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障害者 × スポーツ

こんにちは。wamです!

初めてのテーマは「スポーツ」です。鉄板です。
障害者スポーツ、バリアフリースポーツと聞いて
真っ先に思い浮かぶのはパラリンピックではないでしょうか?

2021年に東京パラが開催されたこともあり、その前の年までに
日本各地でパラスポーツイベントが行われ、身近に感じることが
多かったのではないかと思います。
私も何度か中学校でのイベントや自治体のイベントで
お手伝いをしました。

パラスポーツの中でもメジャーなのは、
車椅子バスケやウィルチェアラグビー※、車椅子テニス
とかですかね。
(※車椅子を英語でウィルチェアーといいます)
東京パラリンピックでは、22競技539種目が行われました。
しかし、パラリンピックでは行われないパラスポーツも
実は沢山あります。

実は沢山ある!障害者スポーツ

日本障害者スポーツ協会では76もの競技団体を認可しています。
しかし、この76という数は単純にスポーツの種類を指しているのではなく
同じ競技でも、障害別に複数の団体が登録している場合があります。
例えば、サッカーの場合
・電動車いすサッカー
・アンプティサッカー(切断者によるもの)
・ブラインドサッカー(視覚障害者によるもの)
・知的障害サッカー
・ろう者サッカー
・脳性まひ者サッカー
があり、ボールをパスで繋いで相手ゴールに入れるという
基本的なルールは変わりませんが、
行う人達の身体状況に合わせてルールを変えています。

また、同じ車椅子を使用する競技でも、それぞれ使用される
車椅子には違いがあります。代表的なものをご紹介します。

バスケ用車椅子

↑はバスケットボール用車椅子です。
自他のコートを頻回に行き来するため、
旋回しやすいようタイヤがハの字になっていたり、
手を伸ばしてボールをキャッチするため後方へ転倒しないよう
後輪がついていたりします。

陸上競技用車椅子

続いて↑は陸上競技用車椅子です。
全っ然違いますよね!
このタイプは、正座したり足を縮めて前傾姿勢で乗ります。
風の抵抗をより軽減しスピードを追求した形状になっています。

車椅子しかり、義足しかり、
パラスポーツはマシンスポーツとも言えるところがあり、
そこも魅力の一つであると私は思っています。
その他の車椅子の形状や、歴史等は語ると長くなってしまうので
また機会があれば記事にしたいと思います。

生涯スポーツとしての障害者スポーツ

さて、スポーツと聞くと、バリバリに動いて試合して勝敗を争うような
ものを想像しがちですが、もう少し広義なもので
健康維持のためや、趣味として行う生涯スポーツとしての
障害者スポーツも多く行われています。

例えば、バリアフリーダイビングや車椅子登山など。
勝敗がなくとも、自分が楽しみながら体を動かすこともスポーツです。

しかし、できる場所がとても限られていたり、介助者が必要だったり、
道具が高価だったり、、、
せっかく「やってみたい!」と思えても、実際に目的の競技に
取り組めるようになるまでのハードルが高いのが現状です。

一般の体育館では車椅子の使用が禁止されている所が多く、
各都道府県にある障害者スポーツ施設で行うことがほとんどです。

また、道具にしても競技用の車椅子を買おうと思ったらウン十万です。
障害者スポーツ施設では貸出している所もありますが、
やはり自分の身体や障害に応じた車椅子でないと、
動きも全然違い、面白みも違ってきます。

この辺の、障害者スポーツを取り巻く問題なども
追々記事にできたらと思っています。

今回はこの辺で。

私の運営する
障害者のためのアクティビティ検索サイト「Want to do!」も
ぜひご覧ください!

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