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観劇サポートがあるからこそ、「観てみよう」と思えるようになる

こんにちは!コモンビートの代表の安達です。

5/10(水)から6/30(金)までの約50日間を期間に、目標金額300万円を集め「見えない・聞こえない人が観劇するためのアクセシビリティを整備したい」をテーマとしたクラウドファンディングが開始されました。

開始当初から支援が集まり続けており、現在、支援者100人、支援金額100万円を突破し順調な滑り出しを見せています。ここまでにご支援をいただいたみなさま、本当にありがとうございます!

今回のクラウドファンディングでは、見えない人には音声ガイド、聞こえない人には字幕を、観劇サポートとして届けることができるようになります。

海外の映画を日本で映画館で鑑賞するときには、あたりまえに日本語字幕がついています。日本語字幕がない海外映画の上映ってないと思います。そうやって当たり前に日本語字幕がついているからこそ、その国の言語がわからない人たちは「字幕があるなら観に行こう」と思えるはずです。さらに言えば、字幕があたりまえになっているからこそ「字幕があるかどうか」すら意識せず、「(字幕があるにきまってるから)観に行こう」となっているわけです。

そうすると、視覚障がい者や聴覚障がい者のみなさんにとっては、音声ガイドや字幕の観劇サポートがあるなら「観に行こう」と思える理由になり、観劇サポートがなければ「観に行かない」と思う理由になるわけです。

最終的には本人が「観に行きたい」と思えば、観劇サポートがあってもなくても観に行くのだと思います。だったら観劇サポートはいらないのか?と言われるとそうではないと思います。もっとも大切なのは「チョイス」できることなのかなと思います。視覚障がい者で耳で聴こえる音だけで楽しみたい人は音声ガイドを利用しなければいいし、聴覚障がい者で目で見える風景だけで楽しみたい人は字幕を利用しなければいい。その逆も然り。その人にあった観劇の仕方を選べるようにしていくことが、今回 Musical For All の取り組みで手がけるアクセシビリティの整備の考え方なのかなと思っています。

観劇サポートがあるからこそ、「観てみよう」と思えるようになる。

そんな環境を生み出すために、ぜひクラウドファンディングへの応援をお願いします。みなさんと一緒に誰もがコモンビートのミュージカルを鑑賞できる環境を生み出したいです。

よろしくお願いします!

NPO法人コモンビート
理事長 安達亮(りょう)

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