ジュニア年代を変革したい 〜 アシタノタメニリーグ、開幕
7月18日(日)
『 アシタノタメニリーグ・U-10 ~ 神奈川ステージ 』が開幕しました。
念願叶い、ようやくスタートさせることができました。協力して下さった皆様、本当にありがとうございました。
アシタノタメニリーグ・Uー10 〜 神奈川ステージ / 第一節の結果
① LOBOS F.C. 7 - 1 港南台SC
② エンジョイSC 8 - 2 ヨコハマキッカーズ
自分でクラブを運営していた頃、ずっと「どの大会も柔軟じゃないし、選手本意じゃないよなぁ」と不満に思っていたり、批判してました。でも、自分でそれを形にすることはほぼしなかった(たまにカップ戦やったけど)
自分の不満や要望をそのまま自分で体現するだけの余裕も時間も力もないことを言い訳に、自分はただただ声を出して外に喚いていただけの、ダサイやつだったのです。
しかし今は違う。何事も自分で動かないと変わらないことも実感している。思うことがあるのならば、正しいと信じるものがあるのならば自分の手で実現しよう⋯!という思いに至り、まずは あしたのためにプロジェクト を立ち上げました。
そして人にお願いしたり頼るだけじゃ変わらないしカッコ悪いので、もう自分で始めよう!と準備を始めたのが、この アシタノタメニリーグ だったんです。
自分の想いは、このリーグで用意したいくつかの独自レギュレーションに込めたつもりです。
【 人数は柔軟に 】
何が何でも8人制、と頑なになるのではなく、ピッチサイズや当日参加した人数に合わせ、柔軟に人数を変更しましょう、と。
さっそくこの日、オープニングゲームで11v11の試合が実現しました。
【 長い試合時間 】
長いぶん、試合運びに緩急をつけなければいけない。イケイケドンドンでは勝てなくなる。長いぶん、選手をたくさん出すことになる。長いぶん、各チーム一日一試合。終わったらさっさと帰って休日を満喫しよう。
「やれるだけやりましょう」は指導者の自己満足。
【 ハーフタイムルール 】
ハーフタイム7分。そのうち5分は選手のみで話し合う。指導者は何か伝えたいことがあるなら2分以内にまとなければいけない。
【 ゴールキックルール 】
ゴールキックは必ずGKが蹴る。相手チームは、リトリートラインまで下がる。
【 得失点差、総得点は関係ない 】
1-0でも10-0でも勝ちの価値は同じ。勝ってるチームがゴール後にボールを持ち帰るマナー違反をなくすためでもある。
などなど、です。
これらに込めた理念を理解し、共感と賛同をして下さり、参加を表明してくれた8チームで、まずは神奈川ステージを始めることができました。
(神奈川、まだ参加チームは募集しています!)
ちなみに東京と千葉は、現時点でそれぞれ3チームずつの参加表明があります。
(参加表明して下さったチームの皆さん、今しばらくお待ち下さい)
あと3チームずつくらい参加してくれれば、即スタートできるのですが⋯!
(ご参加お待ちしています!)
さて
本来ならば一週間前の7月11日に開幕する予定でしたが、雨によるグランドコンディション不良のため一週間スライド。ようやくこの日、開幕戦を迎えたというわけです。
記念すべき《First 8》の皆さん(1クラブだけ2チーム出しなので、7クラブ)
指導者の方々も趣旨を理解して下さり、この日のピッチには大人の余計な声が何もない、フットボール本来の香りが流れる最高の雰囲気だったなぁ。ジュニアサッカーの現場の空気は、やっぱりこうでないと。
主役は子どもたち。この当たり前の原則に、もう一度僕ら大人は立ち返るべきなんじゃないでしょうか。それを強く発信したい。そのための、アシタノタメニリーグでもあるのです。
この日参加してくれた子ども達に感想を聞いてみたら
「楽しかった!」
「試合時間が長いのが嬉しい」
「自分たちで作戦話せるのが楽しい」
などの声をもらいました。上述したように、試合時間はU-10にしては長い25分ハーフ。だからどのチームも選手交代をうまくしながら、まんべんなく子どもたちを出場させていました。だから試合時間が長くても決してダレないし、真剣勝負も持続する。真剣勝負でも、やっぱりどこか楽しそう。
ハーフタイムは7分。そのうち5分は選手のみで話す。指導者は何か伝えたいことがあるのならば、2分にまとめないといけない。
くぼっちイチ推しレギュレーションがこれです。完全に選手たちだけに任せる形ではなく、指導者も一緒に考える。そして鍛えられる。子どもたちは楽しそうに自分らで話し合い、指導者の皆さんも趣旨をちゃんと理解してくれて、子どもたちの姿を見守ってくれていました。
ね、楽しそうでしょ!
観ているこちらも、嬉しくなって思わずニヤニヤしちゃった。
レギュレーションは他にも。
【 本当の意味での、U-10 】
U-10だからといって「4年生以下」ということではなく、試合日の時点で10歳であれば、5年生も出場可。
これもイチ推しだったw
早生まれなどで5年生の中では目立てない子でも、本来の10歳以下同士の中ならば、輝けるかもしれない。学年ではなく年齢で括るこの文化は、日本でも早く根付かせたいところですね⋯
他にも
形式だけの挨拶をやめるとか、細かすぎるユニフォーム規定を撤廃するとか、参加チームの指導者同士で感想戦のzoomをするなどなど。
とにかく選手本意、自由で柔軟なリーグになるようにし、選手たちがもっとサッカーを好きになり、成長していけるようなリーグにしていければと思ってます。
神奈川、東京、千葉で、参加チームはまだ募集しています。
近日中にホームページも開設し、新たな大きなお知らせも、皆さんにさせていただく予定です。
子どもたちの、選手たちの、日本のサッカーの、あしたのために。
まずは、このリーグ創設に協力してくださった皆様、そして参加を表明して下さったクラブの皆様、本当にありがとうございました!
《 最後にお願い 〜 会場提供&スポット参戦チーム募集 》
アシタノタメニリーグでは
「リーグには参加しなくても、1日だけやスポットでならば、この形式で試合をしてみたい。会場提供できるよ!」というクラブの方を探しています。
会場を提供して下さった場合、リーグ戦の試合で使わせていただいた後に、貴チームにはこのリーグのレギュレーションで、リーグ参加チームと練習試合をしていただきます。
関心あるクラブの方いらっしゃいましたら、suertejrs@gmail.com(久保田)までご連絡下さい!
リーグに参加したい!という方は、下記のホームページ内にあるフォームから、ご連絡をお願いします。
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