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【ADDress家守インタビュー】 自然にふれて元気になってほしい、山から海のある町へ「vol.02:逗子A邸 家守 廣川 英昭さん」

全国にあるADDressの家には、ADDressの会員と地域の人々やお店との交流の架け橋となる『家守(やもり)』がいます。ADDressの家での暮らしがより充実したものなるために必要な『家守』という存在。バラエティ豊かに集まった会員の方々はもちろんですが、家守にもまた、さまざまな職業や経験、ライフスタイル、想いなどを持ったユニークな人たちがいます。

このコーナーでは、全国に広がるADDressの家の『家守』にスポットを当てて紹介していきます。

ADDressの『家守(やもり)』

家守とは、ADDressの家での生活をサポートするコミュニティマネージャーで、「家守=やもり」と読みます。全国に広がるADDressの家には家を管理しながら、地域の方や会員同士の交流の架け橋となる存在が必須です。
家守の役割は、地域の方や会員とのコミュニケーションに加えて、家の管理人として、利用者が気持ちよく使えるように、家を清潔に保っていただくのも大切なミッションとなります。

(▼ 家守についての詳細は下記リンクをご覧ください。)https://note.com/address/n/nad1650b67f87?creator_urlname=address

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今回は、富士山のふもと河口湖から、海が近くに感じられる神奈川県逗子市へ移住し、逗子A邸の家守になった廣川 英昭さんにお話を伺いました。

山から海、ご縁でつながった家守の仕事

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(写真:逗子の家から徒歩5分の大崎公園にて。富士山と江ノ島がくっきり。)

ーーー家守を知ったきっかけを教えてください。

FacebookでADDressのサービスを知って、スタートのときから会員エントリーはしてました。
そこからしばらく経った頃に、茅ヶ崎に住む知り合いから、「適任だと思うからちょっと話聞いてみない?」と言うことで家守の仕事を紹介されて、ADDressの方につないでもらって、オフィスに行って話を聞きました。
オンラインでもいいですよと言われてたんですけど、僕の信条として、Face to Faceが好きなので、会いに行きました。そこで内容を聞いていたら、楽しそうだなと思って。
11月末(2019年)に話を聞いて、12月に入ってからオフィスに行って、1月には家守になってました。

ーーー話を聞いてから、やろうと決め手はどういうところでしたか?

決め手は…
いろんな人に会えそうだなということと、海のそばで、漁村に住める!
山の方は山梨県河口湖のキャンプ場での仕事でホームグラウンドがあるので、仕事柄アウトフィッターでもあるので、海も手に入れたいなと思って(笑)

山は河口湖、海は逗子そんなイメージでしたかね。

ーーー山梨の河口湖でも仕事をされているんですか?

山梨県河口湖にある「清水国明の森と湖の楽園」というキャンプ場で、焚き火や神社ツアー、トレッキングの案内をしたり、そこで企業研修の講師もしていて、カヌーとか沢登りとか…いろいろなことをやってます。

訪れた人には、いいロケーションのところで気持ちよくなって帰ってもらいたいから、山の次は海もあればいいなとずっと思っていて、三浦半島の「本と屯」さんのイベントに出たり、葉山の「タイドプール」さんの「焚き火でギャザリング」という焚き火のイベントに出たり、海の方にテリトリーをのばしたいなと思っていたら、ちょうどこの話がきて。

ーーーそれで逗子に。

ご縁なんですかね。
よく決まるときはトントン拍子って言いますけど、ほんとにそんな感じでここまできたって感じですね。

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人は自然に触れることによって、元気になっていく

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(写真:逗子の家から階段を下ると、小坪漁港があります。右奥の椰子の木はリビエラ逗子マリーナ。)

ーーー家守を実際にはじめてみてどうですか?

いろんな人と出会えるというのがいいですね。人から学ばせてもらえるから。
いろんな人と話をすると、それぞれ個性があって、生きてきたバックグラウンドの話を聞くと勉強になりますし、つながりができるということは、自分の人生を豊かにしてくれると思いますね。

あと、来た人が書き置きをしてくれたりするのも、すごくうれしいですよね。(逗子の家のテーブルにあるメモに、今朝帰った会員さんがお礼の書き置きをしていました。)これ永久保存版にしようかな(笑)

ーーー家守になって、今後地域とどのように関わっていきたいと思いますか?

これは逗子だけの話ではないんですが、日本はすばらしい国だと思っていて。北は流氷、南は珊瑚がある国ってないと思うんですよ。水がすごく豊かできれいで。
その良さを知ることで、人が自然に触れることによって、元気になっていくというのは、生業を通して、何人もその様子を見てきて実感しているので、それがADDressを通して触れてもらえるというのは素晴らしいサービスだなと思ってます。

まずは逗子の家守になったので、逗子は海も森も山もあるので、その自然のすばらしさに触れてもらえるようなことを、家守を通して伝えていけたらいいなと思っています。
それで来たみんなが元気になってくれたら最高ですね!

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ADDressを通して伝えたい、「自然に帰る」暮らし

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(写真:逗子の家の秘密の場所から、富士山を眺める廣川さん。)

ーーーお話していて、何度か「人に元気になってほしい」ということばを話されていますね。

研修の仕事をしているときに、今の若い子は能力が高いのに、「コミュ障」だと言ってみたり、自分を低く見積もっている人が結構多いんです。
経験上ですけど、会ってきた学生や若者は「自分なんて…」と言ったり、謙遜なのかもしれないけれど、自己評価が低いんですよ。

ーーー若い子というのはだいたい何歳くらいのことですか?

平成5年から10年くらい生まれの年齢の人かな。焚き火でワークをしたりすると、わんわん泣いて、「初めて本音を言えた」なんてセリフを聞くともうせつなくて。そんなに若いのに、そんなに大変な思いして生きてるのかと思うと。

もともとヒトは自然の中でしか暮らせないし、それってもう何万年以上の話ですよね。それで便利な世の中になったのは、ここ戦後70年のことじゃないですか。たった70年の間で、歪みがえらく出てるでしょう。

ーーー私たちが生きている短い期間にも、どんどん変わってきていますね。

便利は退化だし、不便は進化につながるから、自然に帰るというか…その原点のところを、ADDressを通して伝えられるんじゃないかと思っています。個人だと伝えられる人の数にも限界があるけど、ADDressの家と、その横の繋がりを通して伝えられたらなと思っています。

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「ほんとうのぜいたく」という豊かさがここにある

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(写真:逗子の家のリビングで集う、穏やかな時間。)

ーーー逗子の家をこんな空間にしたいといったようなイメージはありますか?

そうですね、居心地がいい、また行きたいなと思ってもらえるような、疲れたからみんなに会いにいこうかな、逗子に行こうかなというような家をつくりたいです。
DIYで家のリフォームをしながら、この逗子で来た人の心のリフォームもしてあげたいなというのがありますね。

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(写真:大崎公園からの逗子海岸方面を望む。)

ーーー昨日逗子の家のすぐ上にある、大崎公園に行ったんですが、葉山や逗子海岸、富士山や江ノ島も望めて、空気もおいしくて本当に気持ちの良いロケーションでした。そのあと海の方まで出ると、下町の漁村とおいしい漁師めしがあるという、またちがった体験もできて。

ほんとそうなんですよ。本当の豊かさがここにあるというか。漁村があって、いただける命があって、それを自分で手に入れられるっていうぜいたくがここにありますね。

ーーーここでやりたいイベントの構想などはありますか?

まずは手作り味噌のワークショップをお願いしてます。

ーーー味噌作りもされてるんですか?

代官山のcomecafe Osamu barというお店で、味噌のワークショップに参加したのが初めですね。オーガニックの豆を使って、麹も自家製で作っていて、全て0から手作りでされてます。オーナーのおさむさんが伝えているのが、「食治道」というものを提唱しています。体温が37度くらいあって、食事で免疫があがったそうなんですよ。そういうおもしろい話をしてくれる人を呼ぶ予定なので、ぜひ来てください!

それと、コーヒーの焙煎もやります。

ーーーコーヒーの焙煎も!一度やってみたかったんです。

一度湯煎をする焙煎方法なんですけど、コーヒー豆はフルーツの種なので、赤道を超えてくるときに防腐剤や防カビ剤がすごく使われていて、赤道直下の水分を含有したものが日本に届くので、コーヒーを飲むと調子悪い方やおなかが痛くなる方はそれにあたっている場合があると言われてます。なので50度のお湯で豆を洗うことで、防カビ剤やカビなどが取れるので、それから焙煎するんですよ。

ーーー(焙煎の様子の写真を見せてもらいながら)わーこれははまりそう!

はまると思いますよ!僕もはまったので(笑)

あとは心理カウンセリングの仕事から繋がった、アロマ関係やセラピストなど、健康に関わる知り合いが多いので、順次ワークショップをやっていきたいと思ってます。そういう情報発信基地になったらいいですね。

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時間は有限、好きなことしかしないと決めた

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ーーー心理カウンセラーのお仕事もされてるんですね。

以前、パチンコ屋の店長をやっていた時、店の立て直しがうまくいかなくて、コンサルタントに相談したら、「人に特化するしかないでしょう」とアドバイスを受けてから心理学を勉強して。
それを若いスタッフたちに応用したら、人が変わっていく様が見れました。中卒でパソコンも使ったことなかった子が、自分で勉強して、パワポで企画書を作ってプレゼンしてくるようになるんですよ。お客さんに褒められるとそれが周りの子たちにも伝播していって。

ーーーお店のためよりも、その子たちの将来のためを考えてたんですね。めちゃめちゃいい上司だなぁ…

人が成長しないと店も成長しないと思って。

人生、何でも取り組むことに損はないなと思います。若い人はなんでもやったほうがいい。ダメになったらダメになったときのこと。自分にダメ出しする必要はない

ーーー(筆者身に染みてことばにならず…)

無限の可能性があるのにもったいない。時間は有限ですから。
僕は50歳をすぎてから、好きなことしかしないって決めたんですよ。できる環境があるならなんでもやったほうがいい。だって明日死ぬかもしれないし!チャレンジできるならしたほうがいいと思います。

ーーーそれらの経験から、山での研修講師、そして海の町での家守に繋がったことも含め、ひとつにつながってる感じがしますね。

そうですね、実際にやっているときは点と点なんですけど、つながった感がありますね。

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ーーーそういえば今日はちょうど満月ですね。昨夜も月がすごく明るくてきれいでした。

山を登って、自然と相対したときに、口では説明できないようなことに出会うし、科学は全てではないなと。

キャンプで2泊くらいすると、獣の気配を感じるようになったりもします。
研修で明かりを一切付けずに、真っ暗闇でのトレッキングをするんですけど、目が暗闇に慣れて、足の感覚が研ぎ澄まされて、キャンプ場に戻ったとき明かりがまぶしく感じるようになります。例えば昨日のような月明かりだと昼間みたいに見えますよ。
人間にも本来そういう機能が備わっているですよね、だから退化していってるんですよ。そういうのを呼び覚ますような体験をここでするのもいいと思いますね。

葉山にもトレッキングコースがあるのでそういうプログラムや、ビーチでの焚き火なんかもやっていけたらいいですね。

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頼まれごとは試されごと、自分の器の範囲でシェアしていきたい

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ーーー最後に、今後やっていきたいことなどはありますか?

頼まれごとは試されごとだと思っているので、何でも貪欲に。人生短いですから。チャレンジできることは無理せず自分のペースでやっていきたいというのはありますね。

自分の器以上のことはできないので、自分の器の範囲内でシェアできることはやっていきたいと思います。

ーーー話を伺っていると、一緒にいろいろなことにチャレンジしたくなってきました。

ぜひぜひ!
ひとりではやっぱり限界があると思うんですよ。チームで凸凹を補いながらやると大きなかたまりになっていきますしね。

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(写真:逗子の家の2階ベランダから撮影。)

廣川さんのお話はいかがだったでしょうか?
山での仕事をきっかけに、海のある逗子の家の家守となった廣川さん。人の成長に関わり、自然を通して、人が本来の姿になっていく様子を見守りつづけてきたエピソードに触れ、会話をしていると、そっと背中を押してくれる感じがしました。

そして、この逗子のロケーション。都会の喧騒を離れ、心と身体を癒すリトリートに最適でした!

これから逗子の自然を体感できるようなワークショップを企画されているそうなので、開催される時はぜひ逗子に訪れ、家守の廣川さんとお話してみてくださいね!

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ADDressってどんなサービスなの?どんな家に滞在できるの?などの詳細は、ADDress公式サイトADDress公式noteの他の記事もぜひご覧ください!

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それでは、次回のエピソードもお楽しみに♪

(取材・記事・撮影:久米 恵)

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