や反応に伝わる喜びを体感できたのでした。


ウェビナー登壇で得た学びまとめ


最後にまとめます。


・伝えるためにセミナーに参加する
・記憶に残すためにメッセージは半分に絞る
・自分に向き合うために自分の話し方録画を見る
・ひとりで話す孤独を通じて対話を感じる


今回お話をしたウェビナーのテーマ「(楽しい)SNSワークショップを進め方」はアドパブリシティで実施した内容でもあります。以下の記事にプロジェクトを紹介していますので是非読んでみてください。

以上ウェビナ―登壇者つぼつぼでした笑。



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