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知らない方がいいこともある

知っていると理解しているって似ているようで違っていて本が好きだと言ってみようではなんの本?ってなるはずだ、全ての印刷物を平等に愛を注いでいてなんの本とか言えないよ本が好きなんだ、なんて言える人は稀なケース何だと思うよ
口に出した言葉で思い描ける
牛乳と言ったら紙パックに白い液体 
車と言ったら四輪駆動車
林檎だったら椎名林檎
りんごだったら赤い果実
頭で想像はできる
これねって
しかし
これは
何だ?
と問われたら
果たしてどこまで
答えることができるだろうか
椎名林檎について何を話せるだろう
表層を知っていてば話は通じる
深層まで潜りたけば
自らダイブしなくてはいけない
拘ることは愛なのか
もっと知りたいという欲求は
どこからやって来るのか
グーグルが教えてくれない事の方が圧倒的に多いのに使い古されたアンサーに安心してしまうんだ
わからないって不安だもの
そりゃあわからないよ
潜ってみないと
奥底まで
例え
底に着いたと
思ってもまた新たな断層を見つけて
更に更にって
切りがない
結局自分次第なんだ
ここで留まる
ここに留まらない
留まるところを知らない
長く息を吐いて
深く息を吸って
壁を抜ける
はたしてあなたは
受け止めることができるだろうか
この?
愛を?







雨ニモマケズ 風ニモマケズ