安倍晋三元総理一周忌を迎えて
昨年の7月8日11時31分、安倍晋三元総理が銃弾に倒れられた、その時、その日のことは忘れられません。昨夜は、初当選の直後から十年近くにわたる元総理との思い出を反芻し、ほとんど眠ることができませんでした。
以下、いくつかの動画を再掲し、追悼の思いを託したいと存じます。
1.初の対総理質疑
思い起こせば、2012年の初当選後、はじめての国会質問が衆院予算委での安倍総理への質問でした。東京電力福島第一原発事故に対する私の思いを受け止めてくださったことは忘れられませんし、そのシビアアクシデントの教訓を今年の国会で法律(原子力基本法等)にできたことは、元総理にも改めてご報告いたしたいと存じます。
2.55年体制の亡霊
2015年には審議を妨害する民主党議員らを背に「55年体制の亡霊」について丁々発止の討論もさせていただきました。まったくのアドリブでしたので、二回生議員のたどたどしい質問でお恥ずかしい限りでしたが、私が一貫して戦ってきた馴れ合いの政治=55年体制について安倍総理と討論できたことは、その後の私の国会活動を基礎づけることとなりました。
3.総理辞任に当たって
3年前に総理を辞任された際にも、安倍元総理への私自身の思いを残しました。月刊誌に投稿した通り、そして今でも、安倍晋三元総理こそ「戦後最高の総理大臣」であるとの思いに変わりはありません。本当に、強く、やさしい、大政治家でした。
4.国葬儀を終えて
昨年の国葬儀に当たっても、同じ思いを申し述べました。現職の国会議員として参列させていただいたわけですから、政治の責任を果たしていかなければならない、そう決意を深くした次第です。
5.一周忌を迎えて
プライベートなことでもありますので多くを紹介はできませんが、国会の委員会質疑のみならず、総理公邸等での近しいご友人を交えた少人数の会食にも同席させていただき、そのお人柄に触れることができたことは、政治家としてのみならず一人の人間として、とても光栄なことでありました。
大事なことは、経済改革から外交安保、そして憲法改正まで、安倍元総理のご遺志を継いでいくことです。
直接ご指導いただいた政治家の一人として、改めて努力精進を重ねてまいる決意を申し上げ、追悼の一日にしてまいりたいと存じます。
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