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昨日の強敵(とも)が今日の友

本日、やっとプレスリリースされることになったenpayさんとの連携リリース。実はこの二人のツーショット、知る人が見れば、特に保育ICT関連の人であれば、かなり強烈なインパクト、まさに保育ICT業界では歴史的なツーショットなのです。こちらの実現まで少し想いがあるので書きます。

森脇さんを知ったのは実はもう何年も前、それこそコドモンに入社する1年ほど前、私が保育業界に携わる仕事をしたいと探していた頃でした。当時、私はコドモンともう1つのサービスがこの分野における先駆者になりそうだなと思って比較していました。何を隠そう森脇さんはそのもう一つのサービス、当社の競合に当たるサービスを創業し、事業責任者をされていた方です。当時、その事業における想いなどが書かれた当時の記事(下記)などをよくみていたので、一方的にかなり存じ上げて、リスペクトしていました。

結局、私はコドモンへの入社を決めたのですが、当時の上司が偶然にも、森脇さんと知り合いだっため、ぜひ直接お会いしたいと思っていたのですが、結局、私の方もバタバタして合わず仕舞いでした。

はじめて会い、お互いの想いに共感

それから月日が経ち、私はコドモンに入社して数年経ち、また森脇さんが前職を離れた頃、ある人を介して、ついに森脇さんにお会いすることができました。色々とお話していく中で業界への想いはまったく変わらず、また、課題解決に対し、真摯に本質を追求したいという想いも同じだということがわかり、ただただ嬉しかったことを覚えています。また、私の前職の代表や上司など、不思議と共通の知人も多かったです。(本日、私の高校の後輩が森脇さんとお仕事一緒にしていたこともわかりました)

それからは、随時、情報交換をさせていただきつつ、森脇さんが新しく事業を立ち上げていくことをお聞きして、いつしか何らかの形でご一緒できないかと思うようになりました。

歴史的な二人が会い、一緒に始動

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そして、ついにコドモンの代表である小池と繋いで、二人でお話いただくことになりました。残念ながら、目下、緊急事態宣言下でしたのでリモートでの初対面ではありましたが、その日、他業界だった私が憧れ続けたその両者が揃いぶみになった姿をみて、ひとりまるでヒーローに会ったこどもの頃のように興奮したのをよく覚えていますw その後はスムーズにお話が進み、森脇さんが立ち上げた「enpay」とのシステム連携させていただくことになりました。

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「enpay」は、集金業務SaaSとして、まだまだ現金の取り扱いの多い幼保施設はもちろん、学習塾やフィットネスなど様々な施設でのキャッシュレスをおよび業務省力化を実現できる画期的なサービスです。

今回、コドモンコネクトの1つとして連携できることで、現場の業務負荷が多く、感染リスクも高い現金の取り扱い業務を無くせます。お互いの得意分野を活かしながら、業界をより良いものにしていけることを願っています。本日出たリリース内の二人からのコメントも、読んでて泣けました。

株式会社エンペイ 代表取締役 森脇潤一 のコメント
我々は、「お金の流れを円滑にし、幸せな社会を創造する」ことをビジョンに掲げ、集金業務のキャッシュレス化を実現するFintech×SaaSプラットフォーム「enpay(エンペイ)」を事業運営しております。
そして、社会の公器として価値を届けていくため、決済流通金額の一定割合を子どもたちのために寄付活動を積極的に行っております。
同じ想いをお持ちのコドモン様に「エンペイ」の本質的な提供価値にご賛同頂き、サービス連携させて頂くことは、両社の目指す社会の実現に向けた大きな一歩となると強く信 じています。過去に私自身も保育業務支援システムを企画開発していた経験があるため、業界No1のコドモン様と連携させて頂くことは大変光栄です。本アライアンスを通して、多くのこども施設の皆様に価値を届けて参りたいと思います。
株式会社コドモン 代表取締役 小池義則 のコメント
コドモンは、先生方の日常業務の省力化と同時に、ICT活用による保育の質を高めるための環境支援を行っております。
その中でも請求業務の省力化、特に施設内での現金の取り扱いや、未納の保護者に対する再請求業務は、心理的・物理的にも負荷がかかりがちで、今回のエンペイ様との連携により、現場業務のさらなる負担軽減が実現すると期待しています。
また森脇さんとは過去に、会社は違えど保育園へのICT導入を共に広げてきた関係でもあり、今回改めてご縁をいただけた事に感謝しつつ、引き続きこどもを取り巻く環境をよりよいものにするために邁進いたします。

昨日の強敵(とも)が今日の友。
何があるかわからないから、ビジネスは面白いです。

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