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アドラー心理学をまなぶブログ

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アルフレッド・アドラーが創始した「個人心理学」(アドラー心理学)を、できるだけ原典に忠実に、かつ分かりやすく学ぶためのマガジンです。 連載記事の『40歳からの勇気 ~なりたい自… もっと読む
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記事一覧

対人関係で必要以上に傷つかないためのコツ(アドラー心理学的観点から)

礼儀正しく人当たりがよくて、自分のことだけを考えている。 今、そのような人たちが増えてい…

少しだけ、心をズラしてみる勇気

毎朝の通勤が苦痛だ。 24年間も同じことを続けているが、慣れたという感覚はいまだない。 私…

仕事だけをやっていればいい-「個の時代」に生きる個人事業主と、アドラーの言う「人…

インターネットの普及によって誰もが(タダで)情報を発信できるようになってから20年以上の月…

他者には真面目に、自分には不真面目に接するということ(アドラー心理学的観点から)

先日、山田五郎さんの「大人の教養講座」というYouTube番組を観ていた時に、ゲストとして出ら…

「貧乏くさい」と感じる人間に隠された心理

貧乏くさい人間にはなりたくない。 これは社会人なった頃(20代半ばくらいから)常々思ってい…

手巻き寿司の中にみる、「限定された自由」と「自己決定性」

手巻き寿司が好きです。 普通にお店で食べる握り寿司も好きですが、自宅で、多種多様なネタと…

何かを求めていない自分と、普通でいいと思えること−「自由」と「自信」の相関関係−

「自信」は、「自由(の精神)」とかなり密接に結びついているのではなかろうか? 最近はそんなふうに考えています。 自信という言葉を耳にする時、それは「能力」とか「達成」とか「成果」とか、いわゆる下から上へ向かう力(の元になる源泉)、あるいは(確固たる)実績に基づいた向上心のような文脈で語られることが多いですよね。 「根拠のない自信」などという使われ方からして、実績もなければ(証明できるような)能力もないのに、なぜあんなに自信が持てるんだと、やや皮肉をこめて言われたりするこ

「アドラー心理学をまなぶブログ」を始めるにあたって

アドラー心理学の魅力 アドラー心理学の魅力を3つあげろと言われたら 以上の3点でしょう…

40歳からの勇気 〜なりたい自分になるためのアドラー心理学〜 【はじめに】

成功への道筋 『きみなあ、成功の道というものは、いろいろの行き方があるけどね。でも結局の…

40歳からの勇気~なりたい自分になるためのアドラー心理学~ 【第1章:あなたの潜在…

人間の潜在能力 『人間は自分の潜在能力の30%しか使うことができんが、北斗神拳は残りの70%…

40歳からの勇気 〜なりたい自分になるためのアドラー心理学〜 【第2章:あなたは仮…

映画『マトリックス』の中に見る仮想現実 あなたは今生きているこの世界が、もしかしたら夢…

40歳からの勇気〜なりたい自分になるためのアドラー心理学〜 【第3章:あなたが作り…

40歳の原因論と、劣等コンプレックス 超高齢化する日本社会では若僧扱いされる40代。それで…

40歳からの勇気~なりたい自分になるためのアドラー心理学~ 【第4章:あなたが作り…

原因論では特定できない、繰り返される失敗 あなたは大事な時に限って、同じような失敗を繰…

40歳からの勇気〜なりたい自分になるためのアドラー心理学〜 【第5章:あなたが直面する人生の課題】

あなたが選ぶ仕事と、ライフスタイルの関係性  突然だが、あなたは何のために働いているだろうか? お金のためだろうか。家族を養うためだろうか。あるいはその仕事に使命や責任を感じるからだろうか。 私の場合は、「自分にとってやりがいのある仕事、できれば楽しい仕事をして生きていきたい」というのがその根底にあると思っている。 私が就職した2000年は求人倍率が1.0を切った年で、バブル崩壊後の就職氷河期にさらに追い討ちをかけた「就職超氷河期」と呼ばれていた頃。私は当時、大学に