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日本一周を終えた19歳の僕が書いた記事に勇気もらってます。


ヒッチハイク日本一周を終えた当時大学2年。

19歳の僕が当時のブログでまあまあいいこと書いてました。


(2012.10.8)


遅くなりましたが...

おそらく最後のブログ書きます。綺麗事とかなしで本音で書きます。

よければ見てやって下さい。




最終日となった67日目

神奈川県大和市から

自宅のある東京都青梅市へ

4台の車で無事に帰宅。


67日間 216台の車に乗せていただき

日本一周を達成しました。




沢山笑って

沢山歩いて

沢山話して

沢山聞いて

沢山見て

沢山感動して

少しだけ泣いて...笑


素晴らしく充実した

少しだけ長い、僕の夏休みだった。

長いようで

短いようで

うーん、


よく頑張ったヽ(;▽;)ノ

今まで感動泣きなんてしなかった僕が

絶対に泣かないと思い込んでた僕が

最後に乗せていただいた方から“八王子”という最後のスケッチブックを受け取った瞬間


大号泣



辛かったこと

楽しかったこと

出会った方の笑顔

旅中に見てきた沢山の影像が

次々に浮かんできた


これでもか!

ってくらい声を出して泣いた

家族に涙を見せまいと、家の周りを何周もした



家に帰ると“日常”というご褒美が待っていた

自分には“日常”があったことを思い出した

日本を回っていて

非日常がいつしか日常になっていた





日本一周の出発日となった8月3日

遅延などで少しハプニングもあったテストが無事に終わり、大学の友達2人に見守られ三芳SAまでやって来た


いつも通りの会話

いつも通りの表情

2人の前では平然を保っていた



だけど...



めちゃくちゃ不安だった



冷や汗は止まらないし、心は笑っていなかった


考えてみると、お風呂もご飯も寝床も2ヶ月自分で確保だなんて、一人暮らし経験のない僕には恐ろしさしかなかった。


それでも、

2人と別れて“前橋方面”を掲げた

不安を押しつぶしながら20分ほど掲げた。

止まっていただいたのは前橋へ帰るという車



乗ってしまった



僕の旅が始まった



乗った以上もうやるしかなかった




幸い、初日から素敵な方々に恵まれて、素晴らしいスタートをきった



北は北海道

南は奄美大島まで

67日をかけて日本を無事に一周。



炎天下の中でひたすら歩いた。

炎天下の中で車を待ち続けた。

お風呂を目指して夜道をひたすら歩いた。

寝床を求めて夜道をひたすら歩いた。

雨風に打たれたこともあった。

虫にも悩まされた。

蛾 アブ ハチ ムカデ...

見事に刺された。

今思い返してみると、8割は辛いことだった。



ふと立ち止まったこともあった。

自分はなにしてんだろう。

なんのための日本一周なのか。


ぶっちゃけ帰りたくもなった


出発から2週間が経ち

北海道を抜けて秋田山形を通る頃

慣れない野宿、気疲れ

最初の1週間はただひたむきだったと思う。

2週目になって疲れがどっと来たのか


投げ出したくなった


北海道から南下してるので、東京が近づくわけで

言い訳を考えて帰ってしまおうかと…


そんな挫折の危機でも素晴らしい出会いがあった

新潟で僕の弱った心に刺さる言葉をかけてくれた方がいた…

思った以上に辛く険しい旅と沢山の出会いをしたことが、これからの人生に、思っているよりはるかに糧になるはず! そして感謝の気持ちを感じられるだけでも立派!これからもその勇気と謙虚さ、感謝の気持ちを素直に表せる姿勢、忘れないでね! 話してくれた、置き忘れたカメラを届けてくれた人も、俺も、この旅で出会った人はみんな応援してる! そして、逆に奮い立たされた、素直で純粋な力に。 こちらも礼を言いたい、ありがとう! そして、日本一周成功して、、元気に着いた連絡を、落ち着いたらでいい。旅先で増えた兄に、ちょびっとしてくれ! 元気で、そして無理せず。(勇気ある撤退判断を誰も非難しないから!) また、いずれどこかで会おう!

~新潟で出会った方から~






それからはどんなに辛くても立ち向かった

これまでの僕なら逃げていたはずなのに、
この僕がはじめて困難にも立ち向かった。


この67日間

いつもより少しは勇気を出して頑張れたと思う。

ひたむきに頑張ると

日本中が僕と向き合ってくれた

本当に嬉しかった。


乗せてくださった方はもちろん


泊めてくださった方


ご馳走してくださった方


おにぎりを握ってくれた方

声をかけてくれた方


地元を案内してくれた方


揉み屋のおっちゃん(笑)


手を振ってくれた方

ニコっとしてくれた方

二度見してくれた方...


日本中が僕を認めてくれた。

日本中が僕を見てくれていた。


そう思うと、

出会い”を心から楽しめるようになった

まだ見ぬ 人 景色 街並み に出会えると思うとワクワクした。

そんな2割のワクワクを求めてがむしゃらだった!


毎日本気だった

はじめて自分の本気に出会った




…でも、

そんな僕のちっぽけな“本気”でも達成出来たのは日本中の支えがあったから。




遅れましたが、

関わってくれたすべての皆様

本当にありがとうございました!



この日本一周で溢れんばかりの愛情をいただきました(T_T)

僕自身、悲観視していたわけではないけど、

日本は想像以上に温かかった



見ず知らずのガキんちょを泊めてくれる方

出会ったばかりの僕に定食を食べさせてくれた道の駅の店員さん

“これもご縁だ”とそっと2万円を差し出してくれたお兄さん

市長に会わせたい!!と市役所に必死に交渉してくれたおじちゃん

...。



たしかに今の日本は物騒なイメージが根強いけど、こんなに温かい人も沢山いるんです!本当に感謝です(>_<)!!!


今回出会ったすべての方に直接お礼が言えないのがめちゃくちゃ悔しい。

ぼくもまだまだガキんちょです。

これからも沢山の方にお世話になるつもりだけど、

一方で、いただいたご厚意は、微力でも還元していきます!!



最後に...

旅中に出会った方々

慣れない携帯でSNSを登録してまで僕を見守ってくれた僕のじいちゃん。笑

いつも励ましてくれた友達

このブログを見てくださった方々

反対しながらも最後はそっと僕を送り出して、常に心配してくれた家族




…そして、

温かい布団に、温かい味噌汁が食べられるというこの日常。



本当に本当に感謝です。

ありがとうございました!



何度でも言います!

本当に本当にありがとうございました\(^o^)/



この日本一周は終わったけど

これからも旅のような人生を送って、人をそっと助けられるような人間になりたい。

“なんとなーく”必要とされるような人間になりたい。

どうかこれからもこんな足立勇馬を見守っていただけたら幸いです!

もう一度、

ありがとうございました!

ヒッチハイク日本一周




今思うと日本一周そんなにきつかったっけ?って思うけど、つらい時に背中を押してくれる魂のこもった記事です。

あれから何年だろう・・・。当時の自分なんかに負けてらんないな~!





ここまで読んでくださってありがとうございました。万が一この記事が面白い、この人を応援したいって思ってくださった方、よければそっと投げ銭をよろしくお願いいたします(^_^)

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