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アディッシュが全社会議を行う理由。年4回全社会議、週2回の朝会を行うことについて

アディッシュでは、四半期毎にALL adish Meetingという全員の集まるミーティングと、Reveilleという毎週月金に行う朝会があります。
今回は、なぜ頻繁に「集まること」を大事にしているのか、目的と理由、その効果についてお話しします。

会社も一つのチームであり、一人ひとりがチームを、会社、組織、事業を変えていけると思ってほしい。だから情報共有をする。

アディッシュにはミッション・ビジョンがあり、そして中期経営画計画があります。私は、そういった大きいものに対して今どう進んでいるか、ということを定期的に話すことを、とても大事にしています。
例えば、会社をつくったときに説明した最初の「次の3年くらいでこういう状態になる」という最初の中期計画目標のスライドを3年間、毎回盛り込んでいましたし、今もそうしています。

毎回同じ資料を出すこと、これは経営的にはすごく難しいこと。
新しいことを取り入れないのではない、その一方で、こういう状態にする、というのを達成しに行くことは、激変する社会の中で続けるのはすごく難しい。

でも、これまでも、これからもずっとそうしていきたいと思っています。

実は、自分が会社を作る前、ある経営者の方に、
「経営者として大事な資質は何ですか?」
と質問した時に、
「同じことを何度も言えることだ」と教えられました。
自分の中では、これはかなり衝撃で、以来、大事な言葉の一つです。

会社は誰か一人がつくるというよりは、みんなでつくっていこうという想いが私は強い。

なので、参加している一人ひとりが、自分が会社、組織、事業を変えていけると思ってほしい。
だからこそ大きな方向性を同じ形で3か月に1回は話して、進捗状況を全員がわかる状態にしつつ、できてないところに、一人ひとりで取り組んでいけるようにしたいと思っています。

こういう情報がない中で、会社がどこに向かっているかわからないけれど、とりあえず目標はこれだから、と一方的に言われたら、私だったら嬉しくない。

自分が全てできるわけじゃないけど、全体像を理解した上で自分はここができると思う方が、私は嬉しいし、そういう組織のあり方がいいなと思っています。

アディッシュ設立当初から、ALL adish Meetingをやり続けているのはこのような理由からです。

朝会は事業部間のつながり、1日をスタートさせるメリハリをつける役割

週2回、約10分のReveille(朝会)は、四半期ごとの会議に近しい意味合いで続けています。
コンテンツは、私からの話や事業部発表ですが、ちょっとした時間を使う方が評判がいい。

というのも、他の事業部がどんなことをやっているか、知るきっかけになっているからです。
そうではないコンテンツは段々なくなっていった。

実は、朝会の方がALL adish Meetingより難しいと思っています。
All adish Meetingは3か月に一度、大きな経営方針を発表しているので、他のコンテンツもいれることはありますが、ある意味わかりやすいんですよね。

事業部毎のコンテンツはある意味、クオリティが不安定で、それによって満足度が少し左右されてしまうところがあるので、ちょっと難しい気がしています。

一方で、横を知っておく、他の事業部がやっていることを知る機会があった方がいいと思う。

また、これは人によるかもしれませんが、私は元々、朝が弱いんですよね。
朝昼晩関係なくずっと仕事をしてしまうので、朝がきてもメリハリがなくて。
人間、全員が全員、器用でないと思うので、切り替えるタイミングがあった方がメリハリがうまれる。その意味でも朝会はいいと思います。


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