「100日後に〇〇する△△」について考えてみる
今日、X(旧Twitter)のオススメでこういう名前の人のポストが表示された。
この100日後シリーズの始まりは「100日後に死ぬワニ」だと思っている。昔からあったのかもしれないが、有名になったのはワニからだと思う。
なぜここまで100日シリーズが流行っているのか考えたい。と言っても、ネタがないから書くだけであって、持論はない。今ここで考える。
まず100日というキリの良さだろう。10日だと広まらない内に終わるだろう。1000日だと3年以上かかる。そうなれば、本人がそこまで続けられるのか?ということと、見ている人に飽きられる可能性が高い。100日なら3ヶ月弱なので、中長期的な目標を立てて何かをやるにはうってつけだと思う。
私が「100日後に死ぬワニ」を知った時には、既に50日近く経過していたように思う。正直、他の100日シリーズで知っているのは、YouTubeで見た「100日後に食べられるブタ?」だっただろうか。正確なタイトルは覚えていないものの、100日後にブタを解体して食べるという内容だったと思う。曖昧なことに曖昧なことを重ねるが、この企画の趣旨としては、自分が食べているものに対して、感謝を気持ちを持つためだったと思う。
これを知ったのは30〜50日くらい経ってからであり、ワニ同様に1〜2ヶ月弱程度は認知にかかると思われる。
近年はコンテンツの消費スピードが早いと言われている。そう考えると、十分に認知が広まってから1ヶ月くらいで終わるコンテンツなら最後まで見届けてくれる人も多いのではないだろうか。
アニメの1クールも12話程度であり、1ヶ月に4話放送される計算で、3ヶ月×4週で12話になる。
最初から期待されている作品もあれば、後からジワジワ盛り上がる作品もある。後者の作品が、当初興味のなかった人に認知されるのは体感として、半分を少し過ぎた7話くらいだと思っている。この時点で2ヶ月が経たないくらいで、残り1ヶ月と少しという状況だろう。
7話くらいであれば1話25分と考えて、約3時間で見終わる。タイパを意識して、たとえば1.5倍速したとしたら、約2時間である。これくらいなら学校終わり、仕事終わりに見ようと思えば見える範囲ではないだろうか。
これなら十分に今から見て、リアルタイムで最後までついて行けるという感覚を持つことができるのではないだろうか。
100日後に死ぬワニは4コママンガなので、たとえ私が存在を知った50日くらいから見始めてもそんなに追いつくのに苦労はない。
100日後に食われるブタは動画だった。1本の動画時間は全く覚えていない。仮に10分だとして、50日分で500分。8時間超と考えると長い。だが、すべて見ないとついて行けないものなのか?
ブタの成長速度がそもそもよくわからないので調べてみた。その結果、検索のトップページを見てみたものの、共通して「最初は成長が遅い」ということしか分からなかった。以下の新潟県のサイトによると、3〜4ヶ月で骨格が成長するまではゆっくり成長すると読み取れる。
おそらく骨格が成長してからは急激に成長が早まって手に負えなくなる(家では飼えない)のだろう。そして、この3〜4ヶ月という期間に100日前後が含まれており、100日シリーズにうってつけだったのではないだろうか。
ブタの成長速度が分かった所で、もう一度動画視聴について考えてみる。
動画時間を1本10分と仮定して、50日で8時間かかるとしても、成長が非常にゆっくりなら自分が興味を持った動画を見るだけでも十分話の流れについて行けるのではないだろうか。
(動画のサムネを見るだけでも最初に比べたら大きくなったということを実感できるかもしれない。)
アニメやワニとは違って全部見ることを踏まえていないので同じように考えることは少しズレているようにも思う。そもそも、生き物を扱っている以上、マンガやアニメと違って展開が遅いということはどうしようもない問題に思える。
(そもそもとして、100日シリーズが認知されるのに50日くらいかかることや、アニメの盛り上がりが中盤以降でそこから話題を呼ぶというのもあくまで個人の体感です。なので、自分が納得できるためのでっち上げの理由を書いているとも捉えられるので、説得力は初めからない。)
だが、ブタの場合にしても、話題に追いついてからの1日10分程度の時間であれば気にせず見れるのではないだろうか。
ここはアニメと違って週に1回ではなく、毎日更新されるものなので、毎日の楽しみとして10分なら惜しみなく見る人もいるだろう。
個人的な結論としては、認知されて話題になってから最終回までの期間が短く、見ている人が追いかけるのを諦めない切りの良い数字が100日なのではないだろうか。
(この考えでいけば、ラッキーセブンで77日でもいいような気もする。)