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安全基地があると、安心して外に出ていける

おはようございます。

今朝は起きたら空の色がこんな感じに。

毎朝起きたらまず白湯を飲んでいるのですが、今朝は(風の強い中)ベランダで飲んでみました。

あまりにも気持ちよかったので、今もベランダでこの文章を打っています。

さて、今日のタイトルの「安全基地があると安心して外に出ていける」ですが、今読んでいる書籍にそういった一文がありました。

自分の話に耳を傾け、自分が親近感を抱く誰かが人生にいると、外の世界へ出て行って他の人と交流するときに安心していられるのです。

もしも何かショックを受けるようなことを聞いたり知ったりしても、自分が信頼して秘密を打ち明けられ、苦悩を軽くしている人がどこかにいてくれるとわかっているため、大丈夫だと確信できるからです。

これは「安全基地(セキュア・ベース)」と呼ばれ、孤独に対する防御手段となります。

何が起こっても、自分の話に耳を傾けてくれる「安心・安全の場」が存在することで、思い切って外に出ていくことができる、というもの。

所属組織の心理的安全性が高いと、メンバーは自信を持って外に出ていき、チャレンジをすることができる、と言われていますが、まさに「安全基地」が存在するからこそ。

私自身も17年間働いた会社を辞めた今、かつて所属していたチームが自分にとっての「安全基地」であり、ホームがあったからこそ、好き勝手に外に出てチャレンジが出来たんだな・・・とありがたみを実感しています。

そして、これは「家庭」においても同じことが言えると感じています。


三連休に「ディア・エヴァン・ハンセン」という映画を観ました。

自分宛てに書いた「ディア・エヴァン・ハンセン」から始まる手紙を同級生のコナーに奪われてしまい、直後にコナーが自殺したことから、コナーのポケットに入っていた手紙(エヴァンが自分自身に書いたもの)をエヴァン宛に書いた遺書であると誤解されてしまったところから始まる物語。

優しさからついた「自分はコナーの親友である」と嘘をついてしまい、それが大事になってしまう、というストーリーなのですが、エヴァンが自分が嘘をついていたことを告白する直前に、彼の母親とこんなやり取りをしています。

Your mom isn't going anywhere
ママは行かないから
Your mom will stay right here
ママがそばにいる
No matter what
何が
I'll be here
あっても

「どこにもいかない。何があってもここにいるから」という母の言葉(ミュージカル映画なので、実際には歌の歌詞)を聴いて、エヴァンは嘘をついていたことを動画で公開します。


我が家も長男が小学生になり、赤ちゃんの頃は「家族中心」だった彼の世界も、グンと広がりました。

だからこそ、家庭の中には安心安全の場があることを、しっかりと伝え、そしてセキュア・ベースを守っていかなければと感じました。


というわけで、今日も読んでくださって、ありがとうございます。


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