すごいアドリブ力!259「待ち時間を味方にするアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
レジの順番待ち、コンサートや試合の開場待ち、有名なラーメン屋の順番待ち、ディズニーランドのアトラクションの長蛇の列の中での待ち、など、どうも好きになれません(当たり前?)。でも、そんなとき、とても励みになるお話があります。
「『手持ち無沙汰なシチュエーション』に、○○が埋まっている」
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]黄金
(『ひらめきはスキルである』瀬田崇仁(総合法令出版)より引用 P156)
まえがき
手持ち無沙汰なとき、その時間を自分の財産にするにはどうすればよいか。
待ち時間を味方にする
「たとえば、九州発祥のラーメンチェーン店、『一蘭』がわかりやすい取り組みをしています。
『一蘭』は『味集中カウンター』といって、1人ずつ個別に区切られた座席が有名です。そこでは視線の先に、ある文章が目に入るように書いてあります。
秘伝のたれ、スープ、自家製麺がどのように作られているか、天然どんこつラーメン店としてのこだわり、おいしい食べ方、一蘭が元祖として始めた取り組みなどといった内容です。お客様はそれを読むことで、ラーメンの期待度が上がります。注文してからラーメンが届くまでの手持ち無沙汰なシチュエーションを、味わいが増すための時間に変えているのです。」
(前著より引用 P157)
あとがき
自分にとってあまりありがたくないことを、扱い方によって、自分の宝にできる。これは色々応用できるのではないか。
昨年の夏、会社からの帰りの電車が、先を走っていた電車の故障で、約2時間40分、途中の駅で止まってしまった。夜の7時ちょっと前位だった。郊外の駅だったので、開け放しのドアからカナブンが入ってきて、明るい電車の中をぶんぶん飛んでいた。
このくそ暑い夜、待たされてイライラするし、腹は減るし、カナブンはうっとおしいし・・・。電車が駅に止まってから30分位たって、駅のトイレにいき、カナブンのいない車両へ入った。人は余りいない車両だったので、座席に座って目を閉じ、深呼吸をしていたら、段々落ち着いて来た。
家でも、時間のあるときは、瞑想の真似事をやっているので、息を吸い、ゆっくり吐く、を繰り返しやっていた。色々な考えが浮かんできては、確認し、消えていった。気がついたら車内アナウンスがあり、電車が動き出した。いつの間にか、2時間近く瞑想していた。自分にとってはとても充実した時間であった。
上記書籍では、相手のために何ができるかを、手持ち無沙汰の時間で活用する話であった。その内容とは異なるが、手持ち無沙汰を、自分なりに活用できるのは、自分次第なのだと実感した経験であった。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:待ち時間を味方にするアドリブ力は、自分がなにができるのかを考え、実践することで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
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