僕の座右の銘「未来が過去を作る」は、どんな人にもおすすめですよ
日本中を見渡してもこんなパターンはあまりないと思うのですが、僕の部活(スポーツ)遍歴はちょっと変わっていて、小学校3年生~6年生までほぼ毎日少年団に所属してサッカーに明け暮れた後、中学からいきなり野球部に入部しました。笑
僕が入っていた少年団からは中学のサッカー部に進むのが"既定路線"だったので、当然周囲からは奇異の目を向けられ、中学生なりに(だからこそ?)多少の後ろめたさみたいなものもあったのですが、なんとか3年夏の引退までやりきりました。
最後の大会も監督(先生)の温情で背番号をもらったようなものだったので、活躍した記憶も全然ありませんが、「野球部に入ってよかったかな」とぼんやり思える中学生活だったと思います。
その「過去」に意味をつけるのは、「未来」の自分なのだ
今このタイミングでこれまでの人生を振り返ると、中学3年生の引退時とは比べ物にならないくらい、強く「あのときに野球部に入って良かった」と思えます。
高校に進学した僕は、もちろん野球部に……とはならず。全道の中でも上位の実力だった野球部には絶対についていけないと思い、同級生たちと草野球チームを結成しました。やはり同じような理由で、硬式野球部に入らなかった友達がたくさんいたので。笑
そのときにつながった友人は今でも関係が続いている人が少なくなく、大事な友人もたくさんいます。これも全て、中学で「サッカーから野球に転身する」という決断をしたからこそ、なんですよね。
当時(「過去」)はそんなことを思いませんでしたが、どうやら僕が進んだ「未来」がそんなふうに意味づけしたようです。
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人生には「転機」と自分で思える(あるいは、他人から見てそう見える)瞬間がいくつもあります。
もちろんその決断の瞬間、結果に対しての何らかのフィードバックが来たり、自分で評価することもあると思いますが、むしろ大事なのは「決めた後に、自分がどうするか」なのだと僕は思います。
これも僕が心の支えにしている、北の達人コーポレーション木下社長の金言なのですが、こんなふうに考えることができる限りは「過去」を良いものにするチャンスがあります。
今の自分で、ベストを尽くす。それは同時に、過去を「より素晴らしかった」ものに変える作業でもあると思います。
そんなことを心がけながら、明日からの1週間もまた頑張りましょう。