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走りながら咀嚼してごっくんする/パッチワークしてニューロンと残像

片手間に消費しているように
見えるかもしれないし
それについては
罪悪感
のような
若干の
申し訳無さも感じるんだけれど
いや
これは
違うんだ
消費し続けている身体に
即摂取
いわばドーピング
RPGの
コマンドに
おける
戦う
逃げる
魔法
道具
の薬草を使うのパターンなのだ
敵は待ってはくれない
ちょっと待ってて
薬草を摂取して回復するから
とは言えない
2次元の我が分身にとって
コンマ数秒の判断
これは試合じゃない
1ラウンドが終わったらって
インターバルがあるわけじゃない
戦いながら
回復する
何と戦う
誰と戦う
それこそ
独り相撲
私は私に勝たないし
私は私に負けないし
私は私を殺さない
仕切り直しを
ループして
買った負けたを
繰り返す

パンを食べながら走っていると
恋に落ちてしまうよ
もしも
パンを喉に詰まらせて
死んでしまったら
あいつは
死ぬまで走っていたよと
笑っておくれ 
でも
そんなことにはならないように
驚異のごっくん力で
推進力に変えるから
恋の魔法は
発動する
曲がり角
はイマジネーション

どこ見て走ってた?

メインはない
サイドもない
断片が流れていくだけ
プラネタリウムを泳ぐ魚
投影されている宇宙で
スターダスト
流れて消えた
あの子のことは憶えていたい

頼むよ
ニューロン
長い付き合いだ
見たこともない
シェンロンよりは
信じているよ





雨ニモマケズ 風ニモマケズ