コロコロ変わるADHD

ADHDタイプは集中力が続かない、落ち着きがない、じっとしていられないなどの特性がある。気持ちや考えがコロコロ変わるので周りをイライラさせ、思い込みが強くて早合点が多く、何ごとも突っ走ってしまいがち。たとえていえば「狩猟民族」タイプだ。

いきなり引用ですみません…。今日はADHDのコロコロ変わる 特徴について書いていきたいと思います。

私はよく彼に「さっきと言ってることが違う!」と叱られることがあります。真剣な話をしていればしているほど、そうなることが多いです。

途中で、もともとの自分とは異なる視点の主張を挟んでしまうことが原因かと思われます。

なんでそんなことするの?と聞かれると少し困ります。

決して意図しているわけではなく、(あ~こういう側面も正しいな~)(あ~こういう側面もあるな~)と、脳内にある情報を脳が勝手に拾ってきてしまうからです。私はこれを思考ジャンピング状態 と呼んでいます。

話している最中、「あ、これ矛盾してるな~」と自覚することはなかなか難しいです。(終わってから あれ?矛盾してたかも みたいなのはある)なぜなら、本人的には「単にこういう側面もあるよね。」という話でしかなく、主張でも何でもないからです。別の主張としてではなく、あくまで自分の言いたいことの延長線上に(別の意見)が登場してきただけ。みたいな感じです。

なんやかんやあっても最終的には、もともとの自分の意見に戻ってくることが多いのですが、途中にあまりにも全く異なる意見を口にをするので、「さっきと言ってること違くない!?」と相手に思わせてしまいます。(しかも、ただの補足にしてははっきりしたこと言うし、主張となんら変わらないパワーで話してしまう…)

本人としてはそういうつもりは一切ないので、いつもここで躓いてしまいます。言ったことは変わらないし、かといってそれは言いたいことの本質ではないし…みたいな。正直、どうやって修正したらいいのか全く分かりません。

ADHDは嘘つきだ と言われる事がありますが、おそらく一部は上記のような思考ジャンピング状態によるものではないかと思います。

※以前、ADHDと嘘の構造についての記事を書きました。詳しくはこちらもご参照下さい。https://note.com/adhdlifehack/n/na245d7e6012e

思考ジャンピング状態ですごく困ったのが大学の卒業論文を書いた時です。論文って最初から最後まで一つの主張について、書きますよね。それがうまくできずに何度も修正したことを覚えています。途中でいろんな意見に「それも正しい~」「あれも正しい~」となってしまっていた(しかもその論拠もはっきりしすぎている)ので、結局どういう立場の主張がしたいの!?という論文が出来上がってしまいました(笑)

私はあまり気持ちがころころ変わるほうではないのですが、とにかく思考ジャンピング状態が激しいので、「一貫性がない!」と周りを怒らせてしまいがちです。

脳が勝手に情報を拾ってくるためにおこる事象ですが、人を怒らせるのは本意ではないので対処法を模索中です。多弁にならなければ少しはいいのかな?言いたいことだけ紙に書くとか?でもそれも嘘っぽいし…難しい…。




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