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興雲閣 ヒゲダンの松江


Official髭男dismの「Subtitle」

♫ 言葉はまるで雪の結晶
君にプレゼントしたくても
夢中になればなるほどに
形は崩れ落ちて溶けていって
消えてしまうけど

Official髭男dismの「Subtitle」から

“ヒゲダン”の愛称で親しまれるOfficial髭男dismは、2012年6月に島根県松江市で結成。

優しいラブソング、キャッチーなメロディが印象的ですが、歌詞も素晴らしい。

この「Subtitle」は冬の歌。
2022年の木曜劇場「silent」(フジテレビ系)の主題歌でヒットしました。

冬の歌は、北の大地出身のあの人やあのバンドで有名な定番ソングがあります。彼らのブリザードやら遥かな大地の冬や雪はマジで凍死しそうで厳しそう。
山陰鳥取島根出身の人が思い浮かべる雪って、もっと柔らかく水分含んだもの。「Subtitle」で歌われるような。

私自身が学生時代を過ごした山陰。
ヒゲダンの曲を聴いて、思い浮かべたのが、松江の街並みと宍道湖、季節は冬でした。

興雲閣

松江城のすぐそば、松江城山公園内に興雲閣(こううんかく)という洋館があります

太鼓櫓のすぐそば、初見だと驚きます。
何故か?
松江城に大手門をくぐり、石段を登り、あーもうすぐ本丸かなー?と石垣を曲がると、いきなり目の前に洋館‼️

興雲閣は明治35年に作られた擬洋風建築物。
屋根などは和風です



鳥取城にも仁風閣(じんぷうかく)があるし、この時代の流行なのかも。

仁風閣は以前に記事にしましたが、片山東熊という一流建築家が設計した明治時代を代表する建築です。

興雲閣だって、島根県指定有形文化財・松江市歴史的風致形成建造物という、なかなかの名建築です。
松江市工芸品陳列所として建てたお館との事で、やや鳥取に軍配が上がりますね。

松江城からの景色

天守閣最上階より宍道湖方面、興雲閣方面。雨と霧であまり見えない日常。いや、普段の姿か。

♫ そっけないくらいで僕らは
丁度良いんじゃない?

Official髭男dism「TATTOO」

どっかさらっとした、そっけないくらいがちょうどいいが山陰気質かと。そんな感じで興雲閣を思いました。


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