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元気をもらえるちょっといいお話9「育てるとは」

こんにちは、くらです。

松下幸之助さんの言葉です。

「根無し草に花は咲かない。
信念がなければ人生に花は咲かない」

(『小さな人生論』藤尾秀昭(到知出版社)より引用 P81)

育てるとは

以前、家庭菜園を初めてやったとき、思ったことがあります。

「肥料はどうやらなければならないのか」

栄養がなければ動物も植物も生きていけません。

だから野菜を育てるのに肥料を与えるのは当たり前。

でも、家庭菜園初心者だった私は、実は、肥料をやってもうまく育てることができなかったのです。

なぜかというと、苗を植えるすぐ真下に肥料を置いたからでした。

肥料は、土に埋めると、メタンガスなどの有毒なガスを発生するのでした。

人に聞いたり本で勉強すれば常識とされることが分かるのに、私はしなかった。

そこで真剣に勉強して分かりました。

苗は、根を横に伸ばして栄養を吸収する。

真下に伸びるのは、水分を吸収する根、であると。

全てがそうかどうかは分かりません。

でも、実際に肥料を苗の横に、かなり離して置いても、苗は育ったのでした。

肥料は、きちんと育てるように与えて初めて苗は育つ。

与え方が悪いと、育たない。

育つ原理が分からないと、きっと私は家庭菜園などやめていたでしょう。

でも、初めて作ったネギのおいしさを経験したとき、取れたての野菜の素晴らしさを知り、病みつきになったのでした。


人間にも同じことが言えるかもしれません。

「人が育つための栄養の与え方は?」

これを知らないと、うまく育たない。

身体も心も、そして、考え方や生き方も、その栄養の与え方によって違ってくる。

私は、自分自身への栄養の与え方はどうだったか。

子どもへの栄養の与え方はどうだったか。

部下や、新人への栄養の与え方はどうだったか。

など、つい自責の念に捉われてしまう。

与えたつもりでいても、うまくいっていると思うときもある。

全くうまくいかないと思ってしまうこともある。

根無し草には花は咲かない。

そして、根があっても、信念という栄養がない限り、花は咲かない。

ただ、なかなか咲かないと思っても、いつかは根が伸び、その根から、こちらの栄養が届くことを願って続けるしかない。

うまくいかないときは、まっいっか、そのうちきっとなんとかなる、で乗り切ろうと思います。

全て自分次第ですね。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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