見出し画像

日本の美食・美酒をテーマにした新しいコミュニティ運営(下)〜コロナ禍の逆境をバネに取り組む新規事業〜

アフターコロナを見据えた観光&県産品のPRが主流

2021年末の北海道の県産品・観光PR事業では、万全なコロナ対策のもと上海の日本料理店にて食と酒を楽しむイベントを行い、SNS上では投稿コンテストを開催しました。
主催の北海道上海事務所からは「JG食酒研究社のコミュニティを運営する行楽と共同でプロモーションを実施することにより、オンラインでの情報発信とオフラインでの交流が有機的に連動し、イベント当日の来場者に留まらない多くの皆様に、北海道の様々な魅力をお伝えすることができた」という高い評価をいただきました(キャンペーン効果により北海道公式Weiboのフォロワー数は約 9,000増加)。

北海道名産品&観光PRイベント『2021 Season of 北海道』 中国・上海にて

さらに今年前半は中国最大のOTA Trip.comと連携し、沖縄県、山梨県それぞれの美食美酒+観光プロモーションを実施するなど、多くの自治体PRに貢献することができました。

有料の日本産酒類イベントが大反響

昨年12月には現地プロモーション会社との共催で日本産酒類PRイベントを上海市内で開催した。20団体の出展ブースでは日本酒、クラフトビールや焼酎など約200銘柄の日本産酒を用意し、来場者に対して試飲体験、即売会などを実施しました。
従来このようなイベントは入場無料の場合が多いですが、当イベントは149元〜859元(特典内容によって4種類のチケットを販売)と有料であったにも関わらず、2日間で1500人が来場し多くのメディアにも取り上げられる大反響のイベントとなりました。

2日間で1500人が来場し美酒に酔いしれた『清酒文化節』

今後の展開

コロナ禍において新たな挑戦となった新ブランド設立でしたが、この1年で多くの実績を作ることができました。引き続き全国自治体 · 政府系機関等との連携強化はもちろん、今後は日系企業やエリアを拡大し長江デルタ地域のコミュニティ運営などにも取り組んでいきます。
13年間中国市場に特化し“本物の日本”を発信し続けてきた行楽は、メディアとして蓄積された独自のノウハウを新たなコミュニティ運営と融合させ、オンリーワンのマーケティング事業を展開していきます。

KOCコミュニティでの日本酒類講座。一般消費者向けの講座は珍しく、参加費が日本円で約5.5万円でもわずか数日で募集枠が埋まった。

*2022年4月・5月は上海市がロックダウンとなるなど、ゼロコロナ政策によりイベント開催は厳しい状況にありますが、オンライン配信やコロナ感染が落ち着いている都市などで積極的な活動を行っております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?