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海沿いホッピング生活「阿字ヶ浦暮らし」〜のんびり多拠点ライフ〜

ADDressは2021年5月時点で全国160物件に展開していて、茨城県ひたちなか市には、阿字ヶ浦(あじがうら)A邸とB邸があります。両物件は400メートルの距離で、徒歩5分程度の近さ。A邸とB邸をホッピングしながら、今回は7日間滞在しました。

阿字ヶ浦A邸は個室も浴室もテラスも広々空間

※画像下=阿字ヶ浦A邸(施設名「阿字ヶ浦クラブ」)

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阿字ヶ浦滞在は12年ぶりで、懐かしい記憶が蘇ってきました。首都圏近郊にお住まいの方は、夏休みを利用して海水浴をしに来る人も多いのではないでしょうか。

最初に滞在したのは「阿字ヶ浦クラブ」ことADDress阿字ヶ浦A邸。玄関奥のテラスを出ると、目の前一面に海岸が広がる立地です(=画像下)。

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阿字ヶ浦A邸は大型宿泊施設で、団体客の受入もできる収容数を誇ります。研修ルームも備わっていて、滞在中も一部時間帯に、地域の団体が勉強会を実施していました。

ADDressの個室は16畳以上もあり(=画像下)、もしかしたらADDressで一番広い個室かもしれません。

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充電のコンセントは複数ありますが、部屋が広い分作業時に電源確保が必要な人は、延長コードがあるといいかもしれません。テレワークの合間にヨガやストレッチをしても余りある広さです。

お風呂は大浴場(=画像下)で、窓の下半分は曇りガラスになっていますが、窓の向こうは雄大な太平洋の海原が見渡せます。

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宿泊施設連携の家なので、浴室アメニティも備え付けのものがあります(=画像下)。その名も「ワインシャンプー」「ワインコンディショナー」「ワインボディソープ」。ワイン成分ではなく、ワインそのものを原料として使用しているようで、保湿効果・美肌効果はかなりアップしているとのこと。

周辺の日帰り温泉施設などで提供している別メーカーのアメニティと比較しても、ここの浴室アメニティが個人的には一番良かったです。

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天気が良い日は、1階のラウンジ奥の中庭(=画像下)で寛ぐのがオススメです。

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オーナー兼家守さんに承諾を得て、私はこの中庭で持参した楽器の演奏をしました。シーズンオフということもあり、宿泊客が他にいなかったこともあって、のんびり音楽を奏でて過ごすことができました。

阿字ヶ浦A邸の家守さんはギターを演奏するそうで、フロントにはたくさんのギターが展示されていました(=画像下)。

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「音楽好きな旅人のための宿泊施設にしたい」という意図もあるそうです。海岸近くの大きな施設なので、音楽演奏する場所としても最適だと実感しました。

最近はツーリング客も増えたそうで、バイク乗りのためのイベント企画も今後展開したいと話されていました。企画するからには免許を取らないと!と、家守さんは大型バイクの免許も取得したそうです。

※画像下=入り口に展示しているバイク

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ADDress会員はバイクで全国を旅する人もかなり多いので、阿字ヶ浦A邸でバイク多拠点生活者同士が集うイベントができたら、面白そうですね。皆さんの個性あふれるバイクがずらりと並び、阿字ヶ浦海岸線沿いを皆さんでツーリングする日も近いかもしれません。

清潔感ある住み心地の良い民宿・阿字ヶ浦B邸

徒歩であれば阿字ヶ浦A邸駐車場の脇道を上って5分程で到着するのが、施設名「満洲屋」ことADDress阿字ヶ浦B邸(=画像下)です。

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家族で経営する民宿です。阿字ヶ浦A邸の後に滞在すると、コンパクトな感じはしますが清潔感もあって快適に暮らせました。個室は庭を見渡せる8畳ほどの広さです(=画像下)。

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玄関すぐ脇にはこじんまりとした共有スペースがあります(=画像下)。電子レンジとコーヒーメーカーや給湯器が置いてあります。

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阿字ヶ浦A邸もB邸も共有の電子レンジや冷蔵庫がありますが、カトラリー(箸・スプーン・フォーク・ナイフ)がありません。お店でテイクアウトする際は使い捨ての食器類を提供してくれることもありますが、邪魔にならないようであれば環境への配慮も考えて、ご自身のカトラリーを持参することをお勧めします。

滞在した際は週末を挟んでいたこともあり、土日にキャンプ利用の家族が複数滞在していました。また、阿字ヶ浦A邸もB邸もLiving Anywhere Commonsとも提携していて、ADDress以外の長期滞在者と巡り合うこともあります。

また、どちらも十分な広さの駐車場が備わっているので、キャンピングカーのような大型車での利用も問題ありません。

阿字ヶ浦でお勧めの食事・買い物・散策スポット

阿字ヶ浦A邸とB邸はご近所同士ということもあり、オーナー兼家守さん同士もよく知る間柄。阿字ヶ浦A邸滞在時に、研修に来ていたB邸の家守さんにお会いすることができました。

B邸の斜め前にある商店「前嶋酒店」は、地元のコンビニエンスストアです。A邸からも徒歩圏内なので、飲食物や生活必需品の購入は前嶋商店が最寄りの店舗。名前の通り、お酒もあります。地元のクラフトビール(=画像下)は、他の店舗や飲食店でも置いていますので、ビール好きはぜひ味わってみてください。

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阿字ヶ浦A邸とB邸の近所には、新旧2つの神社があります。

令和元年に建てられたばかりのピカピカな神社「ほしいも神社」(=画像下)は、「ほしいもの」がすべて手に入りますように!という思いを込めた新しい神社。地元の名産品「干し芋」色の鳥居が印象的で、SNSでも人気の神社です。

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A邸とB邸のちょうど中間に位置するもう一つの神社「酒列磯前(さかつらいそさき)神社」は、平安時代に建てられた古社。撫でると宝くじに当選するという「幸運の亀さん」が参道沿いに鎮座しています。

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コロナ禍でシーズンオフのため、観光客が少なく休業している店舗も見られましたが、A邸から徒歩4分、B邸からは同8分の「阿字ヶ浦温泉のぞみ」にはレストランもあります(=画像下)。

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ただ、毎月1日休業日があるのでご注意。阿字ヶ浦ならではの海鮮メニューを中心に、和洋中何でも揃っています。サウナや露天風呂もある天然温泉も、余裕があれば楽しんでみてください。

地元で美味しいと評判のパン屋「浜ベーカリィーあじぱん」は、A邸とB邸の中間にあり、徒歩10分(=画像下)。

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朝7時からオープンしているので、早起きして焼きたてのパンを買い、阿字ヶ浦海岸を散策がてら浜辺で朝食するのも気持ち良いと思います。私は阿字ヶ浦A邸のテラスで「あじぱん」をいただきました(=画像下)。毎週火曜日・水曜日が定休日です。

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阿字ヶ浦A邸とB邸の近所に寿司屋もありますが、タイミング悪く営業時間外だったこともあり機会を逃してしまいました。車があれば、「那珂湊おさかな市場」(=画像下)まで10分の距離なので、海鮮系の食事や買い物を楽しめます。

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私は「海鮮丸」で「スペシャル丼」(=画像下)をいただきました。那珂湊おさかな市場には、多くの海鮮、寿司屋、定食屋が軒を連ねます。

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阿字ヶ浦A邸・B邸のあるひたちなか市は、車があると格段と生活に便利な立地です。大型ショッピングモール、映画館、コストコ、スターバックスなどのショッピング施設が揃っていて、街中は飲食店であふれています。

いくつか飲食店を回りましたが、ここでは「食房つしま」を紹介します。定食も美味しいのですが、濃すぎない程よい煮干し味の素朴な「つがるラーメン」は、胃にもやさしく絶品でした(=画像下)。徒歩圏内ではないので、あらかじめご了承ください。

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自由時間をのんびり満喫したいなら、「国営ひたちなか海浜公園」に行ってみてください。4〜5月はみはらしの丘一面に咲くネモフィラが美しいです。私が訪問した時は既に見頃を過ぎていましたが、それでも美しい光景を楽しみました(=画像下)。

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遊園地もあるので、家族連れにもお勧めです。3.5平方キロメートルの大きな公園(入場料有)なので、ランチを持って芝生でピクニックもできます(=画像下)。

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公園内にはカフェ「グラスハウス」もあるので、手ぶらで来ても食事も可能です(=画像下)。海を見渡せる最高のロケーションです。

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ひたちなか市阿字ヶ浦から大洗町のADDress大洗邸までは、車で20分です。ADDress会員には、阿字ヶ浦ー大洗のホッピングをしている人もいました。近いエリアに複数の家が点在していると行き来しやすく、また行き来しながら地域で長期滞在をする中で、町に馴染み、どこかで誰かと知り合い繋がる機会も生まれます。せっかく阿字ヶ浦まで来たら、A邸とB邸の両方の家を滞在しつつ、さらに余裕があれば大洗邸まで行ってみてはいかがでしょうか。

また、大洗邸から大洗フェリーターミナルまで徒歩10分で、フェリーに乗って北海道苫小牧市まで行くことができます。そこからADDress会員御用達のガッツレンタカーを借りたり、公共交通機関を利用したりして、北海道のADDressを回る多拠点生活ルートもあります。ちなみに、大洗邸家守さんのお勧めルートは、大洗邸から湯本温泉邸(福島県)だそうです。公共交通機関でも1時間半〜2時間で行けるとのこと。次はこのルートにチャレンジしてみようかと思っています。【文/ADDress取締役&広報PR・桜井】

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