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越境交流した結果、協働につながり、新しい活動領域が拓けてきている

新型コロナウイルス感染拡大によるオンライン化の推進により世界が変わった。コモンビートの活動も多大なる影響を受けているわけだが、コロナ以前と比べて活動領域が拡張し始めている感じがしている。

人と直接会わない仕事の仕方になり始めてすぐに、だからこそ敢えてオンラインで交流する機会をつくる大切にさに気づいた。「越境交流」と称して、自分のネットワークでつながれる団体と交流の機会を持った(記事を振り返ると5/18に「越境交流」という言葉が登場している)。

そうやって越境交流する中で、最近は交流先のほとんどと新たなお仕事をするようになってきている。しかも、それはコモンビートにとって新しい領域の仕事だったりする。中間支援的な座組み、地方での表現ワークショップ展開、視覚障がい者へのダンスワークショップ、子どもたちへのオンライン授業展開だ。

中でも、自分が理事を務めている日本ブラインドサッカー協会との協働で、視覚障がい児へのダンスワークショップを「オンラインで」実施できたことはとても嬉しかった。以前にも一度対面でやったことはあるが、そこにオンラインという要素が加わり、また新しい形を生み出すことができた。参加してくれた子どもたちにも、協会スタッフのみなさんにもご好評をいただき、次回の開催も決まりそうとのことだ。

徐々に、活動の範囲が拡張していることを感じる。「個性が響きあう社会へ」というビジョン実現を、より多様な方々と一緒に目指せることは、これほと嬉しいことはない。人と人には違いがあってあたりまえ。それを「表現」というツールをつかって響きあわせていくのが私たちの活動だ。年齢が違っても、性別が違っても、国籍が違っても、障害があってもなくても、生きてきたバックグラウンドが違っても、みんなで一緒にこのビジョンを目指したい。

まだまだコモンビートは力足らずで、たくさんの「違い」を受け止めきれないことも多々あるけれど、少しずつ少しずつ努力して、一歩一歩進んでいきたい。


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