体育会出身者がビジネスを考える時にまず読む読み物③ 〜課題特定〜

課題特定:ビジネスを考える際に、「自分たちが実現したい世界」が、まだできていない理由を考える。

問題と課題は違います。もっと深堀してください。
本当に解決したい顧客の課題は何か?
めっちゃ難しい感じに言うとこんなこと。

スポーツでいうと、(今回はサッカー編)
「実現したい世界」:全国大会に出場したい!
「問題」
グランドが狭い
トラップが下手
決定力にかける
ボールの数が少ない
週2日しか練習していない など。
この中で、「実現したい世界」に近づくための伸びしろが大きそうなものを「課題」と言います。

この中では、私なら「週2日しか練習していない」を課題に置きます。
理由としては、ボールの数が少ない→カネですぐに解決できる、グランドが狭い→たぶん工夫次第で、そこまで大きな問題ではない。場所を変える、など物理的にすぐに解決できそう。他のトラップ、決定力などは、総じて「練習不足」に集約されそう。
週2日の練習、というのは、目標に対して大きく乖離(疑問点)が大きく、「課題解決」のために向き合うべき事がたくさんありそうだ、と予想が付けられます。

マーケティングを考えて、顧客を考える時の「ペルソナ」(商品・サービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデル)を決める(考える)時にもめちゃくちゃ重要。顧客が何に困っているのか、を考えるために「全体像」が見えて、問題も多く見えてきて、「課題」はこれだ!としないと、像がぶれるので。

ということで次回は「提供するペルソナ」ってなんぞ?どうやって決めるの?を書きます。

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