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LOGOS。言葉のチカラ
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#哲学

FOOTBALLERS 哲学の時間・1~ フリーの概念、変えませんか

11月から「FOOTBALLERS」という新たなスクールをはじめます。 この FOOTBALLERS では、「フットボール・スタディー」という時間をオンラインで定期的につくり、フットボールとはどういうものか、どういう原理のものか、人はどのような原理で動くのか、その中で、自分はどう技術を発揮し、どう振る舞えばいいのか⋯ といったような、まさに フットボールを哲学する 時間も、普段のトレーニングに加え、セットで組み込むことにしています。 ただピッチで練習するだけでなく、フット

「生きることを見抜いた」 芦田愛菜という、16歳の哲学者

僕はドラマ「Mother」の頃から、芦田愛菜ちゃんの大ファンだった。 彼女が小さい時からずっと、子役ではなく「すごい女優さんだ」と思って見ていたし、彼女がとんでもない量の本を読む読書家であるということ、また仕事をセーブしてでも私立の超難関校に受験して合格したこと、演技に対しての関わり方がとてもストイックで、なおかつ天才的なことなど、、 僕は自分で自分をダメな大人だと自覚しているからこそ、もはや彼女のことはファンを通り越して、尊敬の域に達している。 なので、もう高校生になっ

Von voyage ! 主人公は自分自身

2019年夏に47歳の若さで亡くなった瀧本哲史さん。 瀧本さんが「2012年6月30日」に東大で行った伝説の講義を全文掲載した「2020年6月30日にまたここで会おう」(星海社新書)を、僕は2020年の6月29日に本屋で見つけて購入しました。 瀧本哲史さんのこと、知るのがあまりにも遅すぎた。そういえば確か去年、瀧本さんとかいう人が若いのに亡くなった⋯みたいなニュースを見たなぁという記憶はあったけれど。本当にそれくらい。 正直ぶっ飛んだ。自分が求めていた声というか、背中を