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おいしいお茶でした🍵

お茶を淹れてもらった。
美味しいお茶だった。
でも、美味しい以上だった。


この以上って感覚はなんだろう。
お茶を丁寧に淹れてもらいながら、
笑ったり、感心したり、忙しかった。


お茶を美味しく淹れられる人は沢山いる。
だけど、なんだろう、この人のお茶。
他のだれでもなく、この人のお茶。


お茶の先にあるもの。
人が作って、人が淹れて、人が飲む。
この一杯を飲む時間がたぶん、美味しさ以上。


遠くに住む人がいる。
その人のご飯が食べたい。
他のだれでもなく、その人。
その人が作らなくなったら、
悲しくなってしまうような、
美味しくて、笑顔になれるご飯。


いろんな時間を選べるなかで、
あの人に会いたいと思う。
ふと思い出して、近況を見る。
あぁ、ここに行けば会える。
会えるときに、会いたい人に、会おう。


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