Webのみの集客を学ぶ

■はじめに

直近、御社のWebチームに配属された事でより多角的な視点が必要になっています。

今までは広告運用→バックエンドの部分を話せれば価値提供に繋がっていましたが、
現在では入の話がアナリティクスやSEOの話から入るなどしています。

ニワカ知識や基礎知識だけでは、特定の分野においてはクライアントよりもリテラシーが劣る可能性があり危機感を感じています。

今回は広告外の工夫としてWeb集客に関する書籍を今一度読み、ある程度知識がついた今でこそ得られるノウハウを得たく、書籍を選定しました。

■書籍紹介

■ページ構成の知識を得る

普段、ランディングページと睨めっこしている運用者にとってホームページはクライアントの方で運用しているという認識が強いです。

ですが、遷移先をホームページやホームページ型にするとCVRが上がる場合がある様に情報の見せ方を工夫する事でホームページ型からの獲得も近年得やすくなっています。

またクライアント視点でも、打ち合わせの初期段階からホームページに関してアドバイスはないか?とゼロベースで聞かれる事もあり、
対策がなされていないページへすぐ様アドバイスを行う瞬発力も求められます。

・キーワードの配置

基本的には上の階層程ビッグワード、下の階層に行くほどスモールワードで選定していく構成になります。

またキーワードとは言っても、地域別や効用別などとテーマが別れるため、柔軟にページを作っておく必要があります。

・ページ内のワード出現頻度を知る

特定のワードでランキング○○を狙いたい際に、意識するのは各上位記事のキーワードの出現頻度です。

検査をしてみると、出現頻度からコンテンツを上位化させるには1記事(コンテンツ)に何ワードが必要かを推測する事ができます。

基本的には強豪サイトよりも、多いに越したことはないので、キーワード数を超えるような内容にする事が1つの戦術になります。

・検索結果の構成

広告見出しや説明文のリスティング広告の構成要素の様に、検索結果にも構成要素があります。

メタタグ

これはタイトル+説明文を指します。

メタタイトル

検索結果に表記される青文字の箇所

メタディスクリプション

検索結果に表記される青文字の箇所の下部に表記される150文字以内の黒文字

打ち合わせ中に突如飛び交う、見出しとメタタイトルは同じか?などの言葉の疑問は解消できました。

何がどこを指しているか?理解をする事でより密接な提案が可能となります。

また今度はメタタイトルとディスクリプションで記載を行った内容をホームページ上でより詳しく説明をする様にします。
写真や動画、文字などを考える事に繋がります。
検索結果の文言は当たり前の様にクライアントの設定したものを使っていますが、ホームページと照らし合わせて双方に内容の振れがないか確認していく必要があります。

■SEOを狙ったブログ術

治療院などの一昔前はWebから疎い個人事業主の方も続々とブログに参入をしてきています。

自社ブログであればSNSでの展開やコンテンツの宣伝など告知が容易で、双方のチャネルからのアクセスが期待できます。

当然ブログもただ書くだけでは意味が無いので工夫が必要になります。

これもまた上述をした、メタタグの考えから応用する事ができます。

タイトル=ブログ名
説明文=記事内容

SEOブログとふつうのブログとの異なりはブログ名や記事に然るべきキーワードが挿入をされているか否かです。

また下記の工夫を凝らす事で、問い合わせの増加に繋げる事もできます。

関連記事(ブログ)のリンクを貼る

他ブログへのアクセスを促し、深い読了に繋げる事ができる

ブログ最終行へ半角で電話番号を記載

現代では殆どのアクセスがスマートフォンなので、スマホからのアクセスを容易にする工夫も重要です。

■サーチコンソールの使い方

サーチコンソールはWebサイトのindexを目的とする無料ツールです。

アナリティクスと連携を行う事で真価を発揮するツールです。

・視点は順位ではない

サーチコンソールを使う際の分析方法は、表記される順位の外で考える事です。

例えばクリック数や率が数値として思わしくない場合に、メタタグの改善を行うとった策へ繋がります。

・クリック率の変動に備えて

クリック率の伸びは一長一短です。改善を自社も行えば当然競合も追随して行います。

正にイタチごっことも言えます。

その際にはメタタグの変更を考える必要がありますが、仮に変更後でもパフォーマンスが変わらない場合に備えて以前の物を保存するのは必須です。

加えて、競合がどういったメタタグを含んでいるのか?
キーワードの出現頻度で追うなど分析も行い、市場と競合の両観点からメタタグの改善を進める事が大切になります。

■まとめ

ホームページ周辺の知識はまるで手をつけて居ませんでした。

今後御社のWebチームでホームページの改善策や練るにあたって知識の定着は不可避です。

暫くはマーケティング書籍よりも実用書を中心に知識をつけていき、クライアントワークへ落とし混んでいきます。

■具体的TO DO

・明確な競合のメタタグやSEO上位サイトの出現頻度の高いワード分析
→広告やLPOの展開へ活かす

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