見出し画像

横浜で農業 2023年の夏は暑かった

横浜 まーたんファーム記


まーたん農園を名乗る蛯原眞由美さん。
横浜、神奈川県内各地で畑を借りて農業を始め今年で14年。
無農薬でさまざまな柑橘、野菜を作ってきました。
地元横浜にも柴に畑を借りることができ、少しずつ生産の場を広げていらっしゃいます。

そんなまーたんの農業エピソード。少しづつ書いてまいります。

年々暑くなる中、今年の夏はかなり厳しいもので、やりたかった作業も難しく。
二十四節気と合わせたい農作業も、いつまでも暑くて暦通りにはいかず。
お盆を過ぎたら秋冬野菜の準備をしたいのですが
2023年の今夏はいつまでも暑くて種播きができません。
早くに種をまくと虫に食われてしまうのです。
播けない分、収穫は先おくりに。
やっと種を播くことができる気温になり、
ダイコンを播きました。

ニンジン、ダイコンは直播で育てます。

霜が降りたら成長が止まるのでその前に葉を元気に育てないといいダイコンは育ちません。

今夏は暑いだけでなく、雨も降らなかったので、
特に発芽に水分が必要なニンジンは芽が出なくて播きなおしました。
(本来ならばニンジンは7月播種遅くてもお盆までには播き終わるもの)
借りている畑により、水を撒ける畑、撒けない畑があり、撒ける横浜のほうの畑で播きなおし。
水やりを欠かさずなんとか発芽。
ニンジンは発芽がポイントなのでよかったです。

柑橘にとっても今年の酷暑は影響が大きく、
実が落ちることが多かったです。
雨が降らないと木自身が身を守るために実を落とすのです。
畑のある小田原では70日以上雨降らず、実だけでなく、生葉まで落ちていました。

ただ、そんな過酷な中、残った実は美味しい。
10月半ば、黄色くなってきたみかん。
美味しさも期待できます。

お店でもそろそろ青いみかんが出回っていますね。
まーたん農園でもマルシェで販売を始めています。

青いといえば、お客様からこんな質問をいただいたことがあります。
「青いレモンは置いておくと黄色くなるの?」
レモンを販売したおりにいただきました。
青いうちにとった果物はレモンもみかんも青いままです。
少しでも黄色くなっていれば色は黄色くなるけれど味は甘くならないですね。
新鮮なうちにいただいてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?