【収益公開】アドセンスのクリック率を大きく上昇させる仕組みとは？
前回は、私がアドセンス運用を始めてから総収益1億円を突破するまでの流れを簡単に紹介しました。今回は、実際にそのときに実践した方法について紹介していきます。
アドセンスのクリック率を上昇させた仕組み
早速ですが、我々が一体どのようにして、クリック率を2～5倍にまで高めることができたのか？ その仕組みについて紹介します。
この仕組みを生み出すヒントとなったのが、大手メディアサイトがやっている『続きを読む』ボタンで記事を分割表示する手法です。
このように記事の一部を非表示にし、一区切りついたところに広告を配置すれば広告に目が行きやすくなるだろうと考えました。
しかし、それだけでは、わずかにクリック率が上がる程度で期待したほどの結果は得られませんでした。
おそらく広告の下に次々に表示される関連記事や人気記事などが迷いを生じ、広告がクリックされにくいのだろうと考えました。
確かに、選択肢が多くなるほど選ぶのが難しくなってしまうことは心理学の研究でも言われていることです。
そこで、思いきって『続きを読む』ボタンと広告以外を排除するという方法を試してみました。
ある程度、記事を読んでひと段落したユーザーに対して、"続きを読む"か"広告をクリックする"かの2択を選ばせるというものです。
多くの場合、最初の数行を読めば、その記事が自分に取って役立つ記事かどうかを判断できます。通常のように記事がズラズラと続いている場合、「違う」と思えばすぐに検索結果画面に戻るという選択を取るでしょう。
しかし、一定の感覚で広告を見せていけば、記事自体に興味を引かれなかった場合でも、"戻る"以外に"広告をクリックする"という選択肢が加わるわけです。
しかも、Googleアドセンスは閲覧しているユーザーそれぞれに最適化された広告を配信するため、ついクリックしてしまう方も多いでしょう。
一見、単純な発想のように思えるこの構成ですが、効果は予想を遥かに超えたものでした。
実際どのくらいクリック率が上昇したのか？
実際に、この仕組みを導入したときの状況が分かるAdSenseレポートをお見せします。
2018年1月にこの仕組みを導入後、クリック率が当初の2〜5倍に上昇し、中には10％を超えるサイトもありました。
複数運営しているブログに対して時間差で導入したためグラフはなだらかに見えますが、それぞれのブログ単体では設置した直後にクリック率が急上昇しています。
当時、医療系に対するGoogleのアップデートがありページビューは落ちてしまったのですが、それでも収益はアップしています。
その結果、2018年3月には月額報酬が900万円を超えました。
これは、ページRPMが驚異的に伸びたおかげです。
もしあなたが、
AdSenseで稼げるようにはなってきたが、ある地点から収益が頭打ちになってしまった・・・
AdSenseの収益をさらに2倍、3倍と大きくしていきたい・・・
このように考えているのであれば、この方法は画期的なものではないでしょうか？
これまであなたは、収益を増やすにはアクセスを増やすしかないと考えていたかもしれません。
しかし、このノウハウは、アクセス数が下降している中でさえも収益を上昇させることができる方法です。クリック率が2倍・3倍と上がれば、当然それに伴って収益も2倍・3倍と一気にはね上がります。
さらに、クリック単価が上がれば・・・もうお分かりですね？
この方法をあなたが実践すれば、これまででは考えられないほどのAdSense収益を実現できるということです。
ただし、ご注意ください！
この方法をマネして実践した場合、急激にクリック率が上がることでGoogleから無効なクリックが増えたと誤判断され、ペナルティを課せられる恐れもあります。絶対に起こるわけではありませんが、場合によってはこのような問題にも対処しなくてはなりません。
実際、我々がこの仕組みを導入した際、いくつかのサイトでは、広告を2回クリックしなければカウントされない『2クリック制』と呼ばれるペナルティを受けました。
その際、何度もGoogleの担当者に確認したのですが、Googleのスタッフによるチェックではポリシー違反などの問題は認められないものの、AIの自動判定によってペナルティが課せられているとのことで、Googleのスタッフからも適切な解決策が提供されませんでした。
結果的には2クリック制は解除され収益は回復したのですが、この問題が解決するまでの数ヶ月、報酬が半分以下になってしまいました。ですので、この方法を見て安易に真似をするのはおすすめできません。
では、一体どのようにしてこの問題を解決できたのか？
次回は、2クリック制のペナルティ、解除方法について詳しく解説していきたいと思います。
続きが気になる方は、ぜひフォローをお願いします。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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