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「モシモシ」が鳴いている

みなさんこんにちは。

ボクは
ADHDしえんきょうかいの代表理事のともさんの
ワンコです。

みんなボクのことを「カワイイ~」というので
ボクの名前は「カワイイ」のようです。

なんで「のよう」と言うかというと
今までボクが観察するに

人間が何かに向かって発する言葉って
その言葉を向けられたモノの名前を
指しているようなんだな。

ともさんは、周りの人間から「ともさん」
と言葉をかけられているしね。
だから、ボクの名前は「カワイイ」

ボクが最近、とくに関心を持っているモノ、それは
「モシモシ」

人間って、この小さな四角くて薄っぺらい物体「モシモシ」を
誰もが肌身離さず持ち歩いて

このモシモシに向かって
「もしもし!」と話しかけ、時にはほおずりをし
時には食い入るように、
何時間も指で触りながらモシモシを見つめている。

モシモシは突然、ピロピロと鳴き始める。
ひとたびモシモシが鳴き始めたら

人間ったら、なにはさておき、やっていることを放り出して
モシモシに飛びつき
「もしもし!」と叫ぶ。

ときにはモシモシに頭を下げたりする。
モシモシが見当たらないと、とたんに大慌てで探しまくる。

どうやら人間は、このモシモシに支配されているようだ。

太古のむかし
人間も動物も植物も
言葉を発さずに会話ができていた。
相手を思うだけで、通じていた時代があったんだ

ボクには、今まで転生を繰り返してきた長年の記憶が
全てあるからね。

それが、
人間の能力が退化してしまい
言葉や文字にしないと相手に伝わらないように
なってしまったんだ。

それで、モシモシが台頭してきて
いまや世界を牛耳るような勢いだ。

そもそも、心が澄んでいたら、モシモシに頼らずとも

お互いが心を通わせることなんて
カンタンなのにね。

このリレーコラムのバトンをくれた「ちいさん」

動物とお話ができる、あにまるこみゅにけーたーの
お仕事もしています。

このお仕事をしている人は、心がきれいで、
動物とお話ができる。

モシモシが要らない、支配されてない貴重な人たちなんだ。
ちいさんたちみたいな人が、地球にもっと増えると、
争いごとも減るよね。

おっと
そもそも人間がもとの能力を取り戻すと
モシモシも不要だね。

人間がモシモシに振り回されることなく
本当のお仕事ができるようになってもらいたいな。

持って生まれた才能を発揮して
このADHDしえんきょうかいの活動のように

お互いが助け合って、
ひとつのものを作り上げる喜びを感じることが
できる人が増えるように

ボクは見守っていくつもり。

いつか、みんなと会えたらいいな。

おわり

#リレーコラム
#「モシモシ」が鳴いている


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