蒼氓~最後の10秒が肝

山下達郎といえば、「クリスマスイブ」や「さよなら夏の日」、「RIDE ON TIME」が有名ですが、ここでは敢えて地味でマニアックな曲にフォーカスし、その曲について語っていきたいと思います。

第10回目は

蒼氓

1988年発売「僕の中の少年」に収録されている1曲。

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近年はCMやゲームに曲が使用されるなど、少しは有名になりつつあるかもしれませんが、一般の方にとっては地味な曲に違いありません。

この曲のハイライトといえば、coda部分(ラスト)のコーラスが桑田佳祐、原由子、竹内まりやと桑田・山下両夫妻が参加していることかもしれませんが、僕がフォーカスするのはそこではありません。

まず、中西康晴氏のピアノが素晴らしいということ。

中西氏は日本におけるニューオリンズを含めたアメリカ南部系のピアノを弾かせたら他に出るものはいません。実際、「ドーナツソング」等、彼が参加している曲はたくさんあります。

「蒼氓」においても、随所に中西氏のピアノプレイが光っているんですよ。音量としては小さいかもしれないですが、耳をすませて聴いてみてください。

あと、思い違いかもしれませんが、1988年発売「僕の中の少年」と1995年発売のベストアルバム「トレジャーズ」では、「トレジャーズ」の方が最後10秒長い気がするんですよね。(違ったらすみません_(._.)_)

個人的にはこの長いバージョンが好きで、ギリギリ終わるか終わらないの所の演奏って結構光っているんですよ✨

昨年、緊急事態宣言中に撮影された東京を映した新しいMVがワーナーミュージックジャパンのYouTubeで公開されました。

中盤の山下達郎自身のギターソロはないEditバージョンなのが、少し残念ですが、この楽曲に興味を持たれた方はご視聴してみてもいかがでしょうか?


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