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【ADDress会員の素顔】多拠点生活している人たちに迫る〜あなたはマッチする?〜

多拠点生活を実践するにあたって、自分自身のライフスタイル・ワークスタイルに適応できるか悩まれる方も多いようです。
多拠点コリビングサービス「ADDress」では、毎週ADDressオンライン説明会を開催していますが、どのような会員が利用しているのか気になる参加者の声をよく耳にします。

ADDressに入会して楽しく満足されている方もいれば、自分には合わなかったと解約された方もいます。ADDressのサービスは「生活そのもの」です。ご自身が多拠点生活やADDressライフに向いているかどうか、本記事を参考にしてもらえればと思います。

ADDressライフに向いているタイプは?

ADDressのコア利用者を属性別に分けて「向いている人」として3タイプ(3名)をご紹介します。

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【タイプ①】20代・会社員(パラレルワーカー)・ADDress以外に自宅あり

20代で多いのが、パラレルワーカーとして働く会社員の皆さん。大企業で働く20代会員も、所属企業の許可を得て起業されたり地域で複業されたりしている人が増えています。

西出裕貴(にしでゆうき)さんは20代の会社員。ADDress以外の住まいが大阪にあり、東京や九州などの出張時などにADDressを利用しています。仕事目的で多拠点生活をしながら、隙間時間で各地の人(他の会員や家守、地域の人たち)との交流や街歩きを楽しんでいます。

西出さんはパラレルワーカーとして複数の企業に所属しています。

株式会社ニット コミュニティマネージャー
YADOKARI株式会社 チーフコミュニティビルダー
HITOKOMA 代表
高架下音楽祭 代表
SHAKE HANDS アドバイザー

複業・兼業が浸透してきた時代の先駆けとして、多方面の分野で活躍されている西出さん。ADDressで多拠点生活する際は、2〜3日の短期滞在ではなく、できるだけ長く滞在されているのも特徴的な利用方法です。観光でもなく定住でもなく、定期的にその地域に関わる住まいとして活用しています。

西出さんの多拠点生活体験ストーリーは、ご自身のnoteに執筆されています。併せて読んでみてください。

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【タイプ②】30代・会社員(リモートワーカー)・ADDressのみで生活

30代の会員で多いのは、リモートワーク可能な会社員の方、もしくはフリーランスや自営業で働く人たちです。田村美葉(たむらみは)さんのようにADDress以外の自宅を解約されて、ADDressだけで生活をしている人も少なくありません。1箇所(1つの家)にじっとしているタイプではなく、さまざまな地域を転々と住んでいます

田村さんは建築・インテリア・不動産系ライターとして企業に所属しながら、各地を取材して周っています。ライター・クリエイター・エンジニアはこの世代の多拠点生活者に多い職種です。どこでも仕事ができるので、常に東京都心にいる必要はありません。

ADDressの社会的な意義への共感度が高いのも特徴です。
ADDressのコンセプトは多拠点生活による「関係人口創出」と「人口シェアリング」。都心と同じ「便利で快適でアクセスの良い家」を地域に作るのではなく、地域特有の「その地ならではの魅力を体験する家」を作っています。田村さんはインタビューで以下のように話してくれました。

コスパで、おしゃれで、きれいでみたいなところだけが残っていくと、結局東京じゃない地方でも過集中が起こるだけなので、それだと意味なくて、人口が集中するのを防がないと意味がない。不便なところも楽しいっていうままのサービスでないと、便利なところに人が集中するだけでしたってなるともったいない。
( - - -  中略 - - - )
月額4万円は「家賃」って考えると意味がなくて、投資的な意味がある。社会をよりよくすることに払っているから、同じ4万円でも意味が違う。当初、全国の家賃をならすと4万円って言ってたのもすごく腑に落ちます。「空き家とか人口集中を解消した方がいいよね」っていう、見てる目線や価値観が自分と一致しているので、そうあるべきと思うものに投資して、使っていけるのは気持ちがいいなって思います。

ADDressの家は、なかなか行かないようなニッチな場所にあったりします。地域に属して地域で生活してみたい、知らない土地にも行ってみたい。そんな人が向いています。

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【タイプ③】40代・経営者・ADDress以外に家族と住む自宅あり

40代もコア利用者です。経営者や役職者の方で、関達也(せきたつや)さんのようにファミリー世帯の利用も増えてきました。関さんのプロフィールは以下の通り。

ひとり起業家(マイクロプレナー)
S・マーケティングジャパン株式会社代表取締役
一般社団法人デュアルライフ協会代表理事


宮崎在住。東京などを行き来しながら、場所にとらわれない自由な働き方を実践する3児のパパ。現在はWebライター起業家塾、オンラインサロン等を運営しながら、自由に働く人を増やすべく起業(副業、複業)コンサルタントとして活動中。

仕事で毎月上京され、1週間単位で東京を中心に首都圏のADDressを利用されています。普段はビジネス利用なので単身利用が多いですが、長期休暇の際は家族同伴で利用されます(二親等までの親族等は、無料で同室利用できます)。同伴者の有無によってオンとオフを使い分けています。関さんとは反対に、普段は首都圏で生活され、仕事で地方のADDressを利用する方も多数います。

40代以上の会員のほとんどが、ADDress以外に自宅を持つ人たちです。普段の生活はご自宅でゆっくり過ごしながら、月1〜2回、1週間単位もしくは週末利用としてADDressの家に住むタイプが多いです。余裕をもって計画的にスケジュールを立てられ、個室のみ利用されるケースが主流。ADDressが業務提携しているANA国内航空券の定額制サービスを使い、飛行機を利用する遠方滞在の頻度も高いです。

関さんはADDress多良木(熊本県)の家で、お子さん同伴で生活される際、デュアルスクール制度を活用されています。多良木町で初の実践者となりました。家族での関係人口づくり事例として、この先鋭的な取り組みは今後各地でも広がっていくことを期待しています。以下、関さんのインタビューです。併せてぜひお読みください。

ADDressライフに向かないのはどんな人?

多拠点生活実践者でADDress会員の3タイプを、実際の会員属性を紹介しながら取り上げました。他方で、ADDressライフに向かない人はどんなタイプなのでしょうか。皆さんのライフスタイルを一新するサービスでもあるので、ご自身が向いているかどうか見極めの参考にしてもらえればと思います。

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【NG①】アドレスホッパーで「都心に住みたい」人

ADDressは東京都心の物件はほとんどありません。コンセプトとして掲げている「関係人口の創出」と「人口シェアリング」を目指して、首都圏でも都心から離れたエリアに集中しているからです。

東京都心の生活だけを楽しみたい人は、残念ながらADDressにはマッチしません。都内のシェアハウスを利用することをオススメします。

【NG②】自宅を解約して都会に定住したい人

都会(東京・大阪・京都など)に定住したい人もマッチしません。

空き状況によっては、都市部近郊物件の専用ドミトリ(予約なしでいつでも利用可能)に定住することは可能です。ただし、必ずしも都市部にADDressの物件があるとは限りません地方物件も増えています。都会でしか生活したくない、都会でしか働けない、という方は、やはり都会にご自宅を持って生活することをオススメします。

ADDressは多拠点生活を推進するサービスです。都会ではなく、地域に一定期間滞在しながら地域経済を盛り上げる関係人口となりうる人たちは推奨していますが、都会のみに住みたい人はコンセプトとかけ離れてしまいます。そのため、ADDressが力を入れている「家守と会員で構成する地域コミュニティ」も享受できません。せっかくADDressに入るのであれば、地域と都会を行ったり来たりすることを楽しめないと損です。

【NG③】仲間内・家族だけで住みたい人

お友達同士や家族だけでADDressの家を貸し切りたい、という人も向いていません。物件をお友達とシェアして個別に借りるか、airbnbVrboといった1棟貸し切りサービスのできる施設の利用をオススメします。

ADDressは「他者とのシェア精神」を大切にしています。親友や家族といった既に属するコミュニティだけではなく、ADDressの仲間たちを自分のコミュニティとして見られるかどうかも重要なポイントです。

ADDressの家に滞在する際、たまたま居合わせた他の会員や家守への気遣いができること。スペースをシェアするサービスなので、家全体を独占したり、自分の価値観を押し付けてしまうと、シェアコミュニティとして成り立たなくなってしまいます。シェアサービスである以上、「緩すぎない、かつ厳しすぎない」塩梅で、お互いに心地よく過ごせるラインを模索していくのが、ADDressライフを楽しめる秘訣かもしれません。

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ADDressライフに向いている人・向いていない人をざっと解説しましたが、もうちょっと詳細を聞きたい!もしくは、実際利用している会員から話を聞いてみたい!内部のスタッフに質問してみたい!そんな問いに答えるオンライン説明会を定期的に開催しています。気になる方は、ぜひご参加を。

▼ADDress ミートアップ&イベント
https://sites.google.com/address.love/event

ADDressを利用したリアルな日常を知ることができるミートアップや相談会を随時開催しています。ミートアップでは、サービス説明の後に、会員や家守を交えながらのトークセッション、質問タイムもあります。

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